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【安田記念の回顧】前走の雪辱を晴らしたソングラインが優勝!

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こんばんわ、ウキョーです。

安田記念を制したのはソングラインでした。上り32秒台が5頭もいるという究極の瞬発力勝負となりました。

各開催場の馬場差

6月4日(土)
   東京 芝-1.2
 東京ダート-0.6
   中京 芝-1.7
   中京ダート-0.7

 

6月5日(日)
   東京 芝-0.8
 東京ダート-0.9
   中京 芝-1.4
   中京ダート-0.6

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の東京は、芝もダートも高速馬場になっていた。とくに日曜の芝はとんでもない速さ。時計勝負に対応できない馬たちは、揃って馬群に沈みました。

中京も東京と同じく、土日ともに芝もダートも時計が速かった。

新潟は、芝の時計は若干速い程度。ダートはどちらかといえば時計がかかっていた。

前走の雪辱を晴らしたソングラインが優勝!/安田記念

馬場差-0.8で、レースタイム差-0.6

日曜の東京芝は時計が速く、安田記念もレースタイム差-0.6の高速決着となった。

逃げたのはホウオウアマゾンで、前半800m46.7秒-後半800m45.6秒のスローペース。ハイペースにはならないだろうとは思っていたが、それにしても予想以上に遅い流れ。
同日同コースで行われた1勝クラス(前半800m46.3秒)より遅い流れなのだから、G1としては物足りない結果となった。

勝った〇ソングラインは素直に賞賛したいが、マイルの頂点を決めるレースがこの体たらくでは、グランアレグリアインディチャンプダノンキングリーらが去ったマイル戦線は、今後も群雄割拠の時代に突入するだろう。

勝った〇ソングラインは、中団から外目のポジション。超スローラップを思えば、抜群の位置取り。4角でも、内で凝縮する他馬を尻目にスムーズに外を回って、直線は脚色衰えずのラスト32.9秒だから完勝と言っていい。今後もマイル戦線で上位を賑わしてくれそうだ。

◎ファインルージュは、若干スタートで安めを売ったが、ポジションは取れていた。他馬が馬場が悪くなった内を避けるような競馬の中、同馬は内に閉じ込められた格好。
4角から直線でも、×ダノンザキッドに被せられてなかなか外へ出せず、スムーズに外を回った〇ソングラインらの追撃を許してしまった。
今回は残念な結果となってしまったが、それでもコンマ2秒差の5着なら、次走以降の巻き返しは期待できる。

1番人気△イルーシヴパンサーは、後方からの決め打ち。ラストは上がり最速32.6秒で上がっては来ているが、このペースでは届かないのも無理のない話。
ここまでも前目にポジションを取れたのは少頭数のノベンバーSくらいなので、馬込みを嫌がるタイプなのかもしれない。
それでも、このメンバーでこれだけの脚が使えるのだから、G2、G3くらいなら重賞勝ちを積み上げられそうだ。

長期休養明けをものともせずにヴェルトライゼンデが復活V/鳴尾記念


馬場差-1.7で、レースタイム差-2.9

土曜の中京芝は超高速馬場となっており、鳴尾記念もレースタイム差-2.9の超高速決着となった。

〇キングオブドラゴンの逃げは、前半1000m60.1秒-後半1000m57.6秒の超スローペース。しかし、後半1000mのラップは凄い!

2000年以降、芝2000mで行われたレースで、勝ちタイムが1分57秒台で、後半1000mが57.6秒より速かったのは9鞍のみ。そのうち5鞍は天皇賞(秋)である。

勝った×ヴェルトライゼンデは、中団5番手からラスト33.7秒の末脚で、1年以上の休養明けを勝利で飾った。前記のラップ通り、速くて長い脚を使えており、とても1年以上も休んでいたとは思えないパフォーマンスである。
これならG1でも面白い競馬ができそうだ。

◎カイザーバローズは、1番人気を大きく裏切る6着敗退。前走の新潟大賞典とは別馬のようだった。
二の脚がつかないのはいつものことだが、道中は序盤から頭を上げて走っており、気持ちが追いついていない感じ。直線に入っても、なかなかスピードに乗れず、川田騎手のムチにも反応がイマイチ。今回は、残念ながら仕上げに失敗したのかもしれない。


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