こんばんわ、ウキョーです。
京都記念のアフリカンゴールドって、あんなに強かったんですか!? 国分恭騎手と手が合っているどころの話じゃなくて、国分恭騎手じゃないとイヤなんでしょうね。本当にナイスコンビ!
各開催場の馬場差
東京 芝 | -0.9 |
東京ダート | -1.6 |
阪神 芝 | -1.5 |
阪神ダート | +0.6 |
小倉 芝 | -1.7 |
小倉ダート | +0.8 |
東京 芝 | +0.1 |
東京ダート | -1.2 |
阪神 芝 | -0.5 |
阪神ダート | +1.2 |
小倉 芝 | +0.6 |
小倉ダート | +0.7 |
※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。
先週の東京は、ダートは土日ともに時計が速かったが、雨の影響で芝の時計は日曜に遅くなっている。
阪神は開幕週らしく、芝の時計は速く、ダートの時計はかかっていた。
小倉は土日ともに、芝もダートも時計がかかっていた。
フロック勝利じゃない! アフリカンゴールド完全覚醒!/京都記念
馬場差-0.5で、レースタイム差-0.3
日曜の阪神芝は基準より速い時計が出ており、京都記念のレースタイム差-0.3はそれほど速くは見えない。とはいえ、阪神芝2200mはそもそも時計が速いコースなので、基準タイム差にすれば-1.5と、かなりの高速決着である。
アフリカンゴールドがハナを奪い、前半1000m61.7秒-後半1000m57.5秒の超スローペース。そのまま後続を寄せつけず、圧巻の逃げ切り勝ちを収めた。
超スローペースに恵まれたと思うかもしれないが、後半1000m57.5秒は出色のラップである。最後タフな競馬になりやすい阪神芝2200mで、後半1000mが57秒台だったレースは、2000年以降に2レースしかない。
逃げ切ったのは、アフリカンゴールドが史上初。7F~8Fで11.6秒-11.4秒と加速させながら、最後の1Fを12.1秒で締められては、後続は手も足も出ない。
国分恭騎手が前に行かせる競馬を教えてから、馬が激変している。ここまで一変するのも珍しく、今回の勝利はフロックではないだろう。恵まれて出せるようなラップではない。
◎ジェラルディーナは、折り合いを気にして序盤から後方待機。残念ながら、今回は勝ちに行く競馬ではなく、2200mを試してみた感じ。走ってみなきゃわからないので、距離試走もありだと思うが、自分が買っている馬にやられると、やっぱりモヤモヤしてしまう。
ダノンベルーガ 評価が難しいが、キャリア2戦目なら及第点/共同通信杯
馬場差+0.1で、レースタイム差+0.2
日曜の東京芝は雨の影響で時計がかかっており、共同通信杯もレースタイム差+0.2と若干時計がかかっていた。
ビーアストニッシドがハナを奪い、前半800m48.6秒-後半800m46.8秒のスローペース。△ダノンベルーガの勝ちタイム1.47.9は、同日同距離で行われた未勝利戦のそれよりコンマ6秒遅い。
それだけに、評価に困る。
たしかに、最後まで余力のある走りでジオグリフに1馬身半差は力の証。それをキャリア2戦目で成し遂げるのだから、奥が深いのも事実。それだけに、未勝利戦より遅いタイムをどう評価したらいいのか。
しかし、振り返ってみれば、去年の〇エフフォーリアもそうだった。同日同距離の未勝利戦よりコンマ9秒遅かったが、以降の大活躍は誰もが知るところ。
それを考えれば、むしろ未勝利勝ちのローシャムパークを誉めるべきか。
ちなみに、去年の未勝利勝ち馬はゴールデンシロップ。昨秋に3連勝で準オープンを制してオープン入りを果たしている。
◎ジュンブロッサムは、好位3~4番手追走と絶好のポジションに思えたが、直線入り口で武豊騎手の仕掛けに即座に反応できなかった。エンジンがかかってからは伸びてきているので力負けではないと思うが、あの反応の鈍さは致命傷。
今後の成長に期待したい。