こんばんわ、ウキョーです。
宝塚記念を勝ったタイトルホルダー。強すぎました。強いのは知っていましたが、私の想像をはるかに超える強さでした。
ハイペースの消耗戦になってどうかと思っていましたが、まったくの杞憂に終わりましたね。現役最強と言っても差し支えないでしょう。
各開催場の馬場差
東京 芝 | -1.7 |
東京ダート | -1.3 |
阪神 芝 | -1.7 |
阪神ダート | -0.4 |
函館 芝 | -0.3 |
函館ダート | -1.1 |
東京 芝 | -1.2 |
東京ダート | -1.9 |
阪神 芝 | -1.4 |
阪神ダート | +0.7 |
函館 芝 | -0.1 |
函館ダート | -0.6 |
※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。
先週の東京は、最終週とは思えない芝状態。芝は超がつく高速馬場。ダートも高速馬場になっており、時計勝負に強いスピードタイプには厳しい馬場となった。
阪神は、芝の時計は土日ともに高速馬場。ダートは時計がかかっており、とくに日曜の時計は遅かった。
函館は、芝の時計がかかり出した。ダートは、逆に時計が速くなっていた。
現役最強を証明したタイトルホルダー/宝塚記念2022
馬場差-1.4で、レースタイム差-2.5
日曜の阪神芝は高速馬場になっており、宝塚記念もレースタイム差-2.5のレコード決着となった。
ハナを取ったのは、予想通りパンサラッサ。しかし、そのパンサラッサが発馬で後手を踏んだため、2F~3Fで10.4秒-11.0秒と超ハイラップを刻むことになり、1000m通過57.6秒のハイペース。
ただ、福島記念が57.3秒、中山記念が57.6秒だから、パンサラッサにとってはマイペース。しかし、他馬にとってはたまったものじゃない。
勝ったタイトルホルダーは、これだけ速いラップを2番手追走。追走に苦労する他馬と違い、涼しい顔してついて行けていた。ハイペース慣れしていないはずなのに、スピードもセンスも抜群だ。
直線も、早々にパンサラッサをかわして先頭に立つと、そこからまったく脚色が衰えず、ヒシイグアスの追撃も2馬身後ろの話。とにもかくにもスタミナもお化け。タイトルホルダーの強さばかりが際立っていた。
◎ステイフーリッシュは、もう序盤から追走に一杯という感じ。昨年の福島記念では、難なく4番手を追走していたので大丈夫だろうと思っていたが、3000m超を2戦した影響なのか、遠征帰りで体調が整わなかったのかわからないが、結局は脚が溜まらないまま流れ込んだだけの9着敗退。
G1だと、やはり思い通りの競馬ができないと厳しいのかも。
1番人気エフフォーリアは、大阪杯からの巻き返しならず復権は成らなかった。
それにしても、レース後の横山武騎手のコメントにはがっかりした。「ペースが速くて、ついていくのに精いっぱいだった」とは、年度代表馬に対するコメントとは思えない。並のオープン馬に成り下がってしまった。
非常に腹立たしいので、エフフォーリアには絶対に復活していただきたい。