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【新潟記念2023の回顧】ノッキングポイントが力強い勝ち方で堂々とGI戦線へ

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こんばんわ、ウキョーです。

今週で夏競馬が終わり、来週から中山と阪神に戻ってきます。とはいえ、この暑さ。暦と季節は着実に進んでいますが、天候だけはそのままです。もはや異常気象ではなく、これがスタンダードになっていくのでしょうか。

各開催場の馬場差

9月2日(土)
   新潟 芝-1.1
 新潟ダート+0.3
   小倉 芝-0.3
 小倉ダート-1.2
   札幌 芝+0.6
   札幌ダート+0.4
9月3日(日)
   新潟 芝-1.0
 新潟ダート-0.5
   小倉 芝-1.1
 小倉ダート-1.0
   札幌 芝+0.7
   札幌ダート+0.3

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の新潟は、先週とは打って変わって芝は高速馬場。ダートは若干時計がかかっていた。

小倉は、土曜の芝は時計がかかっていたが、日曜の芝とダートはかなり時計が速かった。

札幌は、土日ともに、芝もダートも時計がかかっていた。

ノッキングポイントが力強い勝ち方で堂々とGI戦線へ/新潟記念2023回顧

馬場差-1.0、レースタイム差+0.9

日曜の新潟芝は時計が速かったが、新潟記念はレースタイム差+0.9と時計がかかっていた。それでも、基準タイム差にすれば-0.7だから、時計面では及第点は与えられる。

フラーズダルムが逃げ、前半1000m60.6秒-後半1000m58.4秒のスローペース。レース上り34.3秒の超瞬発力勝負となった。

勝った×ノッキングポイントは、好発から好位5番手。道中はかなり行きたがっており、鞍上の北村宏騎手が必死になだめる状況。直線も早めに先頭に立つことになり、そこでソラを使う幼さも見せながら、それでも並ばれてからひと伸びを見せて後続に1馬身差だから、かなり強い。

これ以上距離が延びると不安材料の方が多くなるが、まだ3歳馬。ここで賞金を上積みできたことは、今後のローテーションを組むうえでアドバンテージになる。GI戦線へ向けて、上々の滑り出しと言えよう。

◎バラジは、痛恨の出遅れ。先行して粘り込みたいタイプなだけに、ポジションを取れなかったのは痛かった。それでも、最後の1Fでは鋭く差し込んでコンマ4秒差の5着だから悪くはない。ただ、馬券を買っていた立場からすると、非常にもったいない競馬となった。

1番人気△サリエラは、ゲートは普通に出たものの、発馬直後に内にもたれて二の脚が利かなかった。そこからリカバリーしようとするも、他馬の方が速くて結局後方12番手という位置取りの悪さ。最後は上がり33.8秒で上がってはいるものの、今回はいかにもリズムが悪かった。

馬場と展開を味方にセットアップが完勝/札幌2歳S 2023回顧

馬場差+0.6、レースタイム差-0.3

土曜の札幌芝は時計がかかっており、札幌2歳Sもレースタイム差-0.3まで。ただ、馬場差を考えれば、時計は悪くない。

逃げたのはセットアップ。前半800m49.4秒-後半800m48.4秒のスローペース。それでいて、ラスト11.6秒-12.0秒-12.9秒だから、かなりタフな馬場コンディションだった。

勝ったセットアップは、ゲートは互角だったのだが、二の脚の速さが抜群。すんなりハナに立って、あとは一人旅。とはいえ、鞍上の横山武騎手のペース構成はすばらしかった。1000m通過から11.9秒-11.6秒とペースアップすると、後続の馬たちはなかなか追いつけない。そのままゴールまで独壇場で、後続に4馬身差の完勝となった。

とはいえ、今回はコンディションが悪かった馬場と、展開に恵まれた感は強い。さらに、重賞を勝ったことで今後はマークも厳しくなるだろう。着差が着差なだけに、次走は人気になりそうだが、相手関係も含めて冷静に判断したいところ。

◎トレミニョンは、スタート直後に躓いて後方6番手からの競馬。それでも道中はリズムよく追走ができており、最後も上がり3番目の37.3秒で上がっているので、レース内容としては悪くなかった。今回は力負けという感じだが、まだデビュー2戦目。今後に期待。

1番人気×ガイアメンテは、駐立が悪くて出遅れ。後方からの競馬を余儀なくされたが、道中の折り合いは最悪。引っ掛かってしまい、鞍上の武豊騎手も諦めたかのように進出を開始し、4角では3番手というリズムの悪さ。これでは6着敗退も仕方ない。

デビュー戦に続いて引っ掛かっており、現状では明らかに1800mは長いように思えた。

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