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【日経新春杯2022の回顧】新世代のワンツー。ヨーホーもステラもどちらも強い!

日経新春杯の回顧
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こんばんわ、ウキョーです。
先週は中京芝の時計が読みづらかったですね。土曜のメイン愛知杯がレースタイム差+0.5で、日曜のメイン日経新春杯がレースタイム差-2.9ですから、なかなか難しかったです。

各開催場の馬場差

1月15日(土)
   中山 芝+1.2
 中山ダート+1.0
   中京 芝-0.1
   中京ダート+0.6
   小倉 芝-1.9
   小倉ダート+0.9

 

1月16日(日)
   中山 芝+0.2
 中山ダート+0.9
   中京 芝-0.5
   中京ダート+0.5
   小倉 芝-1.2
   小倉ダート+0.9

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の中山は、芝は土日ともに時計がかかっており、ダートはそれに輪をかけて時計が遅かった。

中京は、土曜の芝の時計は若干遅かったが、日曜になって回復していた。ダートは土日ともに時計がかかっていた。

小倉は、開幕週らしく土日ともに芝の時計が速く、ダートの時計はかかっていた。

新世代のワンツー。ヨーホーもステラもどちらも強い!/日経新春杯

馬場差-0.6で、レースタイム差-2.9

日曜の中京はまずまず時計が出ていたとはいえ、日経新春杯のレースタイム差-2.9はかなり速い。

逃げたトップウイナーのペースは、前半1000m60.2秒-後半800m59.1秒のスローペース。それでいて縦長の展開となっており、2番手以下はさらにスロー。
これで、〇ステラヴェローチェ◎フライライクバードが引っかかっていた。

勝った▲ヨーホーレイクは、7カ月以上の休み明けでこのスローペースでも折り合いバッチリ。このレースセンスは、ひとつのロスが致命傷になる高レベルの重賞ではアドバンテージになる。
道中は〇ステラヴェローチェをぴったりマークする形で、直線も〇ステラヴェローチェが仕掛けてから余裕の仕掛けで、完璧な競馬。
賞金面でローテーション的に不安があったので、この賞金加算は今後に向けて好材料となる。

1番人気〇ステラヴェローチェは、序盤掛かりっぱなしで、かなりの消耗を強いられたはず。しかし、▲ヨーホーレイクに並ばれてからひと伸びして3/4馬身差まで詰めており、まさに負けて強しの競馬だった。
あれだけ折り合いを欠き、トップハンデの57キロを背負いながらの2着確保なのだから、地力は一枚も二枚も上のものがある。

◎フライライクバードは、道中折り合いを欠いてしまい、4角手前から前を射程圏に入れざるを得なくなってしまった。さらに直線でヤシャマルに前に入られて万事休す。
これまでは、それほど折り合いに難のある馬ではなかっただけに、どうしてしまったのか。もう少しクラス慣れが必要な感じで、オープン特別からの仕切り直しを希望。

父子制覇でクラシック戦線に名乗りをあげるオニャンコポン/京成杯


馬場差+0.2で、レースタイム差+0.2

日曜の中山芝は時計がかかっており、京成杯もレースタイム差+0.2と時計がかっていた。

ハナをとったのは×ニシノムネヲウツで、前半1000m60.9秒-後半1000m61.3秒の平均ペースで、ラスト3F12.0秒-11.4秒-12.1秒。
このラップ形態は、2000年以降の京成杯では、ベストディールが勝った2012年以来の高レベル。それより時計が遅い分(ベストディールは2.00.6)評価は下がるが、決して悪くない。

勝った△オニャンコポンは、抜群のスタートを切って楽々好位のポジションをキープ。3角手前でロジハービンらがポジションを上げていってもつられることなくマイペース。
直線で外に出すと反応抜群で、抜け出していたロジハービンを悠々差し切って初重賞制覇を成し遂げた。
時計は遅かったが、その勝ちっぷりは見事。レベル云々を言われているが、個人的にはクラシック戦線で面白い存在になると思う。

◎サンストックトンは、後方から脚を伸ばすもコンマ8秒差7着が精一杯。スタートは悪くなかったが、鞍上の松岡騎手はポジションを取りに行かず後方待機を選んだ。
しかし、なかなかギアが上がらず、結局そのまま流れ込む感じの消極的な競馬に終始。
あれが実力なのか、今回だけでは判断しかねる。


応援よろしくお願いします。

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