こんばんわ、ウキョーです。
ダートが大好きなので、ダート重賞が2つもあった今週は楽しくて仕方ありませんでした。ペイシャエスが復活してくれたし、ミッキーファイトは将来性抜群で今後が非常に楽しみになりました。
最近のダート戦線は、トップクラスの馬たちが海外で走ってしまうので、ちょっと残念ではありますが、ダート不遇の時代を見てきた側からすると、凄い時代になったなぁとは思います。
各開催場の馬場差
新潟 芝 | -1.4 |
新潟ダート | -0.3 |
札幌 芝 | -1.2 |
札幌ダート | +0.1 |
新潟 芝 | -1.1 |
新潟ダート | -0.2 |
札幌 芝 | +0.8 |
札幌ダート | +0.3 |
※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。
先週の新潟は、土日ともに芝が高速馬場で、ダートはほの標準となっていた。
札幌は、土曜の芝が高速馬場で、ダートはほぼ標準。日曜は、一転して芝の時計がかかり、ダートもやや時計がかかっていた。
ペイシャエスが久々の勝利で重賞3勝目/エルムS 2024回顧
馬場差+0.3、レースタイム差+1.1
日曜の札幌ダートは、標準やや遅めの時計だったとはいえ、エルムSはレースタイム差+1.1とかなり時計がかかっており、時計面からは評価できない。
ミトノオーがあっさりハナに立つと、後続が控えたため、前半1000m61.2秒-後半1000m60.7秒と想定よりペースは落ち着いた。
ただ、2番手追走のドゥラエレーデが間断なくミトノオーをマークしたために、逃げたミトノオーにとっては厳しい展開となり、ドゥラエレーデをマークした馬にとっては楽な展開となった。
勝ったペイシャエスは、行きたい馬を先に行かせて5番手追走。勝負どころから激しく鞭が飛び、4コーナーでも手応えがいいとは思えなかった。しかし、直線に入るとしぶとさをっ発揮し、前を行くドゥラエレーデをクビ差かわして2年ぶりの重賞制覇を果たした。
相変わらず反応は悪く、エンジンがかかるまでに時間がかかる。どちらかというと大箱向きのタイプだが、小回りのここで勝てたことは次につながるはずで、今後のダート戦線で楽しみになった。
◎サヴァは、序盤は先行勢の後ろ7番手のポジションを取れたが、3コーナーで各馬が動く中を置かれてしまい、4角では13番手という絶望的な位置。今回はペースが速くなると想定していた上での本命だっただけに、ペースが落ち着いた時点でノーチャンスだった。
1番人気ドゥラエレーデは、序盤こそ若干かかり気味なところはあったが、このペースでもすぐに落ち着いて、勝負どころでも楽な手応えで早め先頭。最後はペイシャエスにかわされてしまったが、力は見せられた。いずれダート重賞にも手が届くだろう。
ミッキーファイトが好内容で重賞初制覇/レパードS 2024回顧
馬場差-0.2、レースタイム差+-0
日曜の新潟ダートは、馬場差-0.2の標準なコンディション。レパードSもレースタイム差なしと、時計面での評価は難しい。
逃げたのは◎ブルーサンで、前半800m48.5秒-後半800m50.2秒のハイペース。時計は遅かったが、ラストは12.4秒-12.2秒の加速ラップは強烈。
勝った▲ミッキーファイトは、最内からポジションを取りに行って3番手追走。向正面で外に出すと、コーナーリングもスムーズで、直線は上り最速37.6秒で2着×サトノフェニックスに1馬身差をつける完勝。3着馬は、そこから3馬身だから強かった。
内で窮屈になって3着に敗走した前走のユニコーンSの経験が生きており、それをあっさりクリアした▲ミッキーファイトも偉かった。ユニコーンSで後塵を拝したラムジェット、サトノエピックとの再戦、そして同期の出世頭フォーエバーヤングとの対戦に向けて、意義ある勝利となった。
◎ブルーサンは、逃げ粘れず8着に敗退。上記のハイペースながら、隊列は縦長にならずに×サトノフェニックス、▲ミッキーファイトから圧を受ける形になってしまった。個人的にはもう少し粘り腰を発揮してほしかったが、結果的にはコースが向かなかった。