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【桜花賞の回顧】15着までがコンマ9秒以内の大混戦を断ったのはスターズオンアース

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こんばんわ、ウキョーです。

またもや1番人気が馬群に沈みました。これで、フェブラリーS(レッドルゼル6着)、高松宮記念(レシステンシア6着)、大阪杯(エフフォーリア9着)と、G1で4連敗。
今週の皐月賞では、誰が1番人気になるのでしょうか。ドウデュース、イクノイックス、キラーアビリティ、ダノンベルーガ、アスクビクターモアと、候補がたくさんいますね。

各開催場の馬場差

4月9日(土)
   中山 芝-1.0
 中山ダート-0.1
   阪神 芝-0.8
   阪神ダート+0.1
4月3日(日)
   中山 芝-1.6
 中山ダート+0.6
   阪神 芝-1.9
   阪神ダート+0.2

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の中山は、雨にたたられた開催6日目なのに、芝は高速馬場となっていた。ただ、ダートは土日ともに時計がかかっていた。

阪神も中山と同じく、芝の時計は速く、ダートは時計がかかっていた。

15着までがコンマ9秒以内の大混戦を断ったのはスターズオンアース/桜花賞

馬場差-1.9で、レースタイム差-1.9

日曜の阪神芝は時計が速く、桜花賞もレースタイム差-1.9の高速決着となった。

逃げたのはカフジテトラゴン。すぐに隊列が決まって前半800m46.8秒-後半800m46.1秒の平均やや遅めのペースで、ラスト3Fが34.1秒と、想定以上に力勝負となった。

勝った△スターズオンアースは、発馬後ポジションを取れずに、前走から一転して中団からの競馬となったが、ペースが上がらなかったこともありリズムを崩さず走れていた。
直線もなかなか前が開かずに追い出しが遅れ、さらにピンハイにぶつけられる不利もあったが、脚色が衰えることなく上がり33.5秒でハナ差競り勝った。

△スターズオンアースは今回のメンバーではスピードランク13位。この時計で勝ち切れたのは、今後に向けて好材料となるだろう。

◎ラブリイユアアイズは、序盤からスピードに乗って2番手を確保、道中もスムーズに見えたが、直線はまったく反応せずにシンガリ負け。
時計面でもラップ面でも、対応できない範囲ではなかったはずなのに、この負け方というのは、休み明けだったことくらいしか敗因がわからない。

1番人気〇ナミュールは、こちらも時計もラップも悪くはなかった。大外枠が悪かったと言われるが、陣営は「大外でも問題ない」と戦前にコメントしていたのだから言い訳にならない。
むしろ、前走から馬体を減らして自身の最低体重だったことも考えると、叩いた上積みがなかったのかもしれない。

今後が楽しみになる勝利となったジャングロ/ニュージーランドT


馬場差-1.0で、レースタイム差-1.0

土曜の中山は馬場差-1.0の高速馬場で、ニュージーランドTもレースタイム差-1.0の高速決着となった。

逃げたジャングロが前半800m46.8秒-後半800m46.7秒の平均ペース。このペースで、ラスト3Fが11.7秒-11.4秒-11.6秒だから、後続に出る幕はない。

このラップで勝ったジャングロは、前途洋々と言っていいだろう。2F~3Fを11.2秒-11.2秒とスピードに乗せて後続を離しておいて、それでいてラストが上記のラップで逃げ切りというのは、2000年以降で見てもステキシンスケクン(’06京成杯AH)、トウケイヘイロー(’13ダービー卿CT)、トロワゼトワル(’19京成杯AH)、コントラチェック(’19ターコイズS)がいるくらい。

府中で同じ競馬ができるとは思わないのでNHKマイルCではどうかも、今後が楽しみになる1勝だったことは間違いない。

◎マテンロウオリオンは、このラップで、4角7番手からアタマ差2着に迫っているのだから、文句なしの内容。本番でも楽しみだ。


応援よろしくお願いします。

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