【回顧】プリモシーン 見事な復活劇で再びG1戦線へ【東京新聞杯のタイム分析】

   2020/02/24

こんばんわ、ウキョーです。
土曜の京都芝が意外と時計は速くなっていましたが、日曜になるとやっぱり時計がかかり出していました。
それから、小倉の芝がまったく読めません。来週の馬場も難しそうです。

各開催場の馬場差

2月8日(土)
   東京 芝 -0.8
   東京ダート -0.1
   京都 芝 -0.5
   京都ダート +0.1
   小倉 芝 -0.3
   小倉ダート +0.6
2月9日(日)
   東京 芝 -0.7
   東京ダート +0.4
   京都 芝 +0.4
   京都ダート +0.1
   小倉 芝 -0.7
   小倉ダート +0.6

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の東京は、芝はまだまだ高速馬場が続くが、ダートは土日ともに時計がかかっていた。

京都は、土曜の芝は時計が速くなっていたものの、日曜になって時計がかかり出した。ダートは両日ともに時計がかかっていた。

小倉は、芝のコンディションが元に戻り、土日ともに時計が速かった。ただ、ダートは両日ともに時計が遅かった。

プリモシーン 見事な復活劇で再びG1戦線へ/東京新聞杯

馬場差-0.7で、レースタイム差+-0。

日曜の東京芝は時計が速かったが、東京新聞杯はレースタイム差なしとなり、意外と(?)時計が出なかった。

逃げたのは、大方の予想通り×モルフェオルフェ。前半800m46.3秒-後半800m47.2秒のハイペース。
このペースでも、ラスト3Fが11.5秒-11.6秒-11.8秒のハイラップだったのは、ハイペースで飛ばしたのが×モルフェオルフェだけで、離れた2番手以下は平均ペースだったから。

勝った○プリモシーンは、鞍上のMデムーロ騎手の絶妙なコース取りで、ラスト33.6秒で突き抜けた。時計もそれほど評価できないし、鞍上の手腕も光ったのは確かだが、牡馬相手に56キロを背負っての勝利だから、これは手放しで誉めていい。
対抗に落としたのは、その56キロが懸念材料だったからだったが、まったく杞憂に終わった。
2戦連続の大敗からの巻き返し。これなら、再びG1戦線へ返り咲ける。

後方から上がり最速33.3秒で2着に迫った△シャドウディーヴァも、勝ち馬に劣らず評価できる。
このラップなら、本来は先行、好位勢に有利なはずで、それを、初のマイル戦で11番手から後方一気というのは、なかなかできるものじゃない。距離の選択肢も広がり、今後が楽しみな4歳馬だ。

◎ヴァンドギャルドは、痛恨の出遅れ。そこからポジションを取りに行って脚を使ってしまったのが痛かった。最後に甘くなったのは、そこで脚を使ったためだろう。
とはいえ、これが古馬初重賞。それを思えば、不利がありながらコンマ2秒差なら、オープンでのめどは立った。次走が試金石になる。




特殊な馬場で直接クラシックにはつながらない/きさらぎ賞

馬場差+0.4で、レースタイム差+0.6。

日曜の京都芝はかなり時計がかかっており、きさらぎ賞もレースタイム差+0.6と時計がかかった。

逃げたギベルティのペースは、前半800m49.5秒-後半46.3秒の超スローペース。レース上りが34.1秒の瞬発力勝負となった。

勝った◎コルテジアが、3番手追走から上り次点の33.9秒で上がってしまったら、他馬は手も足も出ない。
個人的には、ここまで人気がないとは思わなかったが、前走のシンザン記念3着がフロックではなかったことを証明した。同時に、シンザン記念で4馬身前にいたサンクテュエールとプリンスリターンの2頭の強さが、改めて強調されることにもなった。

断然1番人気に押された○アルジャンナは、時計勝負に強いスピードタイプなので、この時計では3着が精いっぱい。むしろ、3着なら頑張った。
時計が速いコースに替われば巻き返せる力はあるだろうが、ここで賞金を加算できなかったことが、後々ダメージとなりそうだ。

次走の注目馬・ダブルシャープ(関門橋S・小倉芝2000m)

日曜 小倉第11R 関門橋S・芝2000m 2着ダブルシャープ

日曜の小倉芝は速い時計に戻っていたが、関門橋Sはレースタイム差+0.4とそれほど時計は速くならなかった。
勝った×カウディーリョがスピードランク11位、3着バイオレントブローが同12位、4着◎ダンサールが同7位である。
これでは時計勝負に強いスピードタイプには厳しい。

そんな中で、2着に差し込んだ×ダブルシャープは、スピードランク3位だった。
これなら、得意の高速馬場に替われば現級突破も目前だろう。

3歳戦の注目馬はデアリングタクト(エルフィンS・京都芝1600m)

先週の3歳戦で、もっとも見どころがあったのは、土曜の京都10Rに行われたエルフィンS(芝1600m)である。

土曜の京都芝は馬場差-0.5とそこそこ時計が速かったが、×デアリングタクトが勝ったエルフィンSは、レースタイム差-1.5の高速決着である。

レースも、前半800m46.3秒-後半800m47.3秒のハイペースで、ラスト3Fは12.0秒-11.7秒-11.4秒の加速ラップ。
このハイラップで、勝った×デアリングタクトはラスト34.0秒の豪脚発揮で、2着馬に4馬身差の圧勝。上り次点が34.9秒だから、×デアリングタクトの強さだけが際立った。

エルフィンSはクラシック戦線への登竜門としての側面もあり、過去にはクルミナル(’15桜花賞2着、オークス3着)、ショウナンパンドラ(’14秋華賞1着)、マルセリーナ(’11桜花賞1着)、エーシンリターンズ(’10桜花賞3着)、レッドディザイア(’09桜花賞2着、オークス2着、秋華賞1着)、レジネッタ(’08桜花賞1着、オークス3着)、ウォッカ(’07桜花賞2着、オークス1着、秋華賞3着)など、錚々たるメンバーが巣立っていった。

×デアリングタクトも、同じような期待を抱かせる逸材である。


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