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【エリザベス女王杯2023の展望】人気馬の死角と穴馬の資格|注目馬サリエラ

エリザベス女王杯の展望
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こんばんわ、ウキョーです。

今週はエリザベス女王杯です。GI勝ち馬は前年の覇者ジェラルディーナだけですが、アートハウスやライラック、ディヴィーナ、ハーパーなど、重賞戦線を沸かせてきた牝馬たちが揃い、面白そうなレースです。

京都芝2200mの傾向

有利枠4枠・5枠・6枠・7枠
不利枠1枠・3枠・8枠
脚質先行・差し
騎手3割超ルメール騎手・藤岡佑騎手・M・デムーロ騎手
人気岩田康騎手・川田騎手
人気薄浜中騎手
 予想優先順位
1位
戦績
2位
展開
3位
コース特性
4位
タイム
5位
騎手
京都芝2200m
京都芝2200m|有利枠・不利枠、騎手連対率の最新データ【開催終了ごとに更新】京都芝2200mのコースデータを徹底攻略|有利枠・不利枠・騎手ランクを公開...

京都芝2200mは、本質的には標準通りのタイムが基本。ただ、今の京都芝は時計が速く、今週も引き続き高速馬場になる見込み。時計勝負への対応力は必須となりそうだ。

先行馬差し馬が強いコース。逃げ切りはかなり難しく、オープンで逃げ切ったのは2014年京都記念のデスペラードまで遡る。

有利枠は4枠、5枠、6枠、7枠で、不利枠は1枠、3枠、8枠

連対率3割を超える騎手はルメール騎手(ブレイディヴェーグ騎乗予定)、M・デムーロ騎手(ディヴィーナ騎乗予定)。

人気で安定しているのは、岩田康騎手(イズジョーノキセキ騎乗予定)と川田騎手(ハーパー騎乗予定)。

人気薄なら、浜中騎手(ククナ騎乗予定)。

エリザベス女王杯2023で人気、話題になりそうな馬

アートハウス  評価:D
戦績ランク10位 スピードランク6位

相性の良いコースで走ったのはオークスだけで、勝ったスターズオンアースから1.0秒差の7着。戦績面では強調できないが、相性の悪い中山牝馬Sで4着に負けての臨戦過程は好感が持てる
昨年のローズSはレースタイム差-1.1の高速決着を制しており、速い時計にも対応できるが、今回のメンバーではスピードランク6位と、若干時計が足りない。なるべく時計がかかってほしい。

シンリョクカ  評価:E
戦績ランク15位 スピードランク14

相性の良いコースで【0 0 0 2】と走れていない。相性の良いオークス5着とはいえ、相性の良いコースで3着すらない現状では苦戦は免れない
レースタイム差-0.8だった阪神JFで2着に好走しているが、その後はレースタイム差-2.2の桜花賞6着、同-2.1のオークスで5着と一歩足りず、ここでもスピードランク14位と、明らかに時計が足りない。騎乗予定の木幡初騎手もランク外で、厳しいと言わざるを得ない。

ジェラルディーナ  評価:S
戦績ランク3位 スピードランク4

相性の良いコースで【3 0 2 3】の安定感。掲示板を外したのは3歳時の城崎特別(阪神芝1800m)8着だけ。古馬になってからはエリザベス女王杯勝ちに、あ有馬記念3着、宝塚記念4着と、今回のメンバーでは実績は抜けている
昨年のエリザベス女王杯はレースタイム差+0.8と時計がかかっていたが、今回のスピードランクは4位。相性の良いコースなら時計不問で走れるのはアドバンテージになる。騎乗予定のムーア騎手が、BCの騎乗停止裁定で乗れるかどうか不明瞭な点は気になる。

ディヴィーナ  評価:B
戦績ランク10位 スピードランク3

戦績ランク10位と振るわないのは、相性の良いコースでほとんど走っていないから。相性の良いコースは、前走の府中牝馬Sだけ。そこで1着なら問題ないが、戦績面ではどうしても見劣ってしまう
その府中牝馬Sは基準タイム差-0.7と、速い時計にも十分対応できる。また、騎乗予定のM・デムーロ騎手は連対率3割を超えている。さらに、2~5馬人気で連対率を上げるので、今回は妙味がありそうだ。

ハーパー  評価:A
戦績ランク3位 スピードランク11位

相性の良いコースで勝鞍はないが、オークス2着、秋華賞3着なら戦績面では遜色ない。相性の悪いコースでは走ったことがないので、戦績面からはここが試金石となる。
スピードランク11位で、このメンバーに入ると時計が足りない。とはいえ、唯一の重賞勝ちであるクイーンCがレースタイム差-1.3の高速決着だから、有利枠を引ければ相殺できそう。また、騎乗予定の川田騎手がコースを得意にしているので、テン乗りにはなるがアドバンテージになる。

ビッグリボン  評価:A
戦績ランク3位 スピードランク9位

相性の良いコースで【1 0 1 1】と強調はできないが、今回は戦績項目のレベルが低いので、これで十分。掲示板を外したのは、前走の京都大賞典8着だけ。また、相性の悪いコースで1回だけ走っており、それが湾岸S6着。これも戦績面ではアドバンテージ
初重賞勝ちとなったマーメイドSが、レースタイム差-1.1の高速決着。しかし、今回はスピードタイプが勢揃いしており、スピードランクは9位まで。若干時計が足りないので、なるべく時計がかかってほしい

ブレイディヴェーグ  評価:S
戦績ランク2位 スピードランク2位

相性の良いコースばかりを使われて【2 1 0 0】の安定感。唯一の2着もローズSなら、戦績面では問題ない。そのローズSは、レースタイム差-3.2のレコード決着。勝ち馬のマスクトディーヴァは、次走の秋華賞でリバティアイランドの2着。相手関係を考えれば、ここでも力は通用する。
鞍上はコース得意のルメール騎手。しかも、クラシックで好走を繰り返してきたハーパーを差し置いての選択となれば、期待は高まる。

マリアエレーナ  評価:D
戦績ランク6位 スピードランク13位

相性の良いコースで【2 0 1 2】と悪くないが、惜しくも上位5頭から外れてしまった。それでも小倉記念勝ちがあり、GI馬が1頭だけの今回なら実績面では遜色ない
その小倉記念はレースタイム差-1.3の高速決着だったが、その後勝鞍に恵まれず、スピードランクは13位となっている。近走も掲示板を外さない安定感は見逃せないが、相手が揃う今回も掲示板が一杯か

ライラック  評価:E
戦績ランク10位 スピードランク15位

相性の良いコースで【1 1 1 3】と悪くはないが、2ケタ着順2回が足を引っ張っている。戦績ランクは伸びず、今回のメンバーでは10位どまり。ただ、相性の良い府中牝馬S3着からの臨戦過程は好感が持てる
前回勝利は3歳時のフェアリーSまで遡り、それがレースタイム差+0.9では、さすがにスピードランクは伸びない。ここも15位と後ろから数えた方が早く、スピード不足は明らか。とにかく時計がかかってほしい。

ルージュエヴァイユ  評価:D
戦績ランク14位 スピードランク12位

相性の良いコースで【2 2 0 3】と、わりと安定感はあるのだが、相性の悪いコースで【2 0 0 0】のパーフェクト戦績では、戦績ランクは上がらない。ただ、相性の良いエプソムC、府中牝馬Sを連続2着からの臨戦過程はアドバンテージといえる。
そのエプソムCがレースタイム差-0.4、府中牝馬Sがレースタイム差+-0と、どちらかというと時計がかかった方が良いタイプ。ここも時計がかかればチャンスはあるが、有利枠を引くのが絶対条件となりそうだ。

エリザベス女王杯2023の注目馬はサリエラ

今回、戦績項目とタイム項目の両方でプラスを計上した馬は、ジェラルディーナブレイディヴェーグ、そしてサリエラの3頭。

ジェラルディーナブレイディヴェーグは上記で取り上げたので、ここではサリエラを注目馬としたい。

サリエラは、相性の良いコースで【3 0 0 0】のパーフェクト戦績。さらに、相性の悪いコースが【0 0 0 1】で、それが前走の新潟記念7着だから、臨戦過程としてはベストといっていい。

時計面でも文句なし。今年の白富士S勝ちがレースタイム差-1.0で、レースタイム差+0.9の新潟記念で負けており、いかにも高速馬場向きのスピードタイプ。時計が速い今の京都芝はピッタリだ。


応援よろしくお願いします。

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