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【七夕賞の回顧】エヒトが完勝。田中勝騎手が3年ぶりの重賞制覇!

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こんばんわ、ウキョーです。

久しぶりの田中勝騎手の重賞制覇。51歳にして、いまだ健在ぶりを発揮してくれました。まだまだ現役バリバリ。これからも頑張ってほしいです。

また、先週は障害戦で、高田潤騎手が217走連続で無事故完走の新記録を達成しました。高田騎手が落馬したのは、4年半前の2017年11月19日(二ホンピロボーラー)が最後です。すばらしい記録です。今後どこまで記録を伸ばせるか楽しみですし、他の騎手たちもこれを励みに、無事故完走を続けてほしいです。

各開催場の馬場差

7月9日(土)
   福島 芝+0.1
 福島ダート-0.8
   小倉 芝-2.3
   小倉ダート-1.5
   函館 芝-0.1
   函館ダート-0.1
7月10日(日)
   福島 芝-0.9
 福島ダート-0.7
   小倉 芝-2.4
   小倉ダート-1.2
   函館 芝+0.5
   函館ダート-0.7

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の福島は、土曜の芝は先週から引き続き時計がかかっていたが、日曜になって一気に回復し、高速馬場となった。ダートは、土日ともに時計が速かった。

小倉は、雨が降っても芝の時計は速く、相変わらず高速決着が連発していた。ダートも時計が速く、どちらも時計勝負に対応できない馬たちは手も足も出なかった。

函館は、芝の時計が遅く、ダートは時計が速かった。

エヒトが完勝。田中勝騎手が3年ぶりの重賞制覇!/七夕賞

馬場差-0.9で、レースタイム差-1.8

日曜の福島芝は時計が速く、七夕賞もレースタイム差-1.8の高速決着となった。

ハナ争い、先行激化とはならず、ロザムールがすんなりハナを取り、前半1000m58.5秒-後半1000m59.3秒の平均ペース。とはいえ、最初の1F以外が12.1秒以下だから、まずまず流れたラップで、先行勢は息を入れにくい展開となった。

勝った×エヒトは、いつもよりスタートがよく、好位5~6番手のポジションを難なく追走。道中の折り合いも抜群で、3角付近から積極的に動く競馬で、直線も後続を突き放してレースレコード。

こんな競馬ができるとは、これまでの×エヒトの戦績からは想像できなかった。よほど田中勝騎手と手が合うのか、それとも、ここにきて一気に素質を開花させたのか。いずれにせよ、完璧な横綱相撲。今後も重賞戦線で楽しみな一頭だ。

◎ヒュミドールは、直線で内を選んで追撃にかかったが、パトロールを見ると、鞍上のM・デムーロ騎手が追いづらそう。伸びずバテずに、5着入線。オープンに昇級してから安定しているものの、勝ち味に遅い。もうワンパンチほしい。

ハイペースの消耗戦を制したのはゲンパチルシファー/プロキオンS


馬場差-1.2で、レースタイム差+0.2

日曜の小倉ダートはかなりの高速馬場だったが、プロキオンSはまさかのレースタイム差+0.2。時計面からは、まったく評価できない。

時計がかかった要因は、後半1000mで62.3秒もかかったから。そのかわり、序盤の入りは7.0秒-10.6秒-11.7秒という速さ。さらに、後方のヒストリーメイカーサクラアリュールが速めに進出して乱ペースに陥った。

勝った▲ゲンパチルシファーは、鞍上の川田騎手が、勝つにはこれしかないというような好騎乗。ハイラップの序盤からある程度のポジションを取り、ペースが乱れても動じずマイペースを守り、手応えが良いと判断すると3角過ぎから進路を確保しに自ら動いて、直線抜け出したからは、ヒストリーメイカーの追撃を封じた。

ヒストリーメイカーが、サクラアリュールに並ばれてから差し返しているように、もし▲ゲンパチルシファーヒストリーメイカーに並ばれていたら、結果はわからなかった。

消耗戦を制したことで経験値はアップしただろうが、やはり時計面で諸手を挙げては喜べない。次走が試金石になりそうだ。

◎アルドーレは、このハイペースで追走に一杯。4角あたりではすでに手応えなく、結果としては1700mが忙しすぎたということか。すでに7歳。今回の競馬がどこまで経験ととして上積みされるか疑問だが、距離延長で見直したい。


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