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【大阪杯2024の展望】人気馬の死角と穴馬の資格|注目馬エピファニー

大阪杯の展望
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こんばんわ、ウキョーです。

阪神競馬場は今週も雨が多く、大阪杯も時計がかかりそうです。

大阪杯がGIに昇格して8年目ですが、GIIの時代からGI級のメンバーが揃う重賞でした。思い出すのは2007年のメイショウサムソン。皐月賞とダービーを制した2冠馬ですが、勝ち方に派手さがなく、鞍上の石橋守騎手とのタッグも相まって、3歳馬なのにいぶし銀のイメージが強かった馬です。明け4歳初戦の大阪杯を勝ち、この年、天皇賞春秋連覇を達成することになります。

阪神芝2000mの傾向

有利枠2枠・3枠・4枠・6枠
不利枠1枠・5枠・7枠
脚質逃げ・差し
騎手3割超M・デムーロ騎手・戸崎騎手
人気戸崎騎手
人気薄藤岡康騎手
 予想優先順位
1位
タイム
2位
騎手
3位
戦績
4位
コース特性
5位
展開
阪神芝2000m
阪神芝2000m|有利枠・不利枠、騎手連対率の最新データ【開催終了ごとに更新】阪神芝2000mのコースデータを徹底攻略|有利枠・不利枠・騎手ランクを公開...

阪神芝2000mは、本質的にオープンになると時計が速い。ただ、今週は雨予報が多く、パンパンの良馬場は望めそうもなく、大阪杯も時計がかかりそうだ。

逃げ・差しに有利なコースだが、脚質に大きな有利・不利はない。

有利枠は2枠、3枠、4枠、6枠で、不利枠は1枠、5枠、7枠。

連対率3割を超える騎手は、M・デムーロ騎手(ミッキーゴージャス騎乗予定)と戸崎騎手(ローシャムパーク騎乗予定)。

人気で安定しているのは、戸崎騎手(ローシャムパーク騎乗予定)。人気薄なら藤岡康騎手(カテドラル騎乗予定)。

大阪杯2024で人気、話題になりそうな馬

ジオグリフ  評価:D
戦績ランク6位 スピードランク15位

相性の良いコースで走ったことはなく、GIになると厳しいローテーションと言わざるを得ない。相性の悪いコースで【1 0 0 2】だが、相性の良いコースの経験がないだけに、1つとはいえ勝っているのは弱材料だ。
直近の連対レースは皐月賞で、レースタイム差-0.9の高速決着。だが、それ以降は高速決着のレースで敗戦を続け、前走の中山記念がレースタイム差+0.7で3着だから、現状では時計がかかった方が良い

スタニングローズ  評価:C
戦績ランク11位 スピードランク14位

相性の良いコースでは1回しか走ったことがないが、それが秋華賞勝ちなら悪くはない。ただ、GIメンバーに入ると、さすがに1戦1勝だけでは戦績面から推すことはできない。また、相性の悪いコースで【1 1 0 0】と走れているのも弱材料
直近の連対レースである前記の秋華賞がレースタイム差-2.5の超高速決着で、3歳時はとにかく時計勝負に強いスピードタイプだった。しかし、それ以降は勝利どころか馬券圏内もなく、スピードランクは14位と時計面では厳しい

ステラヴェローチェ  評価:C
戦績ランク11位 スピードランク12位

相性の良いコースで1回しか走っていないが、それが前走の大坂城S勝ち。1戦1勝だけでは戦績面から強くは推せないが、そこからの臨戦過程には好感が持てる
直近の連対レースが一昨年の日経新春杯で、レースタイム差-0.9だったが、その前の神戸新聞杯ではレースタイム差+5.5の極悪馬場で勝利。コース相性さえ良ければ、時計不問で結果を出しているのは強材料といえる。ゲートの中でうるさいので、できれば後入れの偶数番がほしい。

ソールオリエンス  評価:B
戦績ランク13位 スピードランク9

相性の良いコースでは一度も走ったことがなく、逆に相性の悪いコースで【2 1 0 0】の安定感で走っており、ここを勝てるローテーションとは言えない。有馬記念→中山記念と古馬重賞で結果が出ていないのも、実績面でも厳しい。
直近の連対レースはセントライト記念で、レースタイム差は-1.2の高速決着。その前のダービーがレースタイム差+0.9で、皐月賞がレースタイム差+-0。GIIレベルなら時計が速くても対応できるが、GIになると時計がかかった方が良い。今週の雨はアドバンテージになる

タスティエーラ  評価:D
戦績ランク13位 スピードランク1

相性の良いコースで走ったことがなく、相性の悪いコースで【2 1 0 0】の好走歴は、戦績面では弱材料。初古馬戦となった有馬記念では6着に敗れたが、今回は上位5頭が不在。相手関係も、有馬よりは弱化しそうだ。
3歳時の連対レースを順に見ていくと、弥生賞がレースタイム差-0.2、皐月賞が同+0.2、ダービーが同+0.9、菊花賞が同-3.4。夏を超えて一気にスピードタイプに変貌しており、時計がかかりそうな今の阪神芝は微妙

ハーパー  評価:C
戦績ランク6位 スピードランク11位

相性の良いコースで【0 1 1 0】。掲示板を外していないのは悪くないが、やはり相性の良いコースで勝ち星がないのはGIメンバーに入ると厳しい。また、相性の悪いコースで1回走って2着1回というのも弱材料になる。
直近の連対―スが昨年のオークスで、レースタイム差-1.2の高速決着。ただ、リバティアイランドが抜けていただけで、着差を考えるとレースタイム差-0.5くらいで、今回はスピードランク11位。時計がかかってくれれば出番はある

プラダリア  評価:A
戦績ランク3位 スピードランク13位

相性の良いコースのトータル成績が【1 2 0 0】安定感で、掲示板を外したことは一度もない。中身は新馬戦、未勝利戦、未勝利戦の3戦なので実績面では他馬に一歩劣るが、安定感は抜けている。
前走の京都記念勝ちがレースタイム差-1.1で、去年の京都大賞典勝ちがレースタイム差+0.3。この2走だけではなく、2200m以上になると時計不問で好走を繰り返しており、雨の影響で時計がかかっても対応できそうだ

べラジオオペラ  評価:B
戦績ランク1位 スピードランク2位

相性の良いコースで【2 0 0 0】で負けなし。その内訳もチャレンジC勝ちと中身があるもので、GIメンバーに入っても引けは取らない。前走の京都記念では、1キロもらってプラダリアに完敗だっただけに上積みが必須になるが、古馬GI馬がいないメンバー構成なら好勝負になる。
前走の京都記念がレースタイム差-1.1で、チャレンジCがレースタイム差-0.5なので、時計勝負に強いスピードタイプ。それだけに、雨が降って時計がかかるのはマイナスになる。

ミッキーゴージャス  評価:A
戦績ランク1位 スピードランク4位

相性の良いコースで【4 0 0 1】の安定感で、掲示板を外したことは一度もない。唯一の馬券圏外は休み明けだった去年の西海賞5着だけ。また、愛知杯勝ちを含めて、相性の良いコースで3連勝しての臨戦過程は強材料だ。
昨秋からの3連勝を振り返ると、夕月特別がレースタイム差-2.3で、修学院Sが同-0.7、愛知杯が同-1.2と高速決着続き。明らかに時計勝負に強いスピードタイプなだけに、今週の雨は恨めしい。当日はとにかく時計が速くなってほしい。

ローシャムパーク  評価:A
戦績ランク16位 スピードランク7位

相性の良いコースで走ったことがなく、逆に相性の悪いコースで【3 1 0 0】の準パーフェクトと、大阪杯を勝てるローテーションとは思えない。騎乗予定の戸崎騎手がコースを得意にしているのはアドバンテージだが、どこまで相殺できるかカギになりそうだ。
昨夏の重賞2連勝を見ると、函館記念がレースタイム差+0.9で、オールカマーがレースタイム差-1.4と時計は両極端。時計不問で結果を出しているのは強材料で、ローテーションの悪ささえ克服できれば好走の望みも出てくる。

大阪杯2024の注目馬はエピファニー

今回、戦績項目とタイム項目の両方でプラスを計上した馬はエピファニーだけ。

戦績ランク5位 スピードランク6位

相性の悪いコースで【2 0 0 1】の安定感で、掲示板を外したことは一度もない。唯一の馬券圏外は3走前のチャレンジC4着だけ。相性の悪いコースで行われた金杯11着→相性の良いコースで行われた小倉大賞典1着からの臨戦過程は好感が持てる

昨秋のケフェウスS勝ちがレースタイム差-2.1で、前走の小倉大賞典勝ちがレースタイム差-1.6で、どちらかというと時計勝負に強いスピードタイプ。しかし、GIメンバーに入るとスピードランク6位となり、時計がかかりそうな今の阪神芝は合っている

ただ、騎乗予定の杉原騎手がランク外なので、できれば有利枠を引きたい。


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