こんばんわ、ウキョーです。
東京新聞杯を勝ったキング騎手はうまいですね。直線で前が開かなくてもじっと我慢できており、すばらしい騎乗だったと思います。日本の女性騎手のお手本となるのではないでしょうか。
各開催場の馬場差
東京 芝 | -1.7 |
東京ダート | +1.2 |
京都 芝 | -0.3 |
京都ダート | -0.3 |
小倉 芝 | +1.1 |
小倉ダート | -0.2 |
東京 芝 | -0.9 |
東京ダート | +0.9 |
京都 芝 | +0.1 |
京都ダート | +0.1 |
小倉 芝 | +2.2 |
小倉ダート | -0.6 |
※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。
先週の東京は、先週と同じく芝の時計は速く、ダートは時計がかかっていた。
京都は、芝もダートもほぼ標準。
小倉は、芝がかなり時計がかかっており、ダートは時計が速くなってきた。
展開を味方にサクラトゥジュールが重賞初制覇!/東京新聞杯2024回顧
馬場差-0.9、レースタイム差-1.4
日曜の東京芝は時計が速く、東京新聞杯もレースタイム差-1.4の高速決着となった。
テンに速い×ウインカーネリアンが逃げて、前半800m46.1秒-後半800m46.0秒の平均ペースながら、最初の1F以降は11.7秒以下のハイラップとなった。
勝った△サクラトゥジュールは、前走の中山金杯で引っ掛かっていたが、今回は折り合い抜群にインコースを回ってきた。まだまだ内が良いコンディションで、鞍上のキング騎手は直線に入っても、前が開くまでじっと我慢の競馬。進路ができてから追い出すと鋭く伸びて、残り1F手前くらいでムチが入ると、さらにもうひと伸び。
今回は、焦らず内にこだわったキング騎手の手腕によるところが大きいが、最後まで脚を伸ばした△サクラトゥジュールも、年齢を感じさせなかった。これで待望の重賞初制覇となり、今後のローテーションも組みやすくなった。
◎マテンロウスカイは、いつもより一列後ろからの競馬で、直線もじわじわ伸びているものの、やはりツメが甘い。重賞でも決して力負けはしないが、勝ち切るにはワンパンチ足りない。
1番人気マスクトディーヴァは、大きく出遅れてジ・エンド。さらに、そこからリカバリーするためにかなり脚を使っており、負けるのも必然。ただ、ゲートを失敗したのは今回が初めてで、今回の敗戦はオミットしていいだろう。
ビザンチンドリームの地力が一枚上/きさらぎ賞2024回顧
馬場差+0.1、レースタイム差-0.8
日曜の京都芝はほぼ標準の時計だったが、馬場自体はかなり荒れており、きさらぎ賞のレースタイム差-0.8は評価していい。
逃げたのはシヴァースで、前半800m47.8秒-後半800m46.6秒のスローペース。ラスト3Fが12.0秒-11.1秒-11.3秒という残り2Fだけの超瞬発力勝負となった。
勝った△ビザンチンドリームは、前走に続いて序盤はついて行けずに後方からの競馬。ゲートは普通に出ているので、とにかくダッシュ力に乏しい。そこからポジションを取りに行こうとするも引っかかってしまい、結局後方に下げるというちぐはぐなレース。さらに、大外を回すという大味な競馬となった。
それでもハナ差とはいえ、上り最速33.7秒で勝ち切るのだから凄まじい末脚だ。あれだけスムーズさを欠きながらの勝利である。とてつもないポテンシャルを秘めている。個人的には、距離はあった方が良い気がする。
◎インザモーメントは、中団後ろの8番手追走。これまでより後方で競馬をしたのは、馬場が良い外が欲しかったからだろう。これは内枠が仇となった。◎インザモーメントより先に外に持ち出した×ウォーターリヒトにハナ、クビ差届かなかったのは、序盤の位置取りの差だろう。オープンでもやれるだけの力は示せた。