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【神戸新聞杯の回顧】コントレイル圧倒的な強さで無敗の3冠馬へ前途洋々

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こんばんわ、ウキョーです。
神戸新聞杯のコントレイルは強かったですね。もちろん強いのは承知の上でしたが、脱帽の強さです。これで無敗の3冠馬にリーチをかけましたが、それこそ4面待ち、5面待ちくらいの安定感ではないでしょうか。

各開催場の馬場差

9月26日(土)
   中山 芝+0.1
   中山ダート-1.2
   中京 芝-1.6
   中京ダート-1.0
9月27日(日)
   中山 芝+1.3
   中山ダート-0.7
   中京 芝-1.4
   中京ダート-0.1

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の中山は、芝の時計が遅く、ダートは速かった。とくに日曜の芝はかなり時計がかかっており、時計勝負に強い馬たちには厳しいコンディションとなった。

中京は、土日ともに、芝もダートも時計が速かった。とくに芝は両日ともに高速決着が続出した。

コントレイル 圧倒的な強さで無敗の3冠馬へ前途洋々/神戸新聞杯

2020年神戸新聞杯

馬場差-1.4で、レースタイム差-2.1。

日曜の中京芝はかなり時計が速く、神戸新聞杯もレースタイム差-2.1の高速決着となった。

逃げたのはパンサラッサで、そのペースは、前半1000m59.9秒-後半1000m60.3秒の平均ペース。
それでも、もっとも遅いラップが1F目の12.6秒だから、淀みのないハイラップといえる。レースの上りは12.2秒-11.8秒-12.2秒で、ラップが上がった直線を向いたところで、各馬が仕掛けて上がったが、◎コントレイルは持ったまま。ここで勝負あり。
後は見せムチだけで、後続を離す一方。最後は手前を替える余裕まで見せて、2着ヴェルトライゼンデに2馬身差だから、圧巻の強さである。
無敗の3冠馬へ、また一歩近づいた。

2着ヴェルトライゼンデは、若干出負けして後方から。そこから内を狙ったので、終始後方からの競馬。直線手前で一気に外へ出すと、そこから上がり最速35.4秒で2着確保。
◎コントレイルを倒すにはこれ以外ないという競馬で、本番へ向けて良い予行演習となったのではないか。

2番人気グランデマーレは、2番手追走から早めにバテて4.4秒差17着の大敗。重賞でもスピードは通用しそうだが、この相手では力負け。まだまだ力が足りない。

3着×ロバートソンキーは、コントレイルとヴェルトライゼンデのちょうど真ん中のポジションで、常にコントレイルを射程に入れながらのレース。
時計勝負に不安を残しながら最後まで脚を使えており、今後へ向けて収穫ありのレースといえる。伊藤工騎手が完璧にエスコートしたが、コントレイルは遥か彼方だった。

センテリュオ 時計のかかる瞬発力勝負で本領発揮/オールカマー

2020年オールカマー

馬場差+1.3で、レースタイム差+2.4。

日曜の中山芝は時計がかかっていた。とはいえ、オールカマーのレースタイム差+2.4は遅すぎる。時計面では、とてもじゃないが評価できない。

ジェネラーレウーノの逃げは、1000m通過64.3秒の超スローペース。そのため、後半1000mが11.6秒-11.9秒-11.5秒-11.5秒-12.2秒の超ハイラップ。力のない馬や、休み明けで仕上がっていない馬には厳しいレースとなった。

勝った▲センテリュオは、スピードランク6位で、時計がかかったことが勝因のひとつ。同馬は、時計のかかる瞬発力勝負を得意としており、今回は時計も展開もバッチリはまった。
それでも、△カレンブーケドールに勝てたことは非常に大きい。

2着△カレンブーケドールは、あまりのスローペースに道中かかってしまい、後半の高速ラップを自ら演出する形になった。その分のハナ差だっただけに、非常に惜しかった。
それでも、休み明け、決して相性が良いとは言えない中山芝2200m、得意とはいえない時計のかかる馬場と、苦戦してもおかしくない状況で2着確保だから、さすがの競馬だった。

◎ステイフーリッシュは、2~3番手追走からラスト35.2秒で3着。最後の最後に脚が止まってしまい、上位2頭を脅かすにまでは至らなかった。
休み明けの分だとは思うが、やっぱり詰めが甘い。連対確保はできると思ったが、どうしても最後の底力が足りない。

次走の注目馬・クインズサン(木更津特別・中山芝1600m)

2020年木更津特別

日曜の中山芝は時計がかかっており、木更津特別もレースタイム差+1.2と時計が勝っていた。

勝った◎ハーモニーマゼランがスピードランク7位、2着×ウインレフィナードがスピードランク6位、3着テンワールドレイナがスピードランク10位だから、時計勝負に強いスピードタイプには厳しかった。

そんな中、スピードランク1位の×クインズサンは、コンマ4秒差4着。
時計が速いコースに替われば、現級卒業は見えた。

2歳戦の注目馬はシゲルオテンバ(新馬・中山芝1600m)

シゲルオテンバ

先週の2歳戦で、もっとも見どころがあったのは、土曜の中山第5Rに行われた新馬戦(芝1600m)である。

土曜の中山は時計がかかっていたが、シゲルオテンバが勝った新馬戦は、レースタイム差-0.4。それほど速いとはいえないが、馬場差+0.1だから及第点は与えられる。

レースは前半800m45.6秒-後半800m50.5秒の超ハイペース。レースの上り38.3秒という、かなりタフなレースとなった。

このペースで、シゲルオテンバは、4角9番手から上り最速の35.5秒で、2着に1+1/4馬身差。ラスト2Fは時計を要しながらも、13.2秒-12.9秒と加速している。
これなら昇級しても即通用。


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