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日経賞のタイムは出色【3月28日・29日のタイム分析】

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各開催場の馬場差

3月28日(土)
中山 芝 -1.4 
中山ダート-0.5 
阪神 芝 +0.3 
阪神ダート-0.3 
中京 芝 -1.0 
中京ダート-1.1 
3月29日(土)
中山 芝 -1.3 
中山ダート+0.6 
阪神 芝 +1.4 
阪神ダート-0.7 
中京 芝 -1.2 
中京ダート-1.1 

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の中山競馬は、連続開催の5週目となったが、時計は相変わらず速いまま。ただ、日曜日のダートだけは時計がかかっている。
阪神競馬は、日曜日に雨が降ったため芝の時計がかかり、ダートが速くなった。
中京競馬も日曜日に稍重まで渋ったものの、芝の時計は土曜と変わらず速いままだった。ダートも、土日ともに速くなっている。

タイム面では評価できない高松宮記念

まずは、日曜日の中京競馬場で行われた高松宮記念から。
馬場差-1.2で、レースタイム差が-0.8なので、時計自体はそれほど評価できない。逃げ宣言をしていたハクサンムーンがあっさり2番手に退いたため、前半600m通過が34.0秒の平均やや遅めのペース。このペースで、この時計だと、1番人気×ストレイトガールには厳しい。
◎ローブティサージュは、たしかに渋った馬場は苦手なのだが、なんの抵抗もできずに17着大敗。これは完全に力負け。〇レッドオーヴァルは、後方からまったく動けずに14着。この時計なら掲示板はほしかっただけに、G1では力が足りない。
ハクサンムーン鞍上の酒井学騎手の好騎乗が取り沙汰されれいるが、たしかに馬場と展開を読んだ見事な騎乗だった。ただ、それなら逃げ宣言なんかしないでほしい。馬券を買うファンをバカにするのもいいかげんにしろ。

アドマイヤデウスの前途洋洋 出色の日経賞

土曜日の中山で行われた日経賞も見てみよう。
馬場差-1.4で、レースタイム差が-2.4。これは相当に速いタイムである。前半1000m通過が59.9秒の平均やや速めのペースで、後半1000mが58.6秒とかなりタフなレースとなった。これを差し切って1馬身3/4差で勝った〇アドマイヤデウスは、相当に強い。今後も、時計の速い馬場なら常に上位争いが期待できる。
◎サウンズオブアースは、直線勝負でコンマ3秒差なら頑張った。ただ、これからも同じようなレースしかできないようだと、取りこぼしが増えそうで、一線級とやっていくためにはレースの幅を広げたい。

日曜・中京第7Rのタイムがスゴイ!

今週は、とくに取り上げるべきレースは見当たらないが、1つだけすごいレースがあった。日曜日の中京第7R 4歳上500万下戦(芝2000m)である。馬場差-1.2で、レースタイム差-3.1は、500万下戦ではなかなか出ないタイム。勝ったビップレボルシオンは昇級しても即通用のレベル。2着アドマイヤコウベも、次は確勝級。しかし、それよりも3着のクリールハヤテに注目したい。不利枠から、先行馬不利のコース形態の中で3番手からの粘り込み。2着から3馬身半離されたものの、これも次走は確勝級。

次走の注目馬・キクノソル

日曜 中山11R マーチS(G3・ダ1800m)4着キクノソル

マーチSは、馬場差+0.6でレースタイム差+0.8。想定以上に時計がかかってしまい、時計の速い馬場に向くキクノソルには厳しいレースとなった。さらにいえば戦績項目もマイナスだっただけに、コンマ1秒差の4着なら上々の結果。次走が時計の速い馬場なら、人気になっても外せない。

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