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【オークス2023の回顧】超余裕の圧勝劇でリバティアイランドが二冠制覇

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こんばんわ、ウキョーです。

リバティアイランドの強さに脱帽です。連闘でダービーでも勝てるんじゃないでしょうかね、ほんと。

各開催場の馬場差

5月20日(土)
   東京 芝-0.8
 東京ダート-1.2
   京都 芝-0.8
   京都ダート+1.1
   新潟 芝+0.1
   新潟ダート-0.8

 

5月21日(日)
   東京 芝-1.9
 東京ダート-1.2
   京都 芝-1.6
   京都ダート+0.7
   新潟 芝+0.7
   新潟ダート-0.3

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の東京は、土日ともに芝もダートも高速馬場。

京都は、土日ともに芝の時計が速く、ダートは時計がかかっていた。

新潟は、芝の時計がかかっており、ダートは時計が速かった。

超余裕の圧勝劇でリバティアイランドが二冠制覇/オークス2023回顧

馬場差-1.9、レースタイム差-3.4

日曜の東京芝は高速馬場。とはいえ、オークスのレースタイム差-3.4は掛け値なしに速い。

逃げたのはライトクオンタム。前半1000m60.0秒-後半1000m59.1秒の平均ペース。道中のラップ自体は、馬場差を考えるとそれほど速くはない。しかし、ラスト3F12.0秒-11.6秒-11.5秒の加速ラップは驚愕である。

オークスが加速ラップで決着したのは、ライトカラーが勝った1989年だけ。この時期の3歳牝馬が、2400m戦を加速ラップで勝ち切るのは非常に難しいのだ。それを、〇リバティアイランドは4角馬なりで抜け出して後続に6馬身差の楽勝なのだから、もはや3歳牝馬の中に1頭だけ古馬が混じっていたようなもの。とにかく次元が違った。

折り合い難、距離不安などといった戦前の声も、すべて杞憂に終わった。もはや三冠は確定路線なのではないだろうか。

◎ハーパーも頑張ったが、女王の姿は遥か彼方だった。〇リバティアイランドをマークして進みたかったとは思うが、そのポジションは×レミージュに取られてしまった。そのため、〇リバティアイランドにプレッシャーをかけることができず、2着を死守するのが精一杯だった。とはいえ、女王を追いかけて、それでも3着以下には抜かせなかったのだから、この馬も世代トップの実力の持ち主といえる。

3着×ドゥーラは、陣営が「距離が延びてこそ」と言っていた通り、2400mになって一変した。〇リバティアイランドに次ぐ上り34.1秒を繰り出しての3着なら、札幌2歳S勝ちの素質は見せつけた。

4着ラヴェルも良かった。3番手追走は、女王を負かすための位置取りだったと思える。早めにギアチェンジしての粘り込みを図ったが、そうは問屋が卸さなかった。しかし、勝ちに行っての敗北なのだから胸を張っていい。〇リバティアイランドに土をつけた実績は伊達ではなかった。

時計がかかる馬場ならグロリアムンディの独壇場/平安S 2023回顧

馬場差+1.1で、レースタイム差+3.1。

土曜の京都ダートは時計がかかっており、平安Sもレースタイム差+3.1とかなり時計がかかっていた。

逃げたロードヴァレンチのペースは、前半1000m62.0秒-後半1000m63.9秒のハイペース。ラスト3Fが12.9秒-13.0秒-13.5秒というタフな消耗戦となった。

勝った〇グロリアムンディは、3番手追走から4角では早くも先頭に立つ積極策。そのまま差を広げて、2馬身半差で完勝。ダイオライト記念に続き、中央重賞も制覇してみせた。

時計がかかる消耗戦は、〇グロリアムンディの庭と言っていい。ただ、ここまで時計がかかるというのも稀なので、時計勝負になったときにどうかは未知数。次走がどこになるかわからないが、時計が速いコースでは若干評価を下げた方がいいかもしれない。

◎タイセイドレフォンは3番手追走から、流れ込む形で4着。道中でも4角でも、鞍上がかなり促しており、こんな◎タイセイドレフォンは今まで見たことがない。それでも4着に踏みとどまっているのだから力は確か。次走以降で改めて見直したい。

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