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【エプソムCの回顧】ザダル重賞初制覇。秋の飛躍へつながる勝利

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こんばんわ、ウキョーです。
府中では、エプソムC直前に雨が降りましたが、時計にはほとんど影響がありませんでしたが、馬場は多少緩くなっていたようです。

各開催場の馬場差

6月12日(土)
   東京 芝-1.7
   東京ダート-0.6
   中京 芝-1.7
   中京ダート-0.8
   札幌 芝-0.4
   札幌ダート-1.1
6月13日(日)
   東京 芝-1.4
   東京ダート-0.3
   中京 芝-0.7
   中京ダート-0.5
   札幌 芝-1.9
   札幌ダート-1.4

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の東京は、相変わらず芝の時計は超高速で推移した。ダートは若干時計がかかり出し、日曜はほぼ基準タイム。

中京は、芝もダートも、土日ともに時計が速くなっていた。

札幌は開幕週らしく、芝の時計はかなり速かった。ダートも、土日ともに高速馬場となっていた。

ザダル重賞初制覇。秋の飛躍へつながる勝利/エプソムC


馬場差-1.4で、レースタイム差-1.8

日曜の東京芝は時計が速く、エプソムCもレースタイム差-1.8の高速決着となった。

エアアルマスの逃げは、前半800m47.0秒-後半800m46.3秒の平均やや遅めのペース。とはいえ、最初と最後の1Fを除くと、すべて11.8秒以下のハイラップで、道中はよどみない流れ。

勝ったザダルは、8カ月の休み明けで、馬体重プラス12キロの504キロ。叩いて次が勝負かと思ったら、いきなり結果を出してきた。
序盤は中団の後で折り合い重視から、直線で外に出して一気に抜け出し、ラスト3が34.4秒の完勝。
父トーセンラーも5歳になってG1初制覇の遅咲きだっただけに、ザダルのこれからも楽しみ。

◎シュリは、出遅れでジ・エンド。ここまで遅れたことが一度もなかったのに、本命にしたレースで、生涯初めての出遅れとは残念でならない。
出遅れからポジションを取りに行ったことで脚が溜まらず、4角ではすでに一杯。消化不良。

1番人気▲アルジャンナは、序盤から好位追走と絶好のポジションだったが、直線はまったく伸びない。1800mが長いとは思えないし、得意の高速決着。ハイペースも前走で2着。
敗因がわからないが、陣営のコメント通り「緩い馬場が合わなかった」とすれば、まだ見限れない。

超ハイラップを逃げ切ったビアンフェは大舞台でも/函館SS

馬場差-1.9で、レースタイム差-0.6

土曜の札幌芝はかなりの高速馬場だったが、函館SSはレースタイム差-0.6まで。とはいえ、短距離戦はレースタイム差が出ないので、これでも十分な時計と言える。

レースも、前半600m32.8秒-後半600m34.8秒のハイペース。いくら開幕週とはいえ、かなりのハイラップだ。

勝った◎ビアンフェは、このラップを逃げ切り勝ち。発馬直後は×カレンモエに先に行かれたが、二の脚を使って2F目から10.3秒-10.8秒という驚愕のラップを刻んだ。
過去、1200mのオープン戦で勝ちタイムが1.07.6より速く、前半800m32.8秒以下のラップで逃げ切ったのは、モズスーパーフレアだけ。後に高松宮記念を制覇するスピードスターと同等のパフォーマンスは、本番でも期待せざるを得ない。

1番人気×カレンモエは、2~3番手追走からクビ差の2着。上記通りの厳しいラップを凌ぎぎったのだから、今回は勝ち馬が強かっただけ。2着敗退とはいえ、悲観することはない。
これで3戦連続重賞2着となったが、近いうちに出番は回ってくるだろう。

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