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【有馬記念2022の回顧】来年の中長距離戦線はイクイノックスが中心になる

有馬記念の回顧
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こんばんわ、ウキョーです。

イクイノックスが強すぎてビックリしました。個人的には、中山芝2500mは合わないと思っていたので、あの圧勝は驚きです。上り最速が35.2秒なんていうタフな馬場でも結果が残せたのですから、来年はイクイノックスの年になるでしょうね。

各開催場の馬場差

12月24日(土)
   中山 芝+0.4
 中山ダート-0.1
   阪神 芝-0.8
   阪神ダート+0.1

 

12月25日(日)
   中山 芝-0.4
 中山ダート-0.1
   阪神 芝-0.5
   阪神ダート+1.0

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の中山は、雨の影響で土曜の芝は時計がかかっていたが、日曜になって若干持ち直した。ダートは、土日ともにほぼ標準通り。

阪神は、芝の時計は速かったが、ダートは時計がかかっていた。とくに、日曜の時計はかなり遅かった。

来年の中長距離戦線はイクイノックスが中心になる/有馬記念

馬場差-0.4で、レースタイム差-1.1

レースタイム差-1.1と、馬場差を考慮すれば及第点。ただ、中山芝2500mはそもそも時計がかかるので、基準タイム差にすると+0.1。時計的には、そこまで評価はできない。

とはいえ、勝ったイクイノックスの強さには脱帽。これまで、もっとも遅かった上りが皐月賞の34.6秒で、どちらかというと上り33秒台の瞬発力勝負で結果を出してきた馬だった。それが、今回はレース上り35.9秒、自身の上り35.4秒というタフな馬場でも、後続に2馬身半差の圧勝だったから、とてつもない強さである。

馬場を問わないレベルに達しており、父キタサンブラックを彷彿とさせる。来年の競馬界は、この馬を中心に回っていくだろう。

◎タイトルホルダーは、注文通りに逃げられたものの、いつもの粘りは見られずに9着敗退。◎タイトルホルダーの逃げは、前半1000m61.2秒-後半1000m59.6秒のスローペースだから、展開面では悪くなかった。それでも脚を失くしてしまったのは、海外帰りの疲れがあったからか。力負けとは思えないので、次走以降の巻き返しに期待したい。

キラーアビリティが完全を復活を遂げる完勝劇/中日新聞杯


馬場差-1.1で、レースタイム差-1.2。

土曜の中京芝は、馬場差-1.1の高速馬場となっており、中日新聞杯もレースタイム差-1.2の高速決着となった。

逃げたギベオンのペースは、前半1000m61.9秒という超スローペース。後半1000mは57.5秒というハイラップとなり、究極の瞬発力勝負となった。

勝ったキラーアビリティは、後方12番手から一気の差し。同馬の後半1000mは推定56.7秒である。とんでもない速さである。実際、先行から伸び続けていた△マテンロウレオアイコンテーラーを差し切っているのだから、完全復活を遂げたといっていいだろう。今後が非常に楽しみになる勝利だった。

◎バジオウは、2番手追走からコンマ5秒差の9着敗退。個人的には、ここまでのスローならいっそ逃げてほしかったが、それは結果論。これでオープンに昇級してからいいとこなしだが、まだまだ見限れない。次走で見直したい。


応援よろしくお願いします。

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