レース回顧 PR

【京都記念の回顧】強力世代の頂点を取ったドウデュースはやっぱり強かった

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんばんわ、ウキョーです。

京都記念の〇ドウデュースは強かったですね。心房細動を起こしてしまったエフフォーリアは残念でしたが、〇ドウデュースの復活は素直に嬉しい限りです。

今週は、土曜の阪神メイン洛陽Sが的中したので、なんとかプラス収支で終えられました。

各開催場の馬場差

2月11日(土)
   東京 芝-0.9
 東京ダート-1.5
   阪神 芝-1.0
   阪神ダート+0.9
   小倉 芝-0.2
   小倉ダート-1.7
2月12日(日)
   東京 芝-1.2
 東京ダート-2.2
   阪神 芝-1.0
   阪神ダート+0.5
   小倉 芝-0.3
   小倉ダート-1.9

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の東京は、雪が降った影響はダートのみ。芝は土日ともに高速馬場になっていた。ダートは、それに輪をかけた高速馬場。

阪神は、開幕週らしく芝の時計は速く、ダートの時計はかかっていた。

小倉は、土日ともに芝の時計は若干かかっており、ダートはかなりの高速馬場となっていた。

強力世代の頂点を取ったドウデュースはやっぱり強かった/京都記念

馬場差-1.0で、レースタイム差-1.3

日曜の阪神芝は時計が速く、京都記念もレースタイム差-1.3の高速決着となった。

逃げたのはユニコーンライオンで、前半1000m59.5秒-後半1000m59.0秒の平均ペース。序盤は速かったが、中盤で緩んだためラスト3Fが11.6秒-11.3秒-11.6秒の瞬発力勝負となった。ただ、上りがかかる阪神芝2200mなので、最速の上りでも〇ドウデュースの34.0秒。やはりタフなレースとなった。

勝った〇ドウデュースは、折り合い重視で後方からの競馬となったが、直線でギアが入ってからはさすがの走り。あっという間に先行勢をかわすと、2着以下に3馬身半差の圧勝。

比較的タフな中山芝2000mの皐月賞で負け、瞬発力勝負になりやすい東京芝2400mの日本ダービーを勝っているように、阪神芝2200mではパフォーマンスが落ちると思ったが、まったくそんなことはなかった。

さらに言えば、セーフティリードと確信したのか、差をつけてからは自ら手前を替えてレースを止めている。他馬との実力差がはっきりわかるレースだった。とてつもない強さである。

タフなコースでも軽いコースでも、しっかりパフォーマンスを発揮できるのは名馬の証明。〇ドウデュースはやっぱり強かった。次走はドバイになるようだが、イクイノックスとの再戦が待ち遠しい。

◎キラーアビリティは、序盤から引っ掛かっていた。道中も、鞍上のムルザバエフ騎手の体が激しく上下しており、まったく呼吸が合っていない。それでも最後まで脚は使えており、掲示板を確保できたのは地力のみだろう。非常に乗り難しいタイプのようなので、テン乗りで結果を出した前走の団野騎手への手戻りで、もう一度レースを見てみたいと思った。

ファントムシーフ 混戦模様の今年の牡馬クラシック戦線なら/共同通信杯

馬場差-1.2で、レースタイム差-0.6。

日曜の東京芝は時計が速く、共同通信杯もレースタイム差-0.6とまずまずの時計が出ていた。

出遅れた×タッチウッドが一気にハナを取りに行ったが、前半800m47.7秒-後半800m46.5秒のスローペース。それにしては馬群は縦長で、4角でも先団と後続の差が詰まらない。メンバーレベルに差がありすぎる典型例で、レースレベルとしても今ひとつといった感じ。

勝ったファントムシーフは、序盤からポジションを取って2~3番手を追走。後続がまったく詰めてこないものだから、直線では最初に脚を使った×タッチウッドをかわすだけというラクな競馬になった。

1.47.0という勝ちタイムは、近10年で2番目に速いものだったが、馬場差を考えると、そこまでの評価はできない。レースレベルも高くなく、クラシックに直結するとは考えにくいが、今年の牡馬戦線は抜きんでた馬がいない混戦模様なので、今回のような立ち回りの上手さは武器になる。

◎シーズンリッチは、序盤から引っ掛かり、鞍上の吉田隼騎手が思いっきり手綱を引っ張っていた。終始力んだ走りで、最後は脚が残っていなかった。もう少しレース経験が必要かもしれない。

今回のレースレベルが高くなかったため、オープンでめどがたったとは言いがたいが、コンマ5秒差6着ならまずまず。

1番人気▲ダノンザタイガーは、前走の東スポ杯でもそうだったが、左回りだと直線で内にササってしまい、満足に追えていない。今回も鞍上の川田騎手が軌道修正しても、すぐに内に行こうとする。結果、左右にフラフラして危なっかしい。

それでも最後までスピードを落とさず、上り最速の33.6秒で走っているのだからポテンシャルは一級品。ただ、真っすぐに走れないことには、混戦になればなるほど不利になる。前走と変わっていなかった点を踏まえると、結構時間がかかるのかもしれない。


応援よろしくお願いします。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA