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【シンザン記念2022の回顧】レースレベルに疑問も内容は悪くないマテンロウオリオン

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こんばんわ、ウキョーです。
初っぱなの3日間競馬も恒例行事になってきました。中京も中山も、3日間馬場が読みづらく、レースによって時計がまちまち。予想が難しい3日間でした。

各開催場の馬場差

1月8日(土)
   中山 芝+0.2
 中山ダート+0.1
   中京 芝-1.1
   中京ダート+0.5
1月9日(日)
   中山 芝-0.1
 中山ダート+0.6
   中京 芝-0.4
   中京ダート+0.4
1月10日(月)
   中山 芝+0.7
 中山ダート+0.6
   中京 芝-1.2
   中京ダート-0.2

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の中山は、土日は芝もダートもほぼ基準タイム通り。月曜になって、どちらも時計がかかってきた。

中京は、3日間ともに芝の時計は速く、ダートは若干時計がかかっていた。

レースレベルに疑問も内容は悪くないマテンロウオリオン/シンザン記念

馬場差-0.4で、レースタイム差-0.4

日曜の中京芝はそれほど時計は速くなかった。シンザン記念もレースタイム差-0.4までで、重賞としてはちょっと物足りない時計になった。

逃げたシーズザデイのペースは、前半800m47.0秒-後半800m47.1秒の平均ペース。それでも上り11.9秒-11.5秒-11.7秒なら及第点は与えられる。

勝った×マテンロウオリオンは、内でビーアストニッシドが発馬直後に下げてできたスペースをすんなり確保し、道中はずっと経済コースを進むアドバンテージ。
直線入り口で前に壁があったが、鞍上の横山典騎手は慌てず騒がず、前が開くのを待ってからの仕掛け。3番手追走から上り34.9秒で上がってくるのだから完勝と言っていい。

今回は、引っ掛かったビーアストニッシドと、スムーズさを欠いた〇ラスールのおかげでポジション取りに成功し、展開も向いたのは確か。とはいえ、未勝利の身で万両賞を勝ち上がってきた異色の経歴はフロックではなかった。

クラシックよりマイル向きかもしれないが、今後が楽しみな1頭なのは間違いない。

◎レッドベルアームは、道中の折り合いもついており、スムーズな競馬ができていた。4角9番手から上り次点の34.7秒でコンマ3秒差の3着だから、現時点ではここまでが精一杯。
重賞でも通用する力は見せたが、もう一段階の成長がないと勝ち切るのは厳しいかもしれない。

1番人気〇ラスールは、スタート直後にビーアストニッシドと接触して引っ掛かった。その後も頭の高い走法が続き、直線手前でも前をカットされる不利。完全にスムーズさを欠くレース内容で、今回の結果は度外視。次走が試金石になりそう。

大味な競馬でインパクト抜群だったライラック/フェアリーS


馬場差+0.7で、レースタイム差+0.7

月曜の中山芝は時計がかかっており、フェアリーSもレースタイム差+0.7と時計がかかっていた。

ウラカワノキセキがハナを奪い、前半800m47.6秒-後半800m48.0秒の平均ペース。上りが11.8秒-11.6秒-11.9秒だから、レース内容としては悪くはない。

勝ったライラックは、出遅れから殿追走。ペースが落ち着いた800m~1000m付近で若干ポジションを上げるも、常に大外を回る大味な競馬。
直線でも大外から他馬を一飲みにして一気の差し切りでインパクト抜群。ただ、ラップは及第点でも時計は標準以下。インパクトほどのレース内容とは言えず、次走で過剰人気になりそうなら買いにくい。

◎エバーシャドネーは、道中はロスなく内の経済コースを追走し、直線で外に出そうとしてときに、隣のスターズオンアースにぶつけられてしまい、内に閉じ込められたまま進路を確保できなかった。
脚を余す格好で9着敗退と、今回は内枠が仇になった感じ。次走で見直したい。


応援よろしくお願いします。

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