【チャンピオンズCの回顧】ジュンライトボルトが圧巻の末脚でダート界の新王者に

こんばんわ、ウキョーです。

個人的には、海外馬に頑張ってほしかった。せめて掲示板まで来てくれれば、来年以降の海外馬参戦に期待が持てたんですけどね。

今年は、JRAさんが海外馬の招聘に非常な尽力をしてくれたそうです。来年も同じテンションで頑張ってください！

各開催場の馬場差

※馬場差：当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の中山は、開幕週らしく芝の時計は速く、ダートの時計は掛かっていた。

阪神も東京と同じく、土日ともに芝の時計は速く、ダートの時計はがかかっていた。

中京も芝の時計が速く、ダートの時計が遅い。とくに、ダートはかなり時計がかかっており、時計勝負に強いスピードタイプには厳しい状況となった。

ジュンライトボルトが圧巻の末脚でダート界の新王者に／チャンピオンズC

馬場差＋0.9で、レースタイム差＋1.4

日曜の中京ダートはかなり時計がかかっており、チャンピオンズCもレースタイム差＋1.4と時計がかかっていた。

大外からレッドソルダードが逃げ、前半800m49.8秒－後半800m49.5秒の平均ペース。それでいてラスト2Fが11.9秒－12.3秒の高速ラップだから、後方の馬に出番はなかった。

ただ1頭を除いては。

それが勝った×ジュンライトボルトだ。なんと上り最速36.2秒で、先行勢を一飲みにしたから驚いた。掲示板に乗った他の馬たちは、みな先行組。まさに次元の違う脚だった。

テーオーケインズの一強時代に楔を打ち込む結果となり、×ジュンライトボルトの前途は洋々といっていいだろう。

◎シャマルは、好スタートから好位3番手を追走。〇クラウンプライドのすぐ後ろの絶好のポジションが取れた。直線坂を上ってからも手応えは残っており、テーオーケインズに交わされてからもしぶとく抵抗できたが、最後の最後に一杯になってしまった。結果としては残念だったが、来年の活躍が楽しみになった。

1番人気テーオーケインズは、緩いペースと、◎シャマルからのプレッシャーで序盤に引っかかっていた。直線で◎シャマルをかわしたあたりでは突き抜けるかと思われたが、序盤のかかりが最後の最後に響いてしまった。とはいえ、不得手な時計がかかる馬場でコンマ3秒差4着なのだから、改めて力上位を証明した。この敗戦だけで、これまでの評価は下げられない。

勝ったソーヴァリアントはG1戦線でも通用する／チャレンジC

馬場差－1.7で、レースタイム差－2.1。

土曜の阪神芝は高速馬場となっており、チャレンジCもレースタイム差－2.1の高速決着となった。

レッドベルオーブの大逃げで、前半1000m57.7秒－後半59.8秒のハイペース。ただ、後続はそこまで速いペースではなく、1000m通過は推定59.6秒のスローペース。

勝った〇ソーヴァリアントは、3番手追走から危なげなく抜け出してきた。それでも上り35.1秒だから、レッドベルオーブの刻んだラップは多少影響を与えていた。

これまで〇ソーヴァリアントは、スローの瞬発力勝負で結果を出してきただけに、このペースで結果が出たのは収穫といえる。ここにきて経験値を積めたことはプラス。この内容なら、G1でも好勝負できるのではないか。

◎サンレイポケットは、スタートは悪くなかったが、ポジションが取れずに後方9番手追走。欲を言えば、もう一つ前の位置がほしかった。最後は伸びてきているが、勝負どころでギアがなかなか入らない感じで、さすがに年齢を感じさせた。今後も、相手関係が楽にならないと、重賞ではもう厳しいのかもしれない。

応援よろしくお願いします。