こんばんわ、ウキョーです。
先週の土・日のレースの中で「次走の注目馬」に選ばれた馬を書いていきます。
次走の注目馬・ナイトインロンドン(阿寒湖特別・札幌芝2600m)
日曜の札幌芝は時計が速く、阿寒湖特別もレースタイム差-2.7の高速決着だった。
勝ったのはナイトインロンドン。前半1000m61.0秒-後半1000m59.7秒の平均やや遅めのペース。ラップ自体はそれほど強調できるものではないが、この勝利には大きな意義がある。
東京芝2400mで2連勝してきたように、跳びが大きなナイトインロンドンは、本質的に小回りは向かない。個人的には、賞金上積みを狙って無理やり使ってきた感があったので、危険な人気馬だなと思っていた。
レースは道中8番手追走から、4角手前で鞍上和田竜騎手の手が動いて、直線入り口では4番手まで進出。それでも「ラクな手応えだった」とコメントしており、スタミナ十分。
目標は菊花賞ということで、秋の飛躍が非常に楽しみな一頭だ。
次走の注目馬・ダンシングニードル(1勝クラス・新潟芝1000m)
今週は、2歳戦からではなく、もう1鞍”次走の注目馬”をあげておく。
それが、土曜の新潟最終レースで行われた1勝クラスを勝ったダンシングニードル。レースタイム差-1.6は、驚愕の勝ちタイムである。
2枠3番から好スタート決めると、一気に他馬を引き離してハナに立つ。2F目からのラップは、9.9秒-10.2秒-10.6秒-11.6秒という驚きのハイラップ。翌日のアイビスSDを、すべてのラップで上回っている。
大げさではなく、アイビスSDに出走していれば楽勝している計算になる。とにかくスピードが桁違い。
ダンシングニードルはファインニードル産駒。本質的には高速決着には向かないし、1000mだって短すぎる。
距離が延びても問題ないし、今後が非常に楽しみになる圧巻の勝利だった。