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【日経新春杯2024の展望】人気馬の死角と穴馬の資格|注目馬ハーツイストワール

日経新春杯の展望
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こんばんわ、ウキョーです。

明け4歳馬と多世代がぶつかる日経新春杯。過去10年を見ると、4歳馬が7勝をあげており、勢いに乗った4歳馬に分があります。さて、今年はどうなるでしょうか。

京都芝2400mの傾向

有利枠1枠・4枠・6枠・8枠
不利枠3枠・5枠・7枠
脚質差し・追込
騎手3割超川田騎手・武豊騎手
人気武豊騎手
人気薄池添騎手
 予想優先順位
1位
タイム
2位
展開
3位
戦績
4位
騎手
5位
コース特性
京都芝2400m
京都芝2400m|有利枠・不利枠、騎手連対率の最新データ【開催終了ごとに更新】京都芝2400mのコースデータを徹底攻略|有利枠・不利枠・騎手ランクを公開...

京都芝2400mは、時計が速くなるコース。ただ、先週の京都は日曜から時計がかかり出しており、日経新春杯も高速決着は望めないでしょう。

差し馬と追込馬が強いコースで、逃げ切りは至難の業。データがデジタル化された1980年以降、京都芝2400mの重賞で逃げ切ったのは8頭しかいない。最後の逃げ切りも10年前の2014年の日経新春杯を勝ったサトノノブレスまで遡る。

有利枠は1枠、4枠、6枠、8枠で、不利枠は3枠、5枠、7枠

連対率3割を超える騎手は川田騎手(サトノグランツ騎乗予定)と武豊騎手(カレンルシェルブル騎乗予定)。

人気で安定しているのは、武豊騎手(カレンルシェルブル騎乗予定)。人気薄なら池添騎手(サヴォーナ騎乗予定)。

日経新春杯2024で人気、話題になりそうな馬

カレンルシェルブル  評価:A
戦績ランク1位 スピードランク1位

相性の良いコースのトータル成績が【1 2 0 1】で、掲示板を外したことは一度もない。唯一の馬券圏外は、今夏の小倉記念5着。その小倉記念は、出脚がつかず最後方からの競馬で、それでも上り最速34.8秒でコンマ7秒差なら酌量の余地はある。
直近の連帯レースは今春の福島民報杯で、レースタイム差+1.0と時計がかかっていたが、2勝クラス勝ちの長良川特別ではレースタイム差-3.7の超高速決着を制しており、今回のメンバーでもスピードランクは1位。それだけに、時計がかかっている今の京都芝が合うとは思えないが、時計が速くなれば本命級。

サトノグランツ  評価:D
戦績ランク12位 スピードランク2位

相性の良いコースで【1 0 0 3】と走れていない。勝鞍が未勝利戦だけというのも、オープンに入ると弱材料といわざるを得ない。重賞2勝しており実績面では引けをとらないが、戦績面では強調できない
昨秋の神戸新聞杯勝ちが、レースタイム差-2.9の高速決着で、今回のスピードランクは2位。ただ、カレンルシェルブルと同様に、時計がかかっている今の京都芝には合わない。しかし、3歳限定戦とはいえ重賞2勝でハンデ57.5キロは恵まれた

サヴォーナ  評価:A
戦績ランク9位 スピードランク7

相性の良いコースで【0 1 0 2】と強調できない。その中身はゆりかもめ賞2着、青葉賞6着、菊花賞5着。スキルヴィングやドゥレッツァを相手にそこそこ走れているとはいえ、やはり戦績面から推すことはできない
レースタイム差-2.9の神戸新聞杯で2着に敗れ、レースタイム差-2.6の菊花賞で5着に敗れており、スピードランクは7位まで。しかし、時計がかかっている今の京都芝は絶好の舞台となりそう。56キロの軽ハンデも魅力あり。

シンリョクカ  評価:C
戦績ランク9位 スピードランク12

キャリアが浅く、相性の良いコースでは一度しか走っていない。その一戦が、昨年のオークス5着。リバティアイランドは別格として、2着ハーパーとはコンマ3秒差だから悪くない。悪くはないが、相性の良いコースの戦績がそれだけでは、牡馬重賞メンバーを相手にしては厳しい
阪神JFで2着に来ているため賞金は足りているが、いまだ1勝馬で、デビュー戦はレースタイム差-0.2だった。そのため、今回のメンバーに入るとスピードランクは12位まで。想定以上に時計がかからないと、好走は望むべくもない。騎乗予定の木幡初騎手も不安材料。

ディアスティマ  評価:S
戦績ランク3位 スピードランク6位

相性の良いコースで【2 1 1 1】の安定感。掲示板を外したのは3歳時の青葉賞18着だけ。その青葉賞は17番枠からの発走で、終始外を回る展開で、直線では反応を失くしていた。まだ完成途上だったことを考えれば、多少大目に見てあげたい。2勝3連対で、日経賞3着なら遜色ないだろう
直近の連帯レースが今春の目黒記念で、レースタイム差-0.4だった。札幌日経OP勝ちがレースタイム差-1.8で高速決着にも対応できるが、今回はスピードランク6位。時計がかかり出している今の京都芝は同馬に合っている。ただ、騎乗予定の北村友騎手がランク外なので、できれば有利枠がほしい。

ハーツコンチェルト  評価:A
戦績ランク2位 スピードランク3位

相性の良いコースのトータル成績が【0 1 1 1】で、掲示板を外したのは前走の菊花賞6着だけ。その菊花賞はドゥレッツァには離されたものの、ダービー馬タスティエーラとはコンマ4秒差。相性の良いコースで勝鞍はないが、青葉賞2着、ダービー3着なら実績面でも遜色はない
前記の青葉賞がレースタイム差-0.6で、ダービーがレースタイム差+0.7。時計が速くなってもかかっても対応できる万能性は、このメンバーに入ってもストロングポイントになる。55キロのハンデも魅力で、騎乗予定の松山騎手がコースを得意にしているのも強調できる。

ヒンドゥタイムズ  評価:S
戦績ランク3位 スピードランク7位

相性の良いコースで【1 2 0 1】の安定感で、掲示板を外したことは一度もない。唯一の馬券圏外は、前走の京都大賞典4着。その京都大賞典もコンマ2秒差だから、相性の良いコースなら安定して走れている。
直近の連対レースは昨冬の小倉大賞典で、レースタイム差は+3.0とかなり時計がかかっていた。時計がかかっている今の京都芝は願ったりだろう。また、輸送が苦手なタイプなので、地元の京都で走れるのも強材料。

ブローザホーン  評価:C
戦績ランク9位 スピードランク11位

相性の良いコースで【2 0 0 1】と悪くはないが、相性の悪いコースでも【1 0 3 2】で掲示板を外したことは一度もない安定感が仇になり、戦績ランクは伸びない。相性の良い京都大賞典を取消してからの臨戦過程も弱材料。
直近の連対レースが昨夏の札幌日経OPで、レースタイム差は+0.8。3勝クラスを勝ち上がったのがレースタイム差+1.2の烏丸Sなので、明らかに時計がかかった方が良い。ここも想定以上に時計がかかればチャンスはありそうだ。

リビアングラス  評価:D
戦績ランク12位 スピードランク3位

相性の悪いコースで【0 0 0 2】とまったく走れておらず、さらに相性の良いコースで2連敗しての臨戦過程もマイナスポイント。菊花賞4着は酌量の余地はあるが、前走のグレイトフルSでの7着敗退はいただけない。
2勝クラス勝ちの阿賀野川特別がレースタイム差-2.2で、時計が速い方が良いスピードタイプ。時計がかかり出している今の京都芝は合っていないので、なるべく時計は速くなってほしい。騎乗予定の田口騎手もランク外なので、好走のためには有利枠が必須条件となる。

レッドバリエンテ  評価:C
戦績ランク6位 スピードランク10位

相性の良いコースで【0 1 0 1】と勝鞍がなく、唯一の2着も3歳限定の1勝クラスでは、さすがに古馬オープンのメンバーに入ると厳しいといわざるを得ない。初重賞となった前走のアルゼンチン共和国杯ではコンマ4秒差7着と頑張ったが、ここでは他項目で加点がないと好走は難しい。
前々走の3勝クラス勝ち上がりが、レースタイム差-1.7の高速決着となったムーンライトHだったが、今回のメンバーに入るとスピードランク10位まで。騎乗予定の西村淳騎手もランク外なので、とにかく時計がかかってほしい。

日経新春杯2024の注目馬はハーツイストワール

今回、戦績項目とタイム項目の両方でプラスを計上した馬は、ヒンドゥタイムズハーツイストワールの2頭だけ。

ここでは、おそらく人気のない方のハーツイストワールを取り上げる。

戦績ランク3位 スピードランク5位

相性の良いコースで【3 1 0 2】の安定感。掲示板を外したのは、一昨年のジャパンC11着だけ。そのジャパンCは果敢に先行策を取り、2番手追走から残り200mまで先頭を窺う見せ場を作り、1.1秒差の11着。レースタイム差-1.2の高速決着だったことを考えれば、悲観する内容ではなかった。

直近の連対レースが一昨年のアルゼンチン共和国杯で、レースタイム差は-0.1で、若干時計がかかった方が良い。ジャパンCの敗戦も酌量の余地はあり、時計がかかっている今の京都芝は合っているはず。

11か月の長期休養明けを叩いて、型通りに良化してくれれば、今回のメンバーなら好勝負になる。57キロのハンデも悪くない。


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