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【チャンピオンズC 2023の回顧】完勝のレモンポップがダート界統一!

チャンピオンズCの回顧
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こんばんわ、ウキョーです。

チャンピオンズCはレモンポップの完勝で幕を閉じました。レモンポップは、これでフェブラリーSに続くJRAGI勝利となり、最優秀ダート馬選出は間違いないでしょう。

各開催場の馬場差

12月2日(土)
   中山 芝-1.5
 中山ダート+0.5
   阪神 芝-1.4
 阪神ダート+0.7
   中京 芝-0.6
 中京ダート+0.7
12月3日(日)
   中山 芝-0.9
 中山ダート+0.7
   阪神 芝-0.6
 阪神ダート-0.4
   中京 芝-0.6
 中京ダート+0.7

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の東京は、土日ともに芝が高速で、ダートは時計がかかっていた。

京都は最終週だったが、芝の時計は速かった。ダートは若干速い程度で、展開によってまちまちといった感じ。

完勝のレモンポップがダート界統一!/チャンピオンズC 2023回顧

馬場差+0.4、レースタイム差+0.1

日曜の中京ダートは時計がかかっており、チャンピオンズCもレースタイム差+0.1と時計がかかっていた。

レースは、大外から×レモンポップが逃げて前半800m48.8秒-後半800m49.7秒の平均ペース。誰も鈴をつけに行かなかった結果、3F目で12.9秒とラップが落ちている。しかし、ここから12.4秒-12.1秒とペースアップしており、後続は意外と脚を使わされていた。

勝った×レモンポップは、鞍上の坂井騎手が躊躇なく逃げの手に出たのが奏功。競りかけてくる馬もいなく、結果自分のペースで走ることができた。道中では若干ハミを噛んでいたが、最後まで脚色は衰えず、その絶対能力の高さを見せつけた。

陣営は、戦前から「適性はスプリント」と言い続けているが、今回1800mを使ったことで、再び短距離に戻すのはリスクが高いと思われる。今後はマイル以上での活躍を望みたい。

これで同年に中央ダートGIを2連勝。最優秀ダート馬の称号は確実だろう。

◎テーオーケインズは、3~4番手の先行集団を追走。道中は中団以降の馬たちが追っつけ通しだった一方で、同馬はかなりスムーズな競馬ができていた。4コーナーを回ったところでも抜群の反応で、個人的には勝ったと思ったほど。

ところが、直線に入っても鞍上の松山騎手はムチを使わない。結局伸びあぐねて4着敗退。パトロールを見てみると、どうも◎テーオーケインズが内にもたれているようで、ムチが使えない状況だったようだ。今回は消化不良で終わってしまったが、これまで、そのような傾向は見られなかっただけに心配ではある。

べラジオオペラが古馬撃破でパワーアップを証明/チャレンジC 2023回顧

馬場差-1.4、レースタイム差-0.8

土曜の阪神芝は高速馬場となっており、チャレンジCもレースタイム差-0.8と時計が速かった。

テーオーシリウスが逃げ、前半1000m59.9秒-後半1000m58.9秒の平均やや遅めのペースで、4F-5Fで11.5秒とペースアップ。そこから11秒台が続く持久力戦となり、先行勢にはキツイ展開となった。

勝ったべラジオオペラは、先行勢を前に見る好位5番手のポジションから直線で抜け出し、ボッケリーニをハナ差退けて重賞2勝目を飾った。着差こそ辛勝だったが、このペースにしては早仕掛けで、そこから最後にひと伸びしており、強い競馬をしているといえる。

来年以降、中距離戦線で楽しみになる勝利だった。

◎ガイアフォースは、3番手追走から最後に伸びあぐねてコンマ4秒差6着に敗退。道中もスムーズであり、ペース的にも問題なかったと思えたが、残念な結果になった。スーパーレコードで頑張った天皇賞(秋)の反動があったとしか思えない。しっかりケアして、来年以降の活躍に期待したい。

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