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【中山記念2024の回顧】超ハイペースもなんのそのマテンロウスカイが重賞初制覇

中山記念の回顧
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こんばんわ、ウキョーです。

先週はサウジデーで、日本馬の活躍はもはや当たり前のような感じになっていますね。中でも、サウジC2着惜敗のウシュバテソーロはさすがの強さでした。ドバイへ続戦するようなので、そちらも楽しみです。

各開催場の馬場差

2月24日(土)
   中山 芝-0.1
 中山ダート-0.2
   阪神 芝-0.1
 阪神ダート-0.2
   小倉 芝-0.5
 小倉ダート+1.4
2月25日(日)
   中山 芝+1.3
 中山ダート+0.3
   阪神 芝+0.7
 阪神ダート-1.3
   小倉 芝+1.3
 小倉ダート-1.1

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の中山は、雨の影響で土曜から芝の時計はかかりがちで、日曜はかなり時計がかかっていた。ダートは、それほど影響はなく、両日ともにほぼ標準。

阪神は、中山と同様に、芝の時計は土曜からかかりがちで、日曜は一気に悪化した。ダートは土曜は標準だったが、日曜になって一気に速くなった。

小倉は、土日ともに芝の時計が遅く、ダートは時計が速かった。

超ハイペースもなんのそのマテンロウスカイが重賞初制覇/中山記念2024回顧

馬場差+1.3、レースタイム差+0.7

日曜の中山芝はかなり時計がかかっており、中山記念もレースタイム差+0.7と時計がかかっていた。

×ドーブネが押してハナを奪うと、前半800m47.2秒-後半800m49.5秒のハイペース。最初の1Fこそ12.7秒と時計を要したが、馬場差を考えると、かなり速いペースといえる。ラスト3Fは12.5秒-12.3秒-12.8秒というタフなレースとなった。

勝った◎マテンロウスカイは、好スタートからインの3番手追走。逃げる×ドーブネを前に見る、結果的には最高のポジション取りとなった。緩い馬場を気にする素振りもなく、折り合いも完璧。直線で追い出すと、×ドーブネをあっさりかわして後続に2馬身差の完勝。開幕週で前が止まらないとはいえ、このタフなペースで完勝劇なのだから強かった。時計が速くなると厳しいが、時計がかかるコンディションなら今後も楽しみだ。

1番人気▲ソールオリエンスは内枠を引きながら、鞍上の田辺騎手は序盤から外を回す競馬を選択。開幕週で思い切った競馬。4角でも大外を回して突っ込むも4着まで。田辺騎手の選択には賛否あるだろうが、個人的にはコーナーで外で膨れがちな▲ソールオリエンスの場合仕方ない部分もあると思う。しかし、スピードランク3位で、本質的には時計勝負に強いスピードタイプなので、コンマ5秒差なら悲観する必要はない。時計が速いコースに変われば巻き返してくれるだろう。

ウインマーベルが貫禄の勝利で本番へ弾み/阪急杯2024回顧

馬場差+0.7、レースタイム差+0.6

日曜の阪神芝は雨の影響で時計がかかっており、阪急杯もレースタイム差+0.6と時計がかかっていた。

逃げたのは▲アサカラキングで、前半600m33.9秒-後半600m35.9秒のハイペース。ラスト2Fが12.0秒-12.5秒と、かなりタフな競馬となった。

勝った〇ウインマーベルは、インの好位4番手追走から、上り3位の35.6秒の末脚を繰り出して、ゴール前で逃げる▲アサカラキングをハナ差退けて重賞連勝。

着差はハナ差ではあったが、〇ウインマーベルはスピードランク1位で、本来は時計が速いコンディションで本領を発揮するスピードタイプ。今回の馬場差で勝ち切れたのは貫禄の勝利といえる。実際、ハナ差2着の▲アサカラキングはスピードランク8位で、今回の馬場状態が味方している。

勝負付けが済んだとは言わないが、今回のメンバーが、今回より時計が速いコースで〇ウインマーベルを逆転するのは、並大抵のことではないだろう。

〇ウインマーベルは、本番へ向けて前途洋々なスタートを切ったといえる。

◎サンライズロナウドは、スピードランク7位で時計がかかるコンディションは良かったが、序盤の行きっぷりが悪く、緩い馬場は不得手なのかもしれない。勝負どころで上位2頭が動いたときにもすぐさま反応できておらず、その差が着差に出てしまった感じ。

重賞でも十分やれる力は見せつけたが、メンバーが揃ってしまうと時計のかかる良馬場が理想的なのかもしれない。

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