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【函館記念2023の回顧】圧巻の勝利でローシャムパークが飛躍する

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こんばんわ、ウキョーです。

函館リーディングが確定しました。佐々木騎手、おめでとうございます!

昨年は9勝と低迷してしまった2年目の19歳が、今年の函館だけで18勝ですから大躍進と言っていいでしょう。これからの活躍が非常に楽しみです。

各開催場の馬場差

7月15日(土)
   福島 芝+2.1
 福島ダート+0.3
   中京 芝-1.5
   中京ダート+0.1
   函館 芝-3.0
   函館ダート-1.6
7月16日(日)
   福島 芝+0.7
 福島ダート+0.2
   中京 芝-1.8
   中京ダート-0.2
   函館 芝+1.4
   函館ダート-1.8

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の福島は、土日ともに芝もダートも時計がかかっていた。

中京は芝が速く、ダートは時計がかかっていた。

函館は、芝の時計がかなり遅く、ダートは高速馬場となっていた。

圧巻の勝利でローシャムパークが飛躍する/函館記念2023回顧

馬場差+1.4、レースタイム差+0.9

日曜の函館はかなり時計がかかっており、函館記念もレースタイム差+0.9と時計がかかっていた。

ユニコーンライオンが出ムチをくれてハナに立ち、前半1000m60.0秒-後半1000m61.4秒のハイペース。2F目以外のラップがすべて12秒台というタフなコンディションで、上り3Fも12.0秒-12.2秒-12.4秒の消耗戦となった。

勝ったローシャムパークには脱帽。これまでの勝利を未勝利から順にレースタイム差を列記すると、-2.0、-1.6、-1.1、-2.2である。つまり、時計勝負に強いスピードタイプなのだ。それが、レースタイム差+0.9のレースを、2馬身差の完勝なのだから、とにかく一頭だけ力が抜けていた。

56キロの恵量が利いたとはいえ、これだけのパフォーマンスなら、秋のGI戦線に向けて飛躍の勝利となったといえよう。

◎ロングランは、勝ったローシャムパークとほぼ同じ位置取り。ところが、4角手前でローシャムパークが上がっていったところで、まったくギアが入らない。ここで馬が走るのをやめてしまっている。本調子ではなかったとしか思えない負け方だが、しばらく様子見の方がいいかもしれない。

ハイペースの消耗戦を逃げ切ったドンフランキーが強すぎる/プロキオンS 2023回顧

馬場差+3.0で、レースタイム差+0.5。

土曜の函館芝はかなり時計がかかっており、函館2歳Sもレースタイム差+0.5と時計がかかった。

最内からスカイキャンパスが逃げて、前半600m34.7秒-後半600m37.0秒のハイペース。ラスト2Fも12.3秒-12.7秒という消耗戦となった。

勝った×ゼルトザームは、好発から5番手追走。道中は若干かかり気味に見えたが、それでも4角では抜群の手応えで直線を迎えると、上り次点の35.6秒で差し切った。最後は余裕もあっての1馬身差だから、ここは完勝と言っていい。

とはいえ、時計は遅いし、馬場の恩恵もあったとは思う。高速馬場になってどうか未知数だが、完成度は高い。次走も楽しみ。

◎ベルパッションは、中団8番手からまったく伸びずバテずに8着入線。スピードランク5位なので対応できるかと思ったが、重馬場は走れないようだ。ギアが入りそうで入らない、重不得手の走り方をしていた。良馬場で見直したい。

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