レース回顧 PR

【秋華賞2023の回顧】絶対能力が違ったリバティアイランドが三冠制覇

秋華賞の回顧
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんばんわ、ウキョーです。

リバティアイランドが、見事に三冠を達成しました。これから古馬との戦いが始まるわけですが、楽しみで仕方ありません。

各開催場の馬場差

10月14日(土)
   東京 芝-1.1
 東京ダート+0.2
   京都 芝-1.6
 京都ダート+0.2
   新潟 芝-1.0
 新潟ダート-0.6
10月15日(日)
   東京 芝-0.5
 東京ダート-1.2
   京都 芝+0.1
 京都ダート-0.5
   新潟 芝-0.6
 新潟ダート-0.6

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の東京は開幕2週目で、雨が降っても芝は時計が速いコンディションになった。ダートは、土曜は時計がかかっていたが、日曜は高速馬場となった。

京都は、土曜は芝が速くダートは時計がかかっていた。日曜は逆に、芝の時計がかかり、ダートは時計が速かった。

新潟は、土日ともに芝もダートも時計が速かった。

絶対能力が違ったリバティアイランドが三冠制覇/秋華賞2023回顧

馬場差+0.1、レースタイム差+1.7

日曜の京都芝は、雨の影響で時計がかかっており、秋華賞もレースタイム差+1.7とかなり時計がかかっていた。

逃げたのは△コナコーストで、前半1000m61.9秒-後半1000m59.2秒の超スローペース。レース上り34.0秒の瞬発力勝負となった。〇リバティアイランドが負かすため、どの馬もあえてペースを上げなかったと思えるほどのスローだった。

勝った〇リバティアイランドは、好発から7番手追走。スローペースで若干行きたがっていたが、許容範囲。鞍上の川田騎手は常に外を意識した競馬だったが、スローで馬群が密集しており、進路を探しながらの競馬となった。

3コーナー手前から、外のソレイユヴィータが進出を開始すると、川田騎手はその間隙をついて外へ誘導。4コーナー手前で仕掛けると、直線入り口ではすでに先頭に立っていた。

スローの団子状態から、誰も動くに動けない展開。そこを逆手に取ったかのように、〇リバティアイランド自ら動くのだから、他馬はどうしようもない。最後はソラを使っていたが、余裕綽々の勝利といえよう。

それにしても、高速決着を得意とするスピードタイプの〇リバティアイランドが、この時計で完勝できるとは思わなかった。コースや馬場コンディションを選ばないのが名馬の証。とにかく、今回は絶対能力が違った。

◎ハーパーは、〇リバティアイランドより前目の位置取りだったが、〇リバティアイランドに先手を打たれて万事休す。最後まで食い下がって3着確保は立派だったが、個人的には距離が延びた方が良さそうだ。

ディヴィーナがハナ差の勝利で待望の重賞初制覇/府中牝馬S 2023回顧

馬場差-1.1、レースタイム差+-0

土曜の東京芝は時計が速かったが、府中牝馬Sはレースタイム差+-0と時計がかかっていた。

逃げたのは、まさかの×ディヴィーナ。前半800m48.0秒-後半800m46.1秒のスローペースで、上り33.9秒の超瞬発力勝負となった。

勝った×ディヴィーナは、ラストを11.3秒-11.2秒-11.4秒でまとめて、後続の追撃を振り切った。逃げ馬が、このラップで上がってしまっては、後続の出る幕はない。それなのに、2着以下はハナ差、クビ差、クビ差の大接戦。正直なところ、逃げ切った×ディヴィーナより、僅差まで差してきた◎ルージュエヴァイユライラックフィアスプライドの方が強い競馬をしている。

とはいえ、いつもと違う競馬で結果を出しており、×ディヴィーナの本格化は間違いない。また、近走重賞で4着、2着、2着と勝ち切れなかったところを勝ち切ったことも、×ディヴィーナにとっては自身につながったのではないだろうか。

◎ルージュエヴァイユは、スタート一息で後方からの競馬。それでこのスローペースだから、今回は展開が噛み合わなかった。それでも、上り最速32.7秒で、ハナ差2着まで追い込んでいるのだから、力は十分に見せてくれた。次走以降も楽しみだ。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA