こんばんわ、ウキョーです。
クイーンSのアエロリットは強かったですね。
ソウルスターリングが秋天路線を進むそうなので、秋の主役はこの馬でしょうね。
ちなみに、アイビスSDは、本命はネロだったんですが、どうしてもラインミーティアから買いたくて、不本意ながら的中してしまいました。スミマセン。
各開催場の馬場差
新潟 芝 | -0.7 |
新潟ダート | +0.3 |
小倉 芝 | -1.4 |
小倉ダート | -0.2 |
札幌 芝 | -2.0 |
札幌ダート | -1.1 |
新潟 芝 | -0.8 |
新潟ダート | +0.1 |
小倉 芝 | -0.8 |
小倉ダート | -0.3 |
札幌 芝 | -1.5 |
札幌ダート | -0.6 |
※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。
先週の新潟は、開幕週の割りにそれほど時計は速くならなかった。とはいえ、そもそも時計が速い新潟コースなので、高速決着になったのは間違いない。ただ、ダートは時計がかかっていた。
小倉は、開幕週なりの時計が出ており、芝もダートも時計が速かった。
札幌は、先週までの函館ほどではないにせよ、開幕週らしく時計が速くなっていた。
秋へ向けて経験値大幅UPのアエロリット/クイーンS
G1馬2頭が明暗を分ける形となったクイーンSは、3歳馬の○アエロリットが古馬勢を蹴散らした。
馬場差-1.5で、レースタイム差-1.8。
レースは、○アエロリットがまさかの逃げを打つ展開。個人的には、△トーセンビクトリー、ノットフォーマルあたりが逃げて、スローのヨーイドンになるかと思ったが、意に反して1000m通過58.3秒のハイペース。
2F~6Fまですべて11秒台で、先行勢には厳しい展開となったが、○アエロリットは7F目に12.1秒とペースを落としている。
このペースの1800m戦で7F目にペースを落として、そこから11.5秒-11.9秒とスピードを上げて逃げ切るというのは、かなり珍しいケースである。
これは、鞍上の横山典騎手のファインプレーだが、○アエロリットの力を信じているからこそできた芸当だろう。
長く脚を使えないタイプなのだろうが、今回のように先行させたら牡馬に混じっても十分に通用する。
1番人気アドマイヤリードは、後方から脚を伸ばすも、コンマ9秒差6着まで。
アドマイヤリードは時計がかかって良いタイプで、開幕週の馬場はいかにも合わない。
今回も、レースタイム差-1.8では手も足も出ないのは当然。
これで大敗を喫していたら競争能力に深刻なダメージも考えられたが、コンマ9秒差に踏みとどまれたのは、不幸中の幸い。
得意のコースに替われば見直せる。
◎クインズミラーグロは、出負けて後方から。どうしても発馬が安定しないが、最後は確実に伸びてくる。
どちらかというと時計がかかった方が良いタイプなだけに、この時計でコンマ4秒差の3着なら上々の結果といえよう。
好枠利してラインミーティアが重賞初制覇/アイビスSD
新潟で行われたアイビスSDは、×ラインミーティアが7歳にして重賞初制覇を成し遂げた。
馬場差-0.8で、レースタイム差-0.5。
○フィドゥーシア、アクティブミノルらが先行するなか、×ラインミーティアがラスト31.6秒の差し脚で、きっちり差し切った。
×ラインミーティアの重賞初制覇は喜ばしいことだが、レース自体のレベルは高くなかった。
同コースで行われた前日の閃光特別もレースタイム差-0.5だから、時計が速い馬場コンディションで、このレースタイム差では物足りない。
1番人気○フィドゥーシアは、時計勝負でこそのタイプなので、もうちょっと時計が速くなってほしかった。
とはいえ、これで重賞でもめどは立った。
2歳戦の注目馬はタワーオブロンドン/新馬戦(札幌芝1500m)
先週の2歳戦で、もっとも見どころがあったのは、土曜の札幌第5Rに行われた新馬戦(芝1500m)である。
馬場差-2.0で、レースタイム差-2.6。
時計が速い馬場だったことを差し引いても、2歳戦でレースタイム差-2.6はかなり速い。
勝ったタワーオブロンドンは、700m通過42.6秒のスローペースを、ラスト35.3秒で逃げ切って、2着以下に2馬身半差。
このペースで2馬身半差は、完勝と言っていい。
ラップからはそれほど強調できないが、ラストは完全に流しての圧勝だから、昇級しても十分通用する器である。
次走の注目馬・スペリオルシチー(未勝利・新潟ダ1800m)
日曜 新潟第3R 未勝利・ダ1800m 1着スペリオルシチー
日曜の新潟ダートは馬場差+0.1と、それほど時計は速くなかったが、スペリオルシチーが勝った未勝利戦は、レースタイム差-1.0である。
この日のダート戦で、レースタイム差が-1.0より速かったのはスペリオルシチーだけ。
スペリオルシチーは、1000m通過63.1秒の平均ペースを、2番手追走から抜け出すと、2着以下に1.9秒差の大差勝ち。
ラストは12.4秒-12.5秒という速さだから、この時期の3歳未勝利戦とは思えない時計である。
スペリオルシチーは、ここまで芝で結果を出せずに、今回が初ダート。
かなりの適性があったということで、この時計なら500万どころか、1000万、準オープンでも十分に通用する。
次走がかなり楽しみである。