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【有馬記念2023の展望】人気馬の死角と穴馬の資格|注目馬ソールオリエンス

有馬記念の展望
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こんばんわ、ウキョーです。

もう有馬記念なんですね。月日が経つのが早いと思うのは、老化現象です。気をつけて。
それにしても、有馬記念で終わりにしてほしい。尾張Sで終わりにしてほしい。なんだよファイナルSって。

中山芝2500mの傾向

有利枠2枠・3枠・4枠・7枠
不利枠1枠・5枠・6枠
脚質先行・差し
騎手3割超ルメール騎手・戸崎騎手
人気戸崎騎手
人気薄
 予想優先順位
1位
戦績
2位
タイム
3位
コース特性
4位
展開
5位
騎手
中山芝2500m
中山芝2500m|有利枠・不利枠、騎手連対率の最新データ【開催終了ごとに更新】中山芝2500mのコースデータを徹底攻略|有利枠・不利枠・騎手ランクを公開...

中山芝2500mは、本質的に時計がかかるコース。先週の日曜が雨の影響で時計がかかるコンディションだっただけに、ひとまずは土曜の時計に注目したい。それでも超高速馬場とはいかないでしょう。

先行馬差しが強いコース。逃げ切りは至難の業で、データがデジタル化された1980年以降、有馬記念を逃げ切ったのはメジロパーマーマヤノトップガンダイワスカーレットキタサンブラックの4頭しかない。

有利枠は2枠、3枠、4枠、7枠で、不利枠は1枠、5枠、6枠

連対率3割を超える騎手はルメール騎手(スターズオンアース騎乗予定)と戸崎騎手(ライラック騎乗予定)。

人気で安定しているのは、ルメール騎手(スターズオンアース騎乗予定)。

有馬記念2023で人気、話題になりそうな馬

ジャスティンパレス  評価:C
戦績ランク6位 スピードランク1位

相性の良いコースで【3 1 1 2】とまずまず安定しているが、戦績レベルが高い今回は、2度掲示板を外しているのが弱材料となっている。とはいえ、その2戦が皐月賞9着と有馬記念7着なら、酌量の余地はある。
阪神大賞典→天皇賞(春)を連勝で制しているようにステイヤーの資質も高いが、レースタイム差-4.3の超高速決着となった天皇賞(秋)で2着に来ており、スピードランクはこのメンバーに入っても堂々の1位である。本質的に時計がかかる中山芝2500mは向かないが、時計が速くなればここでもチャンスはある。

シャフリヤール  評価:C
戦績ランク10位 スピードランク11位

相性の良いコースで走ったのは一度だけで、それが札幌記念11着では戦績ランクは上がらない。レース内容も、前半1000m60.4秒の平均ペースを5番手追走から、4角でバテて後方に下がったまま3.3秒差である。前走のBCターフで3着に巻き返しているが、戦績面からはちょっと手が出ない。
レースタイム差-2.0の高速決着だったダービーを勝っているものの、敗戦を繰り返して、ここではスピードランク11位。時計がかかる中山芝2500mなら復活の可能性はあるので、当日の時計には注意したい。

スターズオンアース  評価:A
戦績ランク6位 スピードランク4

相性の良いコースで【0 1 1 0】と勝鞍はないが、秋華賞3着、大阪杯2着なら悪くはない。ただ、戦績レベルが高い今回、相性の良いコースで勝鞍がないのは、やはり弱材料と言わざるを得ない。ただ、強敵を相手に回しても常に安定して力を発揮できているのは、この馬の最大のストロングポイントである。
スピードランク4位で、時計が速くなっても時計がかかっても、ある程度は対応できる。本来時計がかかるコースの高速決着は、この馬にとっては絶好の舞台になる。前走のじゃpンCはイクイノックスには水を開けられたものの、リバティアイランドとはコンマ1秒差。2キロ重かったことを思えば互角で、ここでも十分に勝負になる。

スルーセブンシーズ  評価:S
戦績ランク3位 スピードランク8

相性の良いコースばかりを使われて【2 2 2 2】の安定感。掲示板を外したのは秋華賞11着と、マーメイドS10着でこの点は割り引き材料だが、その後に宝塚記念でイクイノックスとタイム差なしの2着は高評価になる。戦績ランクは3位で、GI未勝利ながら互角以上に闘えるはず。
唯一の重賞勝ちである中山牝馬Sがレースタイム差-1.0で、前記の宝塚記念2着がレースタイム差-1.0。時計勝負に対応できるスピードがありながら、今回はスピードランク8位だから、本来は時計がかかる中山芝2500mが高速決着になるのはピッタリ合うだろう

タイトルホルダー  評価:C
戦績ランク6位 スピードランク10位

相性の良いコースで【4 2 0 4】。4勝6連対は今回のメンバーではトップの成績だが、掲示板を外したのが昨年と一昨年の有馬記念というのは致命的。とはいえ、4勝すべてが重賞なのは強材料である。
今年の成績を見ると、レースタイム差+3.3の日経賞を勝ち、レースタイム差-1.1のオールカマー2着だから、相性の良いコースなら時計不問で走れるのは強み。ただ、さすがに今回のメンバーではスピードランクは10位まで。ここも時計がかかってほしいところ。

タスティエーラ  評価:A
戦績ランク3位 スピードランク1位

相性の良いコースで【1 2 0 0】の安定感で、相性の良い菊花賞からの臨戦過程は好感が持てる。その菊花賞は、道中他馬と接触して後方に下げる展開の中、最後まで脚を伸ばして2着に来ているのだから、やはり力はある。スムーズな競馬で巻き返しを狙う。
その菊花賞がレースタイム差-3.6の超高速決着で、時計勝負に強いスピードタイプといえる。スピードランク1位がそれを示している。一方、レースタイム差+0.7のダービーを勝っているように、時計がかかっても対応できる万能性は、他馬にないストロングポイントといえそうだ

ディープボンド  評価:D
戦績ランク14位 スピードランク12位

相性の良いコースで【0 2 0 6】と奮わない。掲示板を外したことも3回あり、GIで戦える戦績ではない。ただ、一昨年の有馬記念で2着に来ているように、他の予想項目で加点ができれば、上位争いをできるだけの力はある。
直近で連対したのが、昨年と今年の天皇賞(春)。昨年がレースタイム差+0.6で、今年がレースタイム差+0.5と、時計がかかった方が良いタイプ。スピードランク12位で加点とまではいかないが、とにかく時計がかかってくれればチャンスは生まれる。

ドウデュース  評価:A
戦績ランク3位 スピードランク3位

相性の良いコースでは3回しか走っていないが、【1 1 1 0】の安定感。さらに、相性の悪い天皇賞(秋)で7着に負けているのも好感が持てる。その天皇賞(秋)ではまともに引っかかって7着敗退だったが、前走のジャパンCではきちんと折り合えていた。休み明けを2回叩いて、今回こそが本領発揮となりそうだ。
レースタイム差-2.6のダービーを勝ち、レースタイム差-1.3の京都記念を勝っているように、時計勝負に強いスピードタイプ。それだけに、本質的に時計がかかる中山芝2500mは合っていないので、とにかく時計が速くなってほしい。

プラダリア  評価:C
戦績ランク6位 スピードランク12位

相性の良いコースで【0 2 1 2】と勝鞍がないのは、さすがにGIメンバーに入ると厳しいといわざるを得ない。宝塚記念6着を含め、相性の良いコースで勝ち切れていないのはマイナスポイント
前走の京都大賞典がレースタイム差+0.6で、レースタイム差-1.0だった宝塚記念で6着敗退と、明らかに時計がかかった方が良い。それだけに、当日の馬場状態がカギになる。戦績面でアドバンテージがないので、とにかく時計がかかってほしい

ライラック  評価:D
戦績ランク13位 スピードランク15位

相性の良いコースで【0 1 1 5】と、まったく走れていない。唯一の2着が昨年のエリザベス女王杯だが、その後の宝塚記念で17着に敗れており、どうしても戦績ランクからは評価できない
直近の勝利が3歳時のフェアリーSで、レースタイム差+0.8。前記のエリザベス女王杯がレースタイム差+0.8で、とにかく時計がかかって良いタイプ。時計勝負になると甘くなる傾向にあるので、当日も時計がかかってほしい。

有馬記念2023の注目馬はソールオリエンス

今回、戦績項目とタイム項目の両方でプラスを計上した馬は、スルーセブンシーズソールオリエンスの2頭だけ。

ここでは、おそらく人気のない方のソールオリエンスを取り上げる。

戦績ランク2位 スピードランク5位

キャリアの浅い3歳馬ながら、相性の良いコースばかりを使われて【2 1 1 0】の安定感は見逃せない。相性の悪いコースでは一度も走ったことがなく、ローテーションも理想的だ。

レースタイム差+-0の皐月賞を勝って、レースタイム差-2.7の菊花賞で3着に敗れており、スピードランクは5位の評価。高速馬場で行われるGIなら買い材料とはならないが、本質的に時計がかかる中山芝2500mなら願ってもない舞台となるはず。

今秋はセントライト記念→菊花賞を使って、他馬と比べて余力を残しているのもアドバンテージになる。


応援よろしくお願いします。

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