こんばんわ、ウキョーです。
注目を集めた札幌記念は、ジャックドールがG1馬を抑えて重賞2勝目を飾りました。
×パンサラッサの逃げは、前半1000m59.5秒-後半1000m61.7秒のハイペース。レース上り37.7秒という究極の消耗戦となりました。このペースを、終始馬なりで競馬を進めていたのが△ジャックドール。時計不問、ペース不問の強さを見せつけ、G1獲りが見えてきた。
それでは、先週の土・日のレースの中で「次走の注目馬」に選ばれた馬を書いていきます。
次走の注目馬・ロバートソンキー(日本海S・新潟芝2200m)
土曜の新潟芝は、馬場差-0.6とそこそこ時計が出ていたが、メインの日本海Sはレースタイム差+1.4とかなり時計がかかっていた。
ここまで時計が遅いと、スピードランク上位の馬たちには厳しいはずなのだが、勝ったのはスピードランク2位の△ロバートソンキーだった。
レースは、時計もラップもさほど評価できないが、△ロバートソンキーの場合、この時計で勝ち切ったことに意義がある。何度か長期休養を挟んでいるが、神戸新聞杯3着、菊花賞6着の実績があり、準OPでは力が違った。
このまま順調にいけば、オープンでも楽しみな一頭だ。
また、2着の×スルーセブンシーズも次走は買い。スピードランク1位で、△ロバートソンキーにアタマ差なら、こちらも準OPでは格上と判断していい。
2歳の注目馬・メイショウヒュウガ(新馬・小倉芝1200m)
先週の2歳戦で最もみどころがあったのは、土曜の小倉第5Rで行われた新馬戦である。
日曜の小倉芝は、馬場差-1.9の高速馬場で、メイショウヒュウガが勝った新馬戦もレースタイム差-2.7の高速決着となった。
レースは、前半600m33.4秒-後半600m34.9秒のハイペース。この中、メイショウヒュウガは4角3番手から上り34.2秒という異次元の末脚。
2着に逃げ粘ったジュンウィンダムが、上り次位の35.1秒である。通常ならジュンウィンダムの逃げ切りだろう。それを、コンマ9秒上回る上りで差し切ったのだから、メイショウヒュウガの強さが際立った。
これなら昇級しても楽しめる。