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恵まれたコパノリッキー【先週のタイム分析】

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各開催場の馬場差

2月21日(土)
東京 芝 -0.5 
東京ダート+0.2 
京都 芝 -0.8 
京都ダート-0.2 
小倉 芝 -0.7 
小倉ダート-0.5 
2月22日(日)
東京 芝 +0.5 
東京ダート-0.1 
京都 芝 -1.0 
京都ダート-0.2 
小倉 芝 +1.1 
小倉ダート-1.3 

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の東京競馬は、芝は土曜が速くて日曜が遅い。ダートは、土日ともにほぼ基準通り。
京都競馬は、相変わらず芝の時計が速い。日曜にいたっては基準より1秒速いのだから、時計勝負に対応できない馬は軒並み総崩れ。sダートは、土日ともに多少速いくらい。
小倉競馬は、雨の影響で日曜の芝が遅く、ダートが速かった。

タイム面では評価できないフェブラリーS

日曜日に行われたG1戦のフェブラリーSから。
馬場差-0.1秒で、レースタイム差が+0.9秒だから、時計はかなり遅く、タイム面では評価できない。
逃げ宣言のコーリンベリーが出遅れ、出負けた○コパノリッキーが先手を奪おうとするところを、大外から▲アドマイヤロイヤルがまさかのハナ。
最初の3Fが34.3秒でハイペースになるかと思いきや、1000m通過は60秒の超スローペース。このラップでは、後続に出番はない。
勝ちタイムは1.36.3秒で、G1にしては相当に遅く、時計勝負をそれほど得意にしていない○コパノリッキーは恵まれた。逆に、2着の◎インカンテーションにとっては、想定外のタイムとなってしまった。それでも2着を確保したあたりは、この馬の成長と見ていい。3着×ベストウォーリアは時計がかかった方が良いタイプで、勝ち切ってもおかしくないタイム。この位置が、この馬の実力。
それにしても、▲アドマイヤロイヤル鞍上の横山典騎手の意図がわからない。○コパノリッキーを負かしにいくのであれば、あのペースでは歯が立たないことはわかっていたはず。何らかの目論見があったのだろうが、結果的には○コパノリッキーのアシスト役でしかなかった。

予想以上に時計がかかった小倉大賞典

日曜の小倉で行われた小倉大賞典は、馬場差+1.1秒でレースタイム差+2.2秒。いくら馬場が渋っていたとはいえ、いくらなんでも遅すぎる。この時計は想定外だった。
勝ったカレンブラックヒルは、メンバー中でもっとも時計勝負に向かない馬。いかにも馬場に恵まれた。
2着△コスモソーンパークは、1000m通過59.7秒のスローペースを見越してマクって粘りきる。この時計で走れたのだから、今後の重賞戦線でも活躍できる。
◎メイショウナルトは、3角手前で一杯の15着大敗。たしかに渋った馬場は良くないタイプだが、それにしてもだらしなさすぎる。しばらく静観が妥当かもしれない。
次走の注目馬として、7着▲ラングレーを挙げておく。この馬にとっては、今回のタイムは遅すぎる。それでも4角9番手からコンマ7秒差なら、重賞でもめどは立った。

日曜・小倉3Rのタイムが出色

重賞以外で注目したいのは、日曜・小倉第3レースの3歳未勝利戦。馬場差+1.1秒の中で、レースタイム差-1.2秒はすばらしい。たしかに午前中の方が雨の影響が少なかったとはいえ、このタイムは出色。勝ったラブローレルは、3度目の1200m戦で勝利を飾った。洋芝の函館、重馬場の阪神で負けて人気を落としていたが、時計の速くなる馬場なら、昇級しても通用する。2着キャロライン、3着ヘットローは、次走の確勝級。

次走の注目馬・ダンスアミーガ

日曜 京都11R 洛陽S(OP・芝1600m)4着ダンスアミーガ

ダンスアミーガは、時計が速くなればなるほど良いタイプで、馬場差-1.0秒の中でレースタイム差+0.1秒では、負けても仕方ない。それでもコンマ3秒差まで詰め寄ったのは地力の証。次走に時計の速い馬場を選べば、好勝負できるはず。

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