こんばんわ、ウキョーです。
ローシャムパークもシャフリヤールも、テンハッピーローズも惜しかったですが、BCクラシックのフォーエバーヤングは、非常に惜しかったですね。
やっぱり、アメリカ競馬といえばダートですから、どうしてもクラシックに注目してしまいます。
各開催場の馬場差
東京 芝 | -0.9 |
東京ダート | -1.4 |
京都 芝 | +0.2 |
京都ダート | -1.4 |
福島 芝 | +1.9 |
福島ダート | -0.6 |
東京 芝 | -0.7 |
東京ダート | -0.4 |
京都 芝 | -0.9 |
京都ダート | -0.1 |
福島 芝 | +2.1 |
福島ダート | -1.2 |
※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場
先週の東京は、雨の影響をあまり感じさせなかった。土日ともに芝の時計は速かった。ダートは、さすがに土曜は高速馬場になっていたが、日曜になって若干時計がかかり出した。
京都は土曜は雨の影響が色濃く、芝は時計がかかり、ダートは高速馬場になっていた。しかし、日曜になって芝の時計は速くなり、ダートは時計がかかりだした。
福島は、土日ともに芝の時計はかなり遅く、ダートは高速馬場になっていた。
唯一の3歳馬サンライズジパングが古馬陣をねじ伏せる/みやこS 2024回顧
馬場差-0.1、レースタイム差-0.1
日曜の京都ダートはほぼ標準通りの時計となっており、みやこSもレースタイム差-0.1と、時計面ではそれほどの記録には見えないが、そもそも時計が速い京都ダ1800mである。基準タイム差にすれば-1.4の高速決着だから、十分評価できる。
ミトノオーが逃げ、前半800m48.0秒-後半800m49.4秒のハイペース。このペースの中、サンライズジパングが捲ってポジションを上げていき、さらに×ダンテバローズも早めに仕掛けたことで前を行く馬には厳しい展開となった。
勝ったサンライズジパングは、3角手前からのロングスパート。さらに上り最速を繰り出しての勝利なのだから、ケチのつけようがない。時計が速いダートでの好走歴がなかったことから軽視してしまったが、まったくの杞憂に終わった。
今回の勝利で、時計勝負でも問題ないことは証明された。GI云々はまだ早い話ではあるが、今後の活躍が楽しみな一頭であるのは間違いない。
▲アウトレンジは、厳しい展開の中ミトノオーが4角手前でバテたため、早めに先頭に立たされることになってしまった。それでも最後の最後まで脚色は衰えずに、粘りに粘って2着を確保だから、強い競馬をしている。
今後も重賞戦線での活躍が見込める結果だったと言えよう。
1番人気〇オメガギネスは、出負けた上に行き脚もつかずに中団後ろの9番手追走。終始外を回す大味な競馬になり、直線に向いたときには怪しい手応えで、結局、見せ場なく10着に敗退してしまった。
ハイラップがダメなわけでもないし、時計が速いのも問題ないはず。出負けにしても負け過ぎな感があり、詰めて使うとよくないのかもしれない。
時計が速い稍重馬場でパンジャタワーが連勝V/京王杯2歳S 2024回顧
馬場差-0.9、レースタイム差-0.6
土曜の東京芝は、雨が降ったにもかかわらず馬場差-0.9の高速馬場で、京王杯2歳Sもレースタイム差-0.6と及第点の時計。
マリノトニトゥルスが逃げ、前半600m34.9秒-後半600m34.9秒の平均ペース。淀みのない流れとなったが、エイシンワンドやクラスペディア、シンフォーエバーらがかかり気味となり、先行勢には息の入らない展開となった。
勝った◎パンジャタワーは、好発から中団7番手追走。1200mからの臨戦過程だったが折り合いに難はなく、スムーズな競馬ができていた。直線は外に出してスピードに乗ると、上り最速33.8秒で、先に抜け出した▲マイネルチケットを差し切って重賞初制覇を飾った。
おそらく次は朝日杯FSに向かうと思われるが、距離が延びてどうかは何とも言えない。ただ、折り合いに問題ないことはわかったので、マイルまでならなんとかなりそうだ。
1番人気ヒシアマンは、◎パンジャタワーと同じような位置からコンマ3秒差の4着まで。加速ラップを差し切って6馬身差をつけた未勝利戦は強かったが、重賞初挑戦で一歩足りなかった。それでもコンマ3秒差なら頑張った。
今回のスピードランクは10位だったことも考えれば、時計勝負で好走できたことは、今後につながるだろう。