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【宝塚記念2022の回顧】現役最強を証明したタイトルホルダー

宝塚記念の回顧
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こんばんわ、ウキョーです。

宝塚記念を勝ったタイトルホルダー。強すぎました。強いのは知っていましたが、私の想像をはるかに超える強さでした。

ハイペースの消耗戦になってどうかと思っていましたが、まったくの杞憂に終わりましたね。現役最強と言っても差し支えないでしょう。

各開催場の馬場差

6月25日(土)
   東京 芝-1.7
 東京ダート-1.3
   阪神 芝-1.7
   阪神ダート-0.4
   函館 芝-0.3
   函館ダート-1.1
6月26日(日)
   東京 芝-1.2
 東京ダート-1.9
   阪神 芝-1.4
   阪神ダート+0.7
   函館 芝-0.1
   函館ダート-0.6

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の東京は、最終週とは思えない芝状態。芝は超がつく高速馬場。ダートも高速馬場になっており、時計勝負に強いスピードタイプには厳しい馬場となった。

阪神は、芝の時計は土日ともに高速馬場。ダートは時計がかかっており、とくに日曜の時計は遅かった。

函館は、芝の時計がかかり出した。ダートは、逆に時計が速くなっていた。

現役最強を証明したタイトルホルダー/宝塚記念2022

馬場差-1.4で、レースタイム差-2.5

日曜の阪神芝は高速馬場になっており、宝塚記念もレースタイム差-2.5のレコード決着となった。

ハナを取ったのは、予想通りパンサラッサ。しかし、そのパンサラッサが発馬で後手を踏んだため、2F~3Fで10.4秒-11.0秒と超ハイラップを刻むことになり、1000m通過57.6秒のハイペース。

ただ、福島記念が57.3秒、中山記念が57.6秒だから、パンサラッサにとってはマイペース。しかし、他馬にとってはたまったものじゃない。

勝ったタイトルホルダーは、これだけ速いラップを2番手追走。追走に苦労する他馬と違い、涼しい顔してついて行けていた。ハイペース慣れしていないはずなのに、スピードもセンスも抜群だ。

直線も、早々にパンサラッサをかわして先頭に立つと、そこからまったく脚色が衰えず、ヒシイグアスの追撃も2馬身後ろの話。とにもかくにもスタミナもお化け。タイトルホルダーの強さばかりが際立っていた。

◎ステイフーリッシュは、もう序盤から追走に一杯という感じ。昨年の福島記念では、難なく4番手を追走していたので大丈夫だろうと思っていたが、3000m超を2戦した影響なのか、遠征帰りで体調が整わなかったのかわからないが、結局は脚が溜まらないまま流れ込んだだけの9着敗退。
G1だと、やはり思い通りの競馬ができないと厳しいのかも。

1番人気エフフォーリアは、大阪杯からの巻き返しならず復権は成らなかった。

それにしても、レース後の横山武騎手のコメントにはがっかりした。「ペースが速くて、ついていくのに精いっぱいだった」とは、年度代表馬に対するコメントとは思えない。並のオープン馬に成り下がってしまった。

非常に腹立たしいので、エフフォーリアには絶対に復活していただきたい。

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