こんばんわ、ウキョーです。
今日は、先週の土・日のレースの中で「次走の注目馬」に選ばれた馬を書いていきます。
次走の注目馬・ピンシャン(すばるS・中京ダ1400m)
土曜の中京メインで行われたすばるSはレースタイム差+1.5とかなり時計がかかっていた。
実際、2着×ヴァニラアイスがスピードランク15位、3着〇スリーグランドがスピードランク8位だった。
そんな中、勝った◎ピンシャンはスピードランク4位で、本質的には時計が出るダートを得意とするスピードタイプ。この時計で勝ち切ったのは能力の証。
レースは、持ったままでハナに立つと前半600m34.0秒の超ハイペースで、圧巻の逃げ切り勝ち。
普段は逃げない川田騎手が、この馬に乗るときはスピードの違いで逃げてしまうほどの脚力。陣営がアメリカに連れていきたくなるのも理解できる。
距離が延びてどうかの不安は残るが、マイルまでならこなせるはず。ぜひともフェブラリーSでその走りを見てみたい。
3歳戦の注目馬はエンペザー(未勝利・中京芝1600m)
先週の2歳戦で最も見どころがあったのは、日曜日の中京第5Rで行われた未勝利戦(芝1600m)である。
馬場差-0.4で、レースタイム差-1.8。
日曜の中京芝レースは全5鞍あり、もっともレースタイム差が速かったのが、エンペザーが勝った未勝利戦だった。
エンペザーは大外から強引にハナを奪うと、前半800m47.5秒-後半800m47.2秒の平均ペース。ラスト2Fも11.2秒-11.9秒とそれほどラップを落としていない。
前走の未勝利戦(阪神芝1600m)がレースタイム差-0.1で2着だったから、時計が速くなって良いタイプ。
昇級しても、時計が速いコースなら侮れない。
3歳戦の注目馬はホウオウルーレット(黒竹賞・中山ダ1800m)
今週は、3歳馬の注目レースがもう一つ。それが、土曜中山第9Rで行われた黒竹賞だ。
馬場差+0.1で、レースタイム差+0.4。
時計は遅く、ラップも前半800m51.5秒-後半800m50.0秒のスローペースで、ラスト1F13.0秒と、取り立てて騒ぎ立てるほどではない。
しかし、このレースはメンバーが揃っていた。
出走馬の中に「次走の注目馬」が、ワカミヤプレスト、アトラクティーボ、ジャスパーグレイトの3頭がおり、それを6馬身ちぎって勝ったのだから凄まじい。
前走の新馬戦でマークした後半1000m61.9秒も素晴らしい記録で、今後も注目していきたい1頭だ。