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【桜花賞2024の展望】人気馬の死角と穴馬の資格|注目馬コラソンビート

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こんばんわ、ウキョーです。

いよいよクラシックが始まりますね。去年はリバティアイランド一色の牝馬戦線でしたが、今年は大混戦となりそうです。

さて、桜花賞で思い出すのは2003年のスティルインラブです。私が、リアルタイムで目撃した三冠馬の一頭。ナリタブライアンのときは三冠目の菊花賞でしたが、スティルインラブは一冠目の桜花賞から、この目に焼き付けました。

スティルインラブ
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阪神芝1600mの傾向

有利枠2枠・4枠・7枠・8枠
不利枠1枠・5枠・6枠
脚質差し・追込
騎手3割超川田騎手・M・デムーロ騎手
人気坂井騎手
人気薄西村淳騎手
 予想優先順位
1位
展開
2位
タイム
3位
コース戦績
4位
戦績
5位
騎手
阪神芝1600m
阪神芝1600m|有利枠・不利枠、騎手連対率の最新データ【開催終了ごとに更新】阪神芝1600mのコースデータを徹底攻略|有利枠・不利枠・騎手ランクを公開...

阪神芝1600mは、本質的にそれほど時計は速くならない。オープンでも、基準タイム差+0.4である。とはいえ、さすがにGIともなると高速決着が多くなる。ただ、週中に雨が降る予報なので、当日の時計には注意したい。

差し・追込に有利なコースで、逃げ切りは難しい。直近の古馬オープン戦で逃げ切ったのは、一昨年のリゲルSを逃げ切ったシャイニーロック。桜花賞では、2015年のレッツゴードンキを最後に逃げ切りは出ていない。

有利枠は2枠、4枠、7枠、8枠で、不利枠は1枠、5枠、6枠。

連対率3割を超える騎手は、川田騎手(クイーンズウォーク騎乗予定)とM・デムーロ騎手(セシリエプラージュ騎乗予定)。

人気で安定しているのは、坂井騎手(ライトバック騎乗予定)。人気薄なら西村淳騎手(イフェイオン騎乗予定)。

桜花賞2024で人気、話題になりそうな馬

アスコリピチェーノ  評価:A
戦績ランク8位 スピードランク4位

相性の良いコースで行われた阪神JFを勝っての臨戦過程は好感が持てる。前哨戦を使わずのぶっつけ本番となるが、牧場の放牧・調教技術が上がった現在では、それほどマイナス材料とはならない。
前走の阪神JFは、レースタイム差-1.7の高速決着。前半800m46.4秒-後半800m46.2秒の平均ペースで、後半1000mは58.2秒のハイラップという超A級のレースだった。直近でいえばソダシ世代と同等の記録で、当然ここも主力視できる逸材である。

イフェイオン  評価:A
戦績ランク8位 スピードランク1位

相性の良いコースでも悪いコースでも走ったことがなく、まさにここが試金石となる一戦。2000年以降、相性の良いコースでも悪いコースで走ったことがない桜花賞馬は、ダンスインザムード(2004年)、キストゥヘヴン(2006年)、デアリングタクト(2020年)の3頭しかいない。
前走のフェアリーSは、レースタイム差-0.4。悪くはないが、前日のジュニアCでレースタイム差-1.9が出ており、時計面での評価難しい。しかし、イフェイオン自身は未勝利勝ちがレースタイム差-2.0と高速決着でも結果を出しており、ここでもスピードランク1位は胸を張っていい

エトヴプレ  評価:A
戦績ランク1位 スピードランク8位

相性の良いコースで【2 0 0 0】は素晴らしい戦績。また、相性の良い福島2歳S勝ち→相性の悪い中京2歳S4着→相性の良いフィリーズレビュー1着という臨戦過程は、桜花賞狙いのローテーションといえる。
フィリーズレビュー→桜花賞を連勝したのは、2005年のラインクラフトを最後に現れておらず、その前もキョウエイマーチ(1997年)とメジロラモーヌ(1986年)だけ。ただ、ここまで絶好のローテーションで臨んだ馬もエトヴプレが初めてで、今年はチャンスかもしれない。

クイーンズウォーク  評価:C
戦績ランク13位 スピードランク12位

相性の良いコースでは一度も走ったことがなく、相性の悪いコースで行われた未勝利戦を勝っており、戦績面からは弱材料
前走のクイーンCは、レースタイム差-1.3の高速決着で、前半800m47.1秒-後半800m46.0秒のスローペースで、上り3F34.4秒の瞬発力勝負となった。これをほぼ最後方から33.4秒で差し切っており、内容としては悪くはない。ただ、毎年ハイペースになる桜花賞の前哨戦としては疑問符がつく

スウィープフィート  評価:C
戦績ランク8位 スピードランク9

相性の良いコースでは、阪神JF7着とチューリップ賞1着。阪神JFは後方13番手からよく脚を伸ばしているが、GIであの展開では7着敗退も仕方ない。また、チューリップ賞はインパクトのある勝ち方ではあったが、前が総崩れの展開に乗じたもので、本番で同じ競馬が通用するかとなると疑問
チューリップ賞がレースタイム差-1.3だから、高速決着に対応できるスピードはもっている。また、レースタイム差+-0のエルフィンSでも2着に好走できているので、ある程度時計がかかっても大丈夫だろう。

ステレンボッシュ  評価:C
戦績ランク1位 スピードランク12

相性の良いコースの成績は、デビュー戦(札幌芝1800m)勝ちと阪神JF2着。重賞勝ちはないものの、実績面からは問題ない。ぶっつけ本番のローテーションを選んだが、現在の技術を持ってすればマイナス材料にはならないだろう。
前走の阪神JFは、レースタイム差-1.9の超高速決着。出遅れながらリカバリーが利いており、ラストも上り最速33.5秒の末脚が使えている。4歳になってレースを使っていないためスピードランクは12位だが、そのスピードはGIでも通用するはずだ。

セキトバイースト  評価:A
戦績ランク4位 スピードランク14位

相性の良いコースで走ったのは前走のチューリップ賞が初めてで、そこで2着に食い込んで出走権を確保した。紅梅賞→チューリップ賞→桜花賞のローテーションで勝ったのは、過去にスティルインラブ、スウィープトウショウ、シンハライトなどがいるが、いずれもどちらかで勝利してきたもので、同馬の結末が楽しみだ。
チューリップ賞はレースタイム差-1.3の高速決着で、スピードは足りるが、今回のメンバーに入るとスピードランク14位となっており、なるべく時計はかかってほしいところ。

チェルヴィニア  評価:A
戦績ランク13位 スピードランク3位

相性の良いコースで走ったことがなく、相性の悪いコースで行われた未勝利戦(新潟芝1800m)を勝っているのは弱材料。また、休み明けでも問題ないとはいえ、さすがに半年ぶりとなると一枚割り引きたいところではある。
前走のアルテミスSは強かった。前半800m48.0秒のスローペースで、上り11.4秒-11.2秒-11.0秒の加速ラップの中、難なく33.3秒の上りを使えており、レース内容自体は満点である。とはいえ、ここまでスローペースしか経験していないので、桜花賞のハイペースについていけるか試金石にはなりそうだ。

ボンドガール  評価:C
戦績ランク8位 スピードランク6位

キャリア2戦しかしておらず、相性の良いコースでも悪いコースでも走ったことがなく、ここが試金石の一戦となる。
前走のサウジアラビアRCでは、直線で追い出すとモタれてしまい、その分勝ち馬に届かなかった。左回りが原因だったのか、それとも気性の問題なのかは今回明らかになるだろう。ただ、賞金不足を承知でその後レースに使えていないというのはマイナス材料。そもそも抽選を突破しないことには出走も叶わない。

ライトバック  評価:D
戦績ランク8位 スピードランク17位

相性の良いコースで走ったのは、前走のエルフィンSが初めてで、そこを勝ち上がっての臨戦過程は好感が持てる。エルフィンSを勝って桜花賞で連対できたのは、過去にレッドディザイア、マルセリーナ、デアリングタクトの3頭しかいないが、ローテーションとしては悪くないはず。
そのエルフィンSがレースタイム差+-0なのでスピードランクは伸びないが、雨が残って時計がかかってくれれば出番はある。ただ、本質的なスピードは若干足りない。

桜花賞2024の注目馬はコラソンビート

今回、戦績項目とタイム項目の両方でプラスを計上した馬はコラソンビートだけ。

戦績ランク4位 スピードランク2位

相性の良いコース行われた阪神JF3着→フィリーズレビュー2着というローテーションは絶好。京王杯2歳S勝ちがあり賞金面で心配がなかったことから、前走は叩き台と見ていいだろう。今回が本領発揮となりそうだ。

阪神JFがレースタイム差-1.7で、フィリーズレビューがレースタイム差-1.5と、2戦続けて高速決着に対応しているのは強材料。雨が残ると心配ではあるが、絶対能力は高い。

ただ、騎乗予定の横山武騎手がランク外なので、できれば有利枠がほしい。


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