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【マイラーズC 2023の回顧】鮮やかな復活劇でシュネルマイスターがGⅠ獲りへ前途洋々

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こんばんわ、ウキョーです。

リニューアルされた京都芝は、さすがの高速馬場でした。映像でしか見ていないけれど、コースもスタンドも、本当にきれいになりましたよね。

行きたかったなー。

各開催場の馬場差

4月22日(土)
   東京 芝-0.8
 東京ダート+0.2
   京都 芝-2.0
   京都ダート+0.9
   福島 芝+0.5
   福島ダート+0.3

 

4月23日(日)
   東京 芝-1.8
 東京ダート+1.0
   京都 芝-2.0
   京都ダート-0.6
   福島 芝-0.2
   福島ダート-0.2

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の東京は、開幕週らしく芝は超高速馬場で、ダートは時計がかかっていた。

京都も、芝は超高速馬場で、ダートは時計がかかっていた。ただ、日曜になってダートも高速化しだした。

福島は、先週の雨の影響もあって芝の時計はかかっていた。ダートも速くなく、とくに土曜は時計がかかっていた。

鮮やかな復活劇でシュネルマイスターがGⅠ獲りへ前途洋々/マイラーズC 2023回顧

馬場差-2.0、レースタイム差-2.0

開幕週の京都芝はかなり時計が速く、マイラーズCもレースタイム差-2.0の超高速決着となった。

逃げたのは予想通りシャイニーロックで、前半800m46.1秒-後半800m45.4秒の平均ペース。とはいえ、最初の1F以降はすべて11.7秒以下のハイラップで、1000m通過は57.4秒という速さ。

勝ったシュネルマイスターは、スタート五分に出ながら後方の競馬。序盤は相変わらずの頭が高い走法で、見た目だけだと強そうには見えない。道中スムーズに外目を追走し、直線に入って手応え抜群。鞍上のルメール騎手は、12番手という位置でも慌てず騒がず、残り200mくらいからようやくムチを使うという余裕しゃくしゃくの完勝劇。

ここでは格が違った。本番の安田記念でも当然有力馬の一頭。

2着ガイアフォースは、一気の距離短縮でこのハイラップ。さすがに道中は、馬が戸惑っている様子で、この馬も頭が高かった。ところが、直線は上がり33.2秒という豪脚を発揮し、2着入線。スピードランク1位だったように、開幕週の高速馬場も合っていた。とはいえ、初マイルでこのパフォーマンスなら合格点。本番も楽しみ。

3着ソウルラッシュは、抜群のスタート。これまで発馬が上手ではなかっただけに驚いた。まさに見違えた。ただ、そのためか脚を溜めきれなかった印象で、最後の最後で若干脚を失くしてしまった。ただ、休み明けを考えれば上々の始動戦だたっといえる。

2番人気で9着敗退のジャスティンカフェは、力負け。

展開を味方につけてゴールデンハインドが堂々の逃げ切り/フローラS 2023回顧

馬場差-1.8で、レースタイム差-2.0。

日曜の東京芝は時計が速く、フローラSもレースタイム差-2.0の高速決着となった。

ゴールデンハインドが逃げて、前半1000m60.8秒-後半1000m58.1秒のスローペース。レース上り34.1秒の超瞬発力勝負となった。

勝ったゴールデンハインドは、好スタートから果敢にハナを取りに行き、800m-1000mで12.0秒-12.7秒にペースを落とす絶妙な展開に持ち込む、鞍上菅原明騎手の好騎乗。

超スローペースだったとはいえ、後半1000m58.1秒の速さだから、展開利があったとはいえ力なくしてできない芸当だ。2歳、3歳戦の2000mで、後半1000m58.1秒以下となると、過去に14鞍しかない。その中にはクロフネキングカメハメハディープインパクトヴィクトワールピサワグネリアンノームコアといったGⅠ馬の名も見える。

ただ、逃げ切りだと展開利が加わるので、上記の名馬たちに追いつくためにはさらなる経験が必要だが、それでも潜在能力は確かだ。

◎ティファニードンナは、好スタートから中団8番手追走。4角では4番手まで押し上げて、さあここからというところでエンジンがかからない。休み明けの分なのか、それともこれが実力なのか判断しづらいが、1.3秒差は個人的には落胆でしかない。自己条件から仕切り直しだ。

1番人気〇ソーダズリングは、好位4番手追走から上り34.0秒で2着好走。今回は相手が強かっただけで、キャリア3戦目を思えば上々のパフォーマンスだった。本番でどうこう言える立場ではないが、今後に期待を持たせる力は見せた。

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