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【ユニコーンSの回顧】人気薄のスマッシャー、サヴァの激走はフロックじゃない

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こんばんわ、ウキョーです。
先週は、ユニコーンSでサヴァが、マーメイドSではシャムロックヒルが2桁人気で激走しました。どちらも完全ノーマークでした。馬券はかすりもせず。

言い訳は下記を見てください。

各開催場の馬場差

6月19日(土)
   東京 芝-0.8
   東京ダート-1.7
   阪神 芝+0.9
   阪神ダート-1.8
   札幌 芝-2.1
   札幌ダート-1.5
6月20日(日)
   東京 芝-1.1
   東京ダート-1.9
   阪神 芝-0.3
   阪神ダート-1.7
   札幌 芝-1.0
   札幌ダート-2.8

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の東京は、雨の影響を感じさせない芝の時計の速さ。そして、ダートも高速決着が続出。

阪神は開幕週だったが、雨の影響が残って芝の時計がかかっており、ダートは時計が速くなっていた。

札幌は芝もダートも時計が速く、とくに日曜のダートは超高速馬場となった。

人気薄のスマッシャー、サヴァの激走はフロックじゃない/ユニコーンS


馬場差-1.9で、レースタイム差-2.6

日曜の東京ダートは時計が速く、ユニコーンSもレースタイム差-2.6の超高速決着となった。

プロバーティオの逃げは、前半800m45.9秒-後半800m48.5秒のハイペース。最も遅いラップが最後の1Fの12.4秒だから、先行勢にはかなり厳しい展開である。

勝ったスマッシャーは、このハイペースでも戸惑うことなく序盤から楽な追走。展開に恵まれたことを差し引いても、上り35.4秒は強烈!もちろん、これだけのハイラップなので上りが速くなるのは当然だが、この上りできっちり勝ち切ったことに価値がある。
これなら、古馬を相手にしてもある程度の勝負はできそうで、今後が楽しみな逸材。

2着サヴァも、負けて強しの内容で、×スマッシャーともども今後が楽しみな一頭。このハイペースを2番手追走から、上り36.2秒なのだから、相当に強い競馬をしている。レースを作れる利点もあり、オープン勝利もすぐだろう。

◎ローウェルは、上位2頭と違って、序盤からハイペースについて行くのがやっとという状況。脚を溜める場面もなく、直線は失速する一方だった。
残念ながらオープンでは、まだまだ家賃が高い。

1番人気×ラペルーズは、序盤に外へ逃げるような素振りを見せ、気性難を露呈してしまった。さらに3角付近でピンクカメハメハが競争中止した場面で、外に動いて隣の馬にぶつかって掛かってしまった。
今回は悪い面をすべて出してしまった競馬となり、今後は気性難の改善が課題となりそう。

藤懸騎手の好騎乗でシャムロックヒルが重賞初制覇/マーメイドS

馬場差-0.3で、レースタイム差+0.8

日曜の阪神芝はそれほど時計が速くなかったとはいえ、マーメイドSのレースタイム差+0.8は、重賞としては評価できない。

レースは、前半1000m60.8秒-後半1000m59.6秒のスローペース。ラスト3Fが11.7秒-11.6秒-12.0秒となっており、こちらもさほど強調すべき点はない。

勝ったシャムロックヒルは、このラップで逃げ切り勝ち。発馬がよく、2F目で11.1秒と一気に主導権を握ると、そこから5F連続で12秒台のマイペース。
後続のサンクテュエールらが可愛がってくれたこともあったが、鞍上藤懸騎手の作戦勝ちだろう。今後も同じような競馬ができるとは限らないが、マイペースならしぶとい。

◎アブレイズは、序盤から行きっぷりが一息で、直線も流れ込む形で6着敗退。
時計がかかる馬場は大丈夫なタイプなので、続戦がよくないのかもしれない。

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