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【七夕賞の回顧】距離延長もなんのその。展開を味方にトーラスジェミニ初重賞V

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こんばんわ、ウキョーです。
七夕賞は思いのほかペースが落ち着き、降り続いた雨の影響で馬場も緩んだこともあって、行った行ったの結果となりました。

小倉で行われたプロキオンSは、逆に想定以上の激流と高速馬場で、こちらも前が止まりませんでした。

各開催場の馬場差

7月10日(土)
   福島 芝+0.2
   福島ダート-1.4
   小倉 芝-2.3
   小倉ダート-3.0
   函館 芝+0.1
   函館ダート-0.9
7月11日(日)
   福島 芝+1.4
 福島ダート-0.8
   小倉 芝-2.6
 小倉ダート-2.1
   函館 芝+0.4
   函館ダート-1.8

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の福島は、雨の影響で芝の時計は速く、ダートの時計はかかっていた。

小倉は、相変わらず芝もダートも超高速馬場となっており、時計勝負に対応できない馬たちは、軒並み馬群に沈んだ。

函館は、土日ともに、芝の時計がかかっており、ダートは時計が速かった。

距離延長もなんのその。展開を味方にトーラスジェミニ初重賞V/七夕賞


馬場差+1.4で、レースタイム差+2.6

日曜の福島芝は雨の影響で時計がかかっており、七夕賞もレースタイム差+2.6とかなり時計がかかった。

マウントゴールドロザムールトーラスジェミニ、×ショウナンバルディが内枠に固まって、先行争いが激化すると思っていたが、まったくそんなことはなかった。
ロザムールがすんなりハナに立ち、前半1000m60.8秒-後半1000m61.4秒の平均ペース。トーラスジェミニもラクに2番手追走。後半1000mがすべて12秒台というタフな馬場状態で、上り最速が36.4秒では後方勢に出番はない。

勝った△トーラスジェミニは、マイペースで2番手追走から、直線も楽に抜け出した。ロザムールがムチを入れるのを見る余裕があり、課題だった距離延長も克服しての重賞初制覇。
マイペースなら持てる力を発揮するタイプで、今後も展開次第ではあるが、重賞戦線でもやっていけそうだ。

◎ワンダープチュックは、若干出負けて後方から。ただ、いつもの定位置なので、これはそれほど気にならなかった。終始内でレースを運ぶロスのない競馬だったが、G前で進路を塞がれて万事休す。
とはいえ、それがなくても3着が精いっぱいだったろうが、コンマ6秒差だっただけに、ちょっと消化不良。

大荒れの要因となったメイショウカズサとトップウイナーは次も買えるのか?/プロキオンS

馬場差-2.1で、レースタイム差-2.9

日曜の小倉ダートは超高速馬場となり、プロキオンSも前日のレコードをコンマ5秒更新する高速決着となった。

レースは、トップウイナーが出ムチを入れてハナを奪いにかかるが、外からメイショウウズマサがハナに立ち、前半800m47.4秒-後半800m47.5秒の平均ペース。とはいえ、もっとも遅いラップでも12.5秒というハイラップ。

勝った〇メイショウカズサは、この2頭を前に見る形で4番手追走。最後は上がり最速の35.5秒で、2着以下に2馬身半差の完勝。スピードランク1位で、ここまで時計が速くなったことが勝因の一つだが、未勝利から4連勝で準オープンを突破したように、潜在能力はあった。
この勝利で覚醒したとなれば、今後の重賞戦線でも楽しみだ。

2着トップウイナーは、鞍上和田竜騎手の好騎乗といっていいだろう。出ムチを3発入れているように、最初から逃げ決め打ちの乗り方。おそらく馬場を考えてのものだろうが、これが見事にはまった。
騎手と展開に助けられた部分はあるが、このラップと時計で2着好走なら、復活はなったと考えていいだろう。

◎ダノンスプレンダーは、スピードランク9位なので、ここまで時計が速くなると厳しい。4着まで詰められたのだから頑張った。
コンマ7秒離されたのは馬場の分。重賞でも、いずれ出番はあるだろう。


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