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【小倉記念2024の回顧】リフレーミングが驚異のレコードで重賞初制覇

小倉記念の回顧
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こんばんわ、ウキョーです。

先週は、新潟も中京も開幕週らしい高速馬場で、レースでも好タイムが連発していました。時計が速すぎると、老害ファンは馬たちの脚元が心配で心配でたまりません。もちろん、JRAさんの馬場整備の技術も上がっているからそんなことはないと思うのですけどね。

各開催場の馬場差

8月10日(土)
   新潟 芝-2.0
 新潟ダート-0.4
   中京 芝-1.6
 中京ダート-0.2
   札幌 芝-0.6
 札幌ダート+0.3
8月11日(日)
   新潟 芝-1.0
 新潟ダート-0.6
   中京 芝-2.0
 中京ダート-0.4
   札幌 芝-0.9
 札幌ダート+0.6

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の新潟は、土日ともに芝が高速馬場で、ダートも早めのコンディションになっていた。

中京は、土日の両日で芝が超高速馬場、ダートは標準やや速め。

札幌は、土日ともに芝の時計が速く、ダートは時計がかかっていた。

リフレーミングが驚異のレコードで重賞初制覇/小倉記念2024回顧

馬場差-2.0、レースタイム差-3.6

日曜の中京芝はかなりの高速馬場だったとはいえ、小倉記念のレースタイム差-3.6はとんでもない速さだ。従来のレコードをコンマ7秒も更新してしまった。

〇テーオーシリウスがハナを奪い、前半1000m57.6秒のハイラップ。後半1000mも58.9秒でレコード決着。

勝った×リフレーミングは、いつのように後方待機。ハイペースは、前走の七夕賞で経験済みで、前走よりスムーズに追走できていた。経験値の上積みがしっかり生かされており、学習能力の高さが垣間見れる。

隊列が縦長になったため進路取りにも苦労せず、直線は上り最速34.1秒で、粘る×コスタボニータをクビ差かわして初重賞制覇を成し遂げた。展開が向いたのはたしかだが、この時計で勝ち切るのだから、強い競馬をしている。

◎ディープモンスターは、中団6番手を追走。ペースが速くなってくれたおかげで折り合いもつき、道中もスムーズな競馬ができていた。最後の最後に詰め切れなかったのは、トップハンデのせいもあったが、ここまで時計が速くなってしまうと、ここが限界なのかもしれない。

マイペース逃走のトゥードジボンがサマーチャンピオンに王手/関屋記念2024回顧

馬場差-1.0、レースタイム差-0.2

日曜の新潟はかなり時計が速いコンディションだったが、関屋記念はレースタイム差-0.2どまり。重賞としては若干物足りない。

時計が遅くなったのは、前半800m47.7秒とペースが遅かったからで、レース上り33.4秒という超瞬発力勝負となった。

勝った▲トゥードジボンは、好スタートからハナに立つと。競りかけてくる馬もおらずにマイペース。とくに3F目、4F目に12.0秒-12.3秒とペースを落としたにも関わらず、後続から突かれることもなかった。前走の米子Sより楽なペースであり、これだけ楽に逃がしてもらえば止まらない。

◎ディオは、好位4番手追走から、ラスト33.2秒で捕まえにかかったが、1馬身半届かなかった。米子Sに続き、▲トゥードジボンの後塵を拝する形になったが、オープンでも安定して結果を出せるようになった。重賞制覇も遠い将来ではないだろう。

1番人気〇ジュンブロッサムは、出遅れが致命傷。ここまでペースが遅くなってしまっては、16番手追走ではさすがに無理ゲー。それでも上り最速32.5秒の豪脚を繰り出し、コンマ3秒差の3着まで詰め寄った。昇級初戦だったことを考えれば、十分な結果だといえよう。こちらも、今後の重賞戦線で楽しみだ。

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