こんばんわ、ウキョーです。
東京新聞はイルーシヴパンサーが強烈な勝ちっぷり。2019年の東京新聞杯覇者インディチャンプも、準オープン勝ちからの連勝で、その後安田記念とマイルCSを制しました。
さて、イルーシヴパンサーにも同じような期待をかけたくなります。
各開催場の馬場差
東京 芝 | -0.7 |
東京ダート | +0.4 |
中京 芝 | +0.6 |
中京ダート | +1.0 |
小倉 芝 | -0.3 |
小倉ダート | +1.2 |
東京 芝 | -0.4 |
東京ダート | +0.8 |
中京 芝 | -0.3 |
中京ダート | +0.4 |
小倉 芝 | -0.2 |
小倉ダート | +0.9 |
※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。
先週の東京は、前週と同じく芝の時計は速く、ダートの時計はかかっていた。
中京は雪の影響もあり、土日ともに芝もダートも時計がかかっていた。
小倉は開催が進んで、芝の時計がかかってきた。ダートも土日ともに、とにかく時計がかかっていた。
イルーシヴパンサー 展開が向いたにせよ強烈な末脚でインパクト抜群/東京新聞杯
馬場差-0.4で、レースタイム差-0.6
日曜の東京芝は、基準よりやや時計が速い程度で、東京新聞杯のレースタイム差-0.6は及第点。
逃げたトーラスジェミニのペースは、前半800m46.4秒-後半800m45.9秒の平均ペース。しかし、2Fからすべて11秒台のラップを刻んでおり、かなりタフなペースとなった。
勝った〇イルーシヴパンサーは前走とは一転、スタート直後に後方に下げ、4角でも13番手。さすがに厳しいかと思ったが、上り最速33.1秒で他馬をゴボウ抜き。次点の上りが33.9秒だから、一頭だけ次元の違う末脚である。
前走のノベンバーSでは、好位4番手から上り最速を繰り出しており、これで、かなり先述の幅が広がった。
次走以降も楽しみになった。
1番人気▲ファインルージュは、終始周りからプレッシャーを受けながらも、進路が開くとしっかりとした末脚で2着を確保。
秋華賞以来の実戦だったことを考えれば、十分な結果だったといえる。叩いた次は、さらにパフォーマンスを上げてくるだろう。
◎ホウオウアマゾンは、好位5番手追走から、直線はまったく伸びずに1.5秒差12着に惨敗。
調教後の坂井騎手が「まだ絶好調とは言えない」とコメントしていたが、それでも地力でなんとかなると思っての本命抜擢。ただ、そこまで甘くなかったということ。
過大評価だったかも。
叩き合いをハナ差制してマテンロウレオがクラシック戦線へ名乗り/きさらぎ賞
馬場差-0.3で、レースタイム差-0.6
日曜の中京芝はそれほど時計は速くなかった。きさらぎ賞のレースタイム差-0.6は及第点。
メイショウゲキリンがハナを奪い、前半1000m60.6秒-後半1000m59.9秒の平均ペース。ただ、ショウナンマグマが暴走して外へ逃げてしまったため、隣の〇ストロングウィルあたりが不利を被った。
逆に、ショウナンマグマがいなくなったポジションにすっぽり嵌ったのが◎ダンテスヴューだった。
勝った×マテンロウレオは、スタート一息でダッシュもつかない。横山典騎手が促すと若干掛かる素振りを見せたが、すぐに落ち着いて後方8~9番手あたりを追走。
直線は外に出して追い出すと、上り最速35.0秒で◎ダンテスヴューとの叩き合いをハナ差制して重賞初制覇を成し遂げた。
序盤にスピードが乗らない面があり、そこの成長は必要になるが、この時期に賞金を加算できたのは何よりのアドバンテージになる。
◎ダンテスヴューは、ショウナンマグマのいたポジションをキープし、スムーズな競馬ができた。
最後もゴールまでしっかり脚を伸ばしており、ハナ差負けたのは運が悪かったとかいえない。
2着賞金では本番出走には微妙なライン。次はきっちり決めてくれるだろう。