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【フェブラリーS 2024の展望】人気馬の死角と穴馬の資格|注目馬ドンフランキー

フェブラリーSの展望
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こんばんわ、ウキョーです。

今週は4つも重賞があって、競馬ファンとしては非常に楽しみな週末になります。ここではフェブラリーSを取り上げます。

フェブラリーSといえば、思い出すのはナリタハヤブサです。1991年とかなり昔の話で、当時はハンデ戦のGIII。ナリタハヤブサは、前年のウィンターS勝ちからの重賞連勝を飾りました。しかも、2戦ともにレコード勝利と、スピードの違いを見せつけました。

その後も、武蔵野Sで1.34.5という、当時では更新不可能と思えるレコードを叩き出しました。しっかり整備された現在のダート戦線で走らせたかった一頭です。

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東京ダ1600mの傾向

有利枠1枠・2枠・3枠・4枠
不利枠6枠・7枠・8枠
脚質先行・追込
騎手3割超ルメール騎手
人気松山騎手
人気薄石橋脩騎手
 予想優先順位
1位
戦績
2位
タイム
3位
展開
4位
コース特性
5位
騎手
東京ダ1600m
東京ダ1600m|有利枠・不利枠、騎手連対率の最新データ【開催終了ごとに更新】東京ダ1600mのコースデータを徹底攻略|有利枠・不利枠・騎手ランクを公開...

東京ダ1600mは、本質的に時計が速いコースで、時計勝負に強いスピードタイプが活躍する舞台。先週の東京ダートは時計がかかっていただけに、当日の時計には注意したいが、馬場差+0.3くらいまでなら、ある程度の時計は出るだろう。

先行・追込みに有利なコースで、逃げ切りは難しい。1980年以降、当コースの古馬オープンクラスで逃げ切ったのは9頭だけ。フェブラリーS(過去のフェブラリーH含む)で逃げ切ったのはインティトランセンドメイショウボーラーの3頭だけだ。

有利枠は1枠、2枠、3枠、4枠で、不利枠は6枠、7枠、8枠。

連対率3割を超える騎手は、ルメール騎手(オメガギネス騎乗予定)。

人気で安定しているのは、松山騎手(ウィルソンテソーロ騎乗予定)。人気薄なら石橋脩騎手(タガノビューティー騎乗予定)。

フェブラリーS 2024で人気、話題になりそうな馬

アルファマム  評価:B
戦績ランク15位 スピードランク4位

相性の良いコースで【1 0 1 6】とイマイチの成績。オープン特別の霜月Sを勝っているのは好材料だが、掲示板を外したのが5回もあっては強くは推せない
直近の連対レースが上記の霜月Sで、レースタイム差-0.3。その前の連対レースが、レースタイム差+0.9で、最近は時計がかかって結果を出しているが、スピードランク4位と高速馬場でも対応できる

イグナイター  評価:D
戦績ランク12位 スピードランク15位

相性の良いコースで【1 0 0 2】と、勝鞍がデビュー戦(東京ダ1600m)だけ。地方馬としては悪くないが、さすがにGIメンバーを相手にすると厳しいといわざるを得ない。
前走のJBCスプリント勝ちが基準タイム差+1.7で、南部杯2着が基準タイム差+0.5、さきたま杯勝ちが基準タイム差+2.3と、時計がかかって好走しており、本質的に東京ダ1600mは合わない

ウィルソンテソーロ  評価:A
戦績ランク3位 スピードランク11位

相性の良いコースで【3 0 0 0】のパーフェクト戦績。すべて条件戦ではあるが、掲示板を外したことが一度もないのは強材料といえる。オープンに昇級してからは相性の良いコースでも、悪いコースでも走ったことがなく、ここが試金石になる。
前走の東京大賞典2着が基準タイム差+3.8で、前々走のチャンピオンズCがレースタイム差+0.1と時計がかかって好走を続けており、時計が速い東京ダ1600mは向いていない。ただ、騎乗予定の松山騎手がコースを得意にしているので、有利枠さえ引ければ好走も可能。

オメガギネス  評価:S
戦績ランク3位 スピードランク3

キャリアの浅い4歳馬だが、相性の良いコースで【1 2 0 0】の安定感。さらに、相性の良いコースで行われたレパードS2着→グリーンCC1着→東海S2着のローテーションは好感が持てる
前記の3戦の時計を見ると、レパードSがレースタイム差-0.8、グリーンCCがレースタイム差-1.0、東海Sがレースタイム差-0.4と時計が速くなって真価を発揮する。本質的に時計が速い東京ダ1600mは向いている

ガイアフォース  評価:C
戦績ランク6位 スピードランク6

今回が初ダートとなる。レモンポップやウシュバテソーロ、デルマソトガケがいないとはいえ、さすがに初ダートがGIでは厳しい。過去のダートGIにおいて、初ダートで連対を果たした馬は皆無
直近の連対レースは昨年のマイラーズCで、レースタイム差-1.8。その前の連対レースがセントライト記念でレースタイム差-0.8だから、時計が速くなる東京ダ1600mは向いている。テンの速さもあり、芝スタートは好材料になる。

キングズソード  評価:A
戦績ランク6位 スピードランク4位

相性の良いコースで【2 0 0 2】で、掲示板を外したのは3歳時の1勝クラス(中京ダ1400m)6着だけ。古馬になってからは、しばらく相性の良いコースで走っていなかったが、昨夏の阿蘇Sで見事に勝利を収めている。
その阿蘇Sがレースタイム差-1.5の超高速決着。翻って、前々走のJBCクラシック勝ちが基準タイム差+1.5と時計がかかっており、時計不問で好走を続けているのはストロングポイントといえる。

タガノビューティー  評価:S
戦績ランク1位 スピードランク1位

相性の良いコースで【5 5 4 9】と着外は多いが、これだけのキャリアを積んで5勝10連対はあっぱれ。今回のメンバーでも頭ふたつほど抜けている。ゲートが不得手なので後方からの競馬になるのが常だが、いつ突っ込んできても不思議ではない脚はもっている。
今年の連対レースは、レースタイム差+0.2のコーラルSと、レースタイム差-0.1の武蔵野S、基準タイム差+4.0のかしわ記念と、どれも時計がかかっているが、スピードランクは堂々の1位タイ。時計不問で走れるのも強材料だ

ドゥラエレーデ  評価:A
戦績ランク5位 スピードランク12位

ホープフルS勝ちがあるなど芝の実績が目立つが、相性の良いコースでは【2 0 0 0】の安定感を誇る。チャンピオンズC、東京大賞典を立て続けに3着に好走しており、ダートの猛者に混じっても力は見劣らない。
ダートの連対レースは2歳時の未勝利戦となるが、レースタイム差+2.1とレースタイム差-0.4で、どちらかというと時計がかかった方が良いので、当日、なるべく時計はかかってほしい。

ミックファイア  評価:C
戦績ランク6位 スピードランク6位

初の古馬戦となった前走の東京大賞典では、ゲートで安めを売ってリズムを崩した。あの敗戦だけで、古馬との力差云々をいうのはナンセンスだろう。芝スタートに不安は残るものの、無配の南関三冠馬の実力は侮れない。
羽田盃が基準タイム差-1.2、東京ダービーが基準タイム差-0.3、ジャパンDダービーが基準タイム差-0.8で、中央のGIに入っても遜色のないスピードはある。ただ、スピードランクは6位どまりなので、好走のためには有利枠がほしい。

レッドルゼル  評価:C
戦績ランク6位 スピードランク6位

相性の良いコースのトータル成績が【3 4 1 3】で、掲示板を外したのは2回だけ。ただ、相性の悪いコースでも【3 2 0 0】と好走しているのが減点材料。3カ月半の休み明けとなるが、相性の良いコースで行われた武蔵野Sからの臨戦過程は好感が持てる。
直近の連対レースが昨年のフェブラリーSで、レースタイム差+0.3で、その前の東京盃が基準タイム差+0.3だから、どちらかというと時計はかかってほしい

フェブラリーS 2024の注目馬はドンフランキー

今回、戦績項目とタイム項目の両方でプラスを計上した馬は、オメガギネスタガノビューティードンフランキーの3頭。

ここではドンフランキーを取り上げる。

戦績ランク2位 スピードランク1位

好走レンジが1400mまでだが、相性の良いコースでは【5 1 0 1】の安定感で、掲示板を外したことは一度もない。唯一の馬券圏外は、昇級初戦だった昨春のコーラルS4着。それでも、前半600m34.4秒のハイペースを逃げてコンマ1秒差なら、酌量の余地はある。

前走の東京盃が基準タイム差-0.3で、初重賞勝ちとなったプロキオンSがレースタイム差+0.2と、どちらかというと時計がかかっての好走が続くが、過去にはレースタイム差-1.0で2勝クラスを快勝しており、時計が速くなっても対応できるはず。

騎乗予定の池添騎手がランク外なので、できれば有利枠は引きたい。


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