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【天皇賞(春)2024の展望】人気馬の死角と穴馬の資格|注目馬チャックネイト

天皇賞(春)の展望
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こんばんわ、ウキョーです。

今週は、京都で天皇賞(春)が行われます。長距離戦がかつてほど盛り上がらなくなったとはいえ、私のような老害系競馬ファンにとっては、やっぱり春盾というと重みがあるレースではあります。

天皇賞(春)で思い出すの2000年のテイエムオペラオーです。唯一無二のグランドスラムを達成した最初のレース。今思い出しても鳥肌が立ちます。とにかく強かった。凱旋門賞でもいい勝負ができたと、今でも確信しています。

https://date-keiba.com/keiba/ltmoperao/

京都芝3200mの傾向

有利枠2枠・3枠・4枠・5枠
不利枠1枠・6枠・7枠
脚質先行
騎手3割超武豊騎手
人気
人気薄
 予想優先順位
1位
タイム
2位
戦績
3位
展開
4位
騎手
5位
コース戦績
京都芝3200m
京都芝3200m|有利枠・不利枠、騎手連対率の最新データ【開催終了ごとに更新】京都芝3200mのコースデータを徹底攻略|有利枠・不利枠・騎手ランクを公開...

京都芝3200mは、比較対象はないが、時計が速いコースになる。本質的には時計勝負に強いスピードタイプに分があるが、今週は週中に雨予報が続いており、当日の馬場コンディションに注意したい。

先行に有利なコースだが、逃げ切りは難しい。逃げ切ったのは2004年のイングランディーレと、2016年のキタサンブラックの2頭だけ。

有利枠は2枠、3枠、4枠、5枠で、不利枠は1枠、6枠、7枠。

連対率3割を超える騎手は、武豊騎手(サリエラ騎乗予定)。

天皇賞(春)2024で人気、話題になりそうな馬

サリエラ  評価:A
戦績ランク2位 スピードランク1位

相性の良いコースで走ったのは3回あり、デビュー戦1着とローズS2着、目黒記念3着。相性の悪いコースで走ったことはなく、キャリアは少ないが戦績面は悪くない。前走のダイヤモンドSで3400mをこなしているとはいえ、個人的には距離は長いと思う。
前走のダイヤモンドSはレースタイム差-1.9の高速決着で、今回のスピードランクも堂々の1位。それだけに、週中の雨予報は厳しい。先週の日曜も稍重ながら馬場差―0.4に踏みとどまってくれていたので、とにかく時計が速いコンディションを祈るのみ

シルヴァーソニック  評価:S
戦績ランク5位 スピードランク5位

相性の良いコースで【1 0 3 2】。勝ち味に遅く1勝しかしていないが、掲示板を外したのも前走の阪神大賞典11着だけ。去年の天皇賞(春)では、ジャスティンパレス、ディープボンドに次ぐ3着に好走しており、戦績面からは文句なし
前走の阪神大賞典は、10カ月半の休み明けということもあって序盤に折り合いを欠く場面が見られたが、叩いた今回は違ってくるだろう。去年の天皇賞(春)がレースタイム差+0.5で、一昨年のステイヤーズSがレースタイム差-0.9と、時計不問で戦えるのはアドバンテージ

タスティエーラ  評価:C
戦績ランク13位 スピードランク10位

相性の良いコースのトータル成績が【1 1 0 2】で、掲示板を外したのは前走の大阪杯11着だけ。相性の良いコースでは菊花賞2着があり、実績面では引けをとらない。大阪杯で負けてしまったのは痛いが、2000mを使ってのローテーションは悪くない。
前走の大阪杯は気難しさが出たのか、直線でハミを取らずにギアが上がらなかった。それまでそのような素振りは見せてこなかっただけに、気になるところではある。それでも昨年のダービーを勝っているように、その潜在能力はピカイチだ。

チャックネイト  評価:A
戦績ランク5位 スピードランク9

相性の良いコースで走ったのはデビュー戦(東京芝1800m)3着と、昨年のアルゼンチン共和国杯3着の2回だけ。勝鞍がなく、デビュー戦も3着と強調はできないものの、今回は戦績ランクが低レベルなので、掲示板を外していない安定感はアドバンテージになる。
前走のAJCCは、あいにくの不良馬場でレースタイム差+3.4とかなり時計がかかっていた。今回も雨が残って時計がかかってくれれば好勝負できる。AJCCでは最後の最後に差し返す根性を見せており、混戦になればなるほど浮上の余地が出てくる。

テーオーロイヤル  評価:C
戦績ランク8位 スピードランク8

相性の良いコースで【4 0 0 3】の安定感。掲示板を外したのは、一昨年のアルゼンチン共和国杯6着と、昨年のアルゼンチン共和国杯10着の2回。どうもアルゼンチン共和国杯との相性が良くないが、それでも4勝をあげているのは今回のメンバーでは抜けている
ダイヤモンドS、阪神大賞典を連勝してのローテーションは、現役屈指の長距離砲として存在感を増している。ダイヤモンドSがレースタイム差-1.9で、阪神大賞典がレースタイム差+1.6と、長距離なら時計不問で走れるのは心強い

ディープボンド  評価:A
戦績ランク2位 スピードランク13

相性の良いコースのトータル成績が【3 2 2 4】で、掲示板を外したのは3歳初戦の福寿草特別6着と、前走の阪神大賞典7着の2回だけ。相性の良いコースでは阪神大賞典2勝、天皇賞(春)2着と、実績面では他馬の追随を許さない
近走はジャパンC10着、有馬記念15着、阪神大賞典7着と奮わずmスピードランクも13位と低迷中。騎乗予定の幸騎手もワーストランク入りしており、今回に限っては戦績面以外にプラス要素がない。時計がかかってどこまで。

ドゥレッツァ  評価:C
戦績ランク8位 スピードランク2位

相性の良いコースでは2回走っており、菊花賞1着→金鯱賞2着と実績もローテーションも申し分ない。ただ、相性の悪い日本海S(新潟芝2200m)を勝っているのは弱材料となる。今回、相性の悪いコースで好走している馬が少なく、それだけにマイナス材料は際立ってしまう。
前走の金鯱賞は、馬場差+0.2と時計のかかる馬場でレースタイム差-2.5の超高速決着。その中で、内に入れらずに追い遅れて、外を回した結果の2着。勝ったプログノーシスには離されたが、今回はその天敵がいない。時計が速くなれば、さらに好走の可能性は高まる

ブローザホーン  評価:A
戦績ランク1位 スピードランク15位

相性の良いコースで【2 1 3 1】の安定感で、掲示板を外したのは3歳時の未勝利戦(福島芝2000m)8着の一度だけ。相性の良いコースで行われた日経新春杯1着→阪神大賞典3着からの臨戦過程も好感が持てる
前々走の日経新春杯がレースタイム差-1.3で、前走の阪神大賞典がレースタイム差+1.6で、スピードランクは15位どまりではあるものの、どちらかというと時計がかかってくれた方が良い

マテンロウレオ  評価:B
戦績ランク13位 スピードランク3位

相性が良いコースで【3 1 0 4】と悪くないが、相性の良いコースでの騎乗機会で4連敗してしまっているのが弱材料。とくに、相性の良いコースで行われた去年の札幌記念で5秒差の14着に敗退しているのが大きなマイナスになっている。
しかし、そうはいっても今回のメンバーでもスピードランクは3位と、かなりスピード寄りのタイプ。騎乗予定の横山典騎手はコースを得意にしているので、時計勝負になれば好走の余地は残されている。

ワープスピード  評価:C
戦績ランク8位 スピードランク11位

相性の良いコースのトータル成績が【1 1 0 1】で、掲示板を外したことは一度もない。唯一の馬券圏外は、2歳時の未勝利戦(東京芝1800m)4着と、本格化前だったことを考えれば酌量の余地はある。
3000m超のレースで1着→4着→3着→2着と大崩れしていない安定感は評価できるが、スピードランク11位なだけに、時計勝負になると厳しい。騎乗予定の三浦騎手もランク外なので、有利枠を引けても連下まで。

天皇賞(春)2024の注目馬はサヴォーナ

今回、戦績項目とタイム項目の両方でプラスを計上した馬はサヴォーナシルヴァーソニックの2頭だけ。ここでは、人気がないであろうサヴォーナを取り上げる。

戦績ランク2位 スピードランク3位

今回の出走メンバーの中で、相性の良いコースでのレース経験が一番多く、その戦績は【2 3 0 2】の安定感。掲示板を外したのが菊花賞5着と、阪神大賞典6着というのは実績面で強調できないが、2勝5連対というのは他馬にないアドバンテージになる。

昨年の神戸新聞杯2着がレースタイム差-1.8で、今年の日経新酒杯2着がレースタイム差-1.3だから、時計勝負に強いスピードタイプといえる。週中の雨予報は心配だが、本質的に時計が速い京都芝3200mは合っている

騎乗予定の池添騎手はランク外だが、有利枠を引ければ本命候補の一頭だ。


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