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【CBC賞の回顧】テイエムスパーダがスーパーレコードで圧勝

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こんばんわ、ウキョーです。

CBC賞には度肝を抜かれました。600m通過31.8秒が計時されたときには、前は揃って討ち死にだろうと思っていたのに、〇テイエムスパーダが逃げ切って、しかも3馬身半差の圧勝劇。

もうね、これまでの競馬セオリーが通用しません。それにしても、〇テイエムスパーダ強すぎるでしょ。

各開催場の馬場差

7月2日(土)
   福島 芝-0.8
 福島ダート-0.3
   小倉 芝-3.0
   小倉ダート-0.5
   函館 芝+0.5
   函館ダート-1.9
7月3日(日)
   福島 芝-0.2
 福島ダート-0.6
   小倉 芝-2.5
   小倉ダート-0.6
   函館 芝+0.5
   函館ダート-0.9

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の福島は、土曜日は開幕週らしく芝が高速馬場となっていたが、日曜になって意外と落ち着いていた。ダートは、土日ともに時計が速かった。

小倉は、芝がとてつもない高速馬場になっていた。とくに土曜の馬場差-3.0だと、時計勝負に対応できない馬たちは手も足も出ない。ダートも、土日ともに時計が速かった。

函館は、雨の影響が色濃く、芝の時計はかかっており、ダートは高速馬場になっていた。

テイエムスパーダがスーパーレコードで圧勝/CBC賞

馬場差-2.5で、レースタイム差-1.7

日曜の小倉芝はとんでもない高速馬場で、CBC賞もレースタイム差-1.7のレコード決着。

好スタートを決めた×スティクスがハナを取ったが、内から〇テイエムスパーダがハナを取り返し、前半600m31.8秒の超ハイペースで後続を引き離した。

勝った〇テイエムスパーダは、上記の超ハイラップを後半600m34.0秒でまとめて逃げ切った。48キロの軽量が利いたとはいえ、このラップで逃げ切ったのもビックリ、後続に3馬身半差をつけたのもビックリだ。

また、鞍上の今村騎手にもビックリ。重賞初騎乗でこのパフォーマンス。なんとも今後が楽しみになるジョッキーである。

3着に頑張った△アネゴハダ、函館SSを制したナムラクレアも3歳牝馬。スプリント戦線の現3歳世代は、かなり層が厚い。今後の短距離界が楽しみになる。

◎スマートリアンは、痛恨の出遅れ。開幕週の高速馬場で、出遅れは致命傷だった。ラスト33.7秒で飛んできたものの、コンマ8秒及ばずの4着。非常にもったいない。かえすがえすも、出遅れなければと思わずにはいられない。

フェーングロッテンがオープン連勝で初重賞制覇/ラジオNIKKEI賞


馬場差-0.2で、レースタイム差-1.0

日曜の福島芝は、おもったより時計が出ていなかったが、ラジオNIKKEI賞はレースタイム差-1.0と時計は速かった。

ハナを取ったのは▲ショウナンマグマ。前半800m46.8秒-後半800m47.9秒のハイペース。

勝った×フェーングロッテンは、4、5番手の好位を追走し、直線は内を捌いてラスト35.4秒で突き抜けた。着差を見れば、外を回していたらどうだったか。結果的に鞍上の松若騎手の好判断といえよう。
前走の白百合Sは、前半800m48.4秒、1000m60.6秒のスローペースの逃げ切りだった。まったく違うレース展開での連勝はお見事。着実に力をつけている。

◎クロスマジェスティは、好発を決めてから押してポジションを取りに行ったが、まったくスピードに乗れず、道中も鞍上の内田博騎手が押したり引いたり忙しい。人馬の呼吸が合っていなかった。
4角手前ですでに手応えがなく、直線は流すだけでシンガリ負け。ハイラップについて行けなかったこともあり、「状態はいい」という陣営のコメントを信じるなら、力負けとしか言えない。残念。

1番人気ボーンディスウェイは、初めてのハイペースで戸惑ったか、いつもより一列後ろからの競馬。道中は内に入れられず、終始外を回らされる形になり、直線も伸びあぐねてコンマ6秒差の6着。
今回のハイペースの経験が糧になれば、今回の敗戦だけでは見限れない。


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