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【ジャパンCの回顧】ヴェラアズールが芝転向6戦で下剋上に成功

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こんばんわ、ウキョーです。

個人的には、海外馬に頑張ってほしかった。せめて掲示板まで来てくれれば、来年以降の海外馬参戦に期待が持てたんですけどね。

今年は、JRAさんが海外馬の招聘に非常な尽力をしてくれたそうです。来年も同じテンションで頑張ってください!

各開催場の馬場差

11月26日(土)
   東京 芝-1.3
 東京ダート-1.2
   阪神 芝-1.8
   阪神ダート-0.8

 

11月27日(日)
   東京 芝-2.1
 東京ダート-0.7
   阪神 芝-1.4
   阪神ダート-0.2

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の東京は、最終週とは思えないほど芝の時計が速かった。ダートは週中の雨の影響で、土日ともに時計が速かった。

阪神も東京と同じく、土日ともに芝もダートも時計が速かった。

ヴェラアズール 芝では全戦上り最速の切れ味でG1ぶっこ抜き/ジャパンC

馬場差-2.1で、レースタイム差-1.2

日曜の東京芝は超高速馬場で、ジャパンCもレースタイム差-1.2の高速決着となった。

逃げたのは戦前の予想通りユニコーンライオン。前半1200m73.3秒-後半1200m70.4秒のスローペース。もう少し飛ばすかと思っていたが、案外ペースは上がらなかった。

勝った×ヴェラアズールは、後方10番手から上り最速33.7秒でG1初戴冠。スローペースで団子状態で、直線では各馬が進路探しに難儀しており、×ヴェラアズールも同様だった。しかし、進路が開くと一気に加速。

芝に転向後、全戦で上り最速を記録する自慢の末脚が切れに切れた。今回も、上り33.7秒の切れ味で初タイトル獲得。後方からの競馬しかできていないが、×ヴェラアズールの末脚は、今後も大きな武器になるだろう。

◎ハーツイストワールは、2番手追走の積極策。武豊騎手の、スローを読んでいたかのような決め打ちには驚かされた。直線で抜け出しにかかり一旦先頭に立つが、残り200mくらいで脚を使い切ってしまった。1.1秒差11着まで。残念ながら、G1の舞台では力不足だった。

1番人気〇シャフリヤールは、3/4馬身届かずの2着。ダービーと同じような後方待機策。道中は団子状態で、内に入れるタイミングがまったくなく、外を回さざるを得なかった。ラストは、×ヴェラアズールと同じ33.7秒で上り、一旦先頭に立ったが、最後は内をすくわれてしまった。

とはいえ、唯一の日本古馬G1勝ち馬としての貫禄は見せてくれた。今後も、G1戦線を賑わしてほしい。

グリューネグリーンが今季最速のタイムで重賞初制覇/京都2歳S


馬場差-1.8で、レースタイム差-1.7。

土曜の阪神芝は高速馬場となっており、京都2歳Sもレースタイム差-1.7の高速決着。今年行われた2歳の阪神芝2000m戦では最速のタイムを記録した。

▲グリューネグリーンの逃げは、前半1000m60.4秒-後半1000m60.1秒の平均ペース。レース上り35.7秒と、瞬発力より持続力が求められる結果となった。

勝った▲グリューネグリーンは、1000m~1200mで12.5秒-12.3秒と息を入れることに成功したのが大きな勝因。また、後続が続出する不利に巻き込まれる中、先頭で不利を受けなかったのも大きかった。

とはいえ、自分でレースを作って、今季最速の勝ちタイムで駆け抜けた力は本物。今後に期待を抱かせる勝利となったのは間違いない。

◎エゾダイモンは、後方9番手追走。勝負どころでバテて下がってきたビキニボーイを避けられずにブレーキを踏んでしまったのが痛かった。それでも最後まで頑張って走っているので、次走以降で改めて見直したい。

1番人気〇グランヴィノスは、中団6番手追走からの流れ込み。デビュー戦が超スローの瞬発力勝負だっただけに、今回のペースに戸惑ったかもしれない。けれど、今回のレースが良い経験になったとは思う。結果的には、まだまだ人気先行だったということだが、今回の結果だけでは見限れない。


応援よろしくお願いします。

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