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【皐月賞2024の展望】人気馬の死角と穴馬の資格|注目馬ダノンデサイル

皐月賞の展望
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こんばんわ、ウキョーです。

今年の牡馬クラシック戦線は大混戦です。重賞を2勝以上いているのがジャンタルマンタルだけで、それも2歳時のもの。3歳になってからの重賞は、勝ち馬がころころ変わる群雄割拠になっており、そのためもあって牝馬のレガレイラの存在感が増しています。

さて、皐月賞で思い出すのは2013年のロゴタイプです。皐月賞を勝ってから、3年間勝てずにいましたが、諦めることなく走り続け、ついに安田記念でモーリスを破って優勝する快挙を成し遂げました。まさに雌伏という言葉がぴったり合う馬でした。

ロゴタイプ
【名馬コラム】ロゴタイプ 復活まで諦めない雌伏の名馬勝手にシンパシーを感じた長い長いトンネル ロゴタイプという競走馬がいる。彼は、2013年の皐月賞馬である。 私はその昔、会社員だ...

中山芝2000mの傾向

有利枠1枠・2枠・3枠・8枠
不利枠4枠・5枠・7枠
脚質先行・差し
騎手3割超川田騎手
人気横山武騎手
人気薄菅原明騎手
 予想優先順位
1位
展開
2位
戦績
3位
騎手
4位
コース戦績
5位
タイム
中山芝2000m
中山芝2000m|有利枠・不利枠、騎手連対率の最新データ【開催終了ごとに更新】中山芝2000mのコースデータを徹底攻略|有利枠・不利枠・騎手ランクを公開...

中山芝2000mは、それほど時計は速くならない。オープンでも、基準タイム差+0.3である。3歳戦の平均タイムは2.00.6で、雨の影響も考えると、今年の皐月賞は2.01.0くらいが想定されます。

先行・差しに有利なコースで、逃げ切りは難しい。皐月賞を逃げ切ったのは、1980年以降、ミホノブルボンサニーブライアンヴィクトリーキャプテントゥーレの4頭しかいない。

有利枠は1枠、2枠、3枠、8枠で、不利枠は4枠、5枠、7枠。

連対率3割を超える騎手は、川田騎手(ジャンタルマンタル騎乗予定)。

人気で安定しているのは、横山武騎手(アーバンシック騎乗予定)。人気薄なら菅原明騎手(サンライズジパング騎乗予定)。

皐月賞2024で人気、話題になりそうな馬

アーバンシック  評価:A
戦績ランク1位 スピードランク13位

相性の良いコースばかりを使われて、【2 1 0 0】の安定感。京成杯からの直行で皐月賞で連対したのは、昨年のソールオリエンスが初めてだった。かつては共同通信杯からのローテーションも鬼門だったが、ゴールドシップ以降トレンドとなったように、今後は京成杯直行組にも注意が必要かもしれない。
前走の京成ははレースタイム差-0.1で、時計面ではそれほど強調できない。スピードランクも13位であるように、時計がかかってくれないと好走は難しい

エコロヴァルツ  評価:D
戦績ランク14位 スピードランク14位

相性の良いコースの成績は、コスモス賞勝ちと共同通信杯5着の2戦。共同通信杯を5着に負けての臨戦過程は、ローテーションとしては最悪で、実際に共同通信杯で3着以下からの皐月賞連対馬は出ていない。
前々走の朝日杯FSがレースタイム差+-0と強調できないが、コスモス賞勝ちがレースタイム差-1.3の高速決着で、時計が速くなっても対応できるスピードは持ち合わせている。ただ、やはり時計がかかった方が好走しやすいのは確かだ。

コスモキュランダ  評価:A
戦績ランク5位 スピードランク11位

相性の良いコースで【1 2 0 1】の安定感で、掲示板を外したことは一度もない。唯一の馬券圏外は、デビュー2戦目の未勝利4着。相性の良いコースで行われた1勝クラス2着→弥生賞1着のローテーションは理想的である。
前走の弥生賞がレースタイム差-0.8の高速決着で、前々走の1勝クラスもレースタイム差-0.7なら時計勝負になっても対応できる。スピードランクが11位と伸びないのは、デビュー戦で12着に負けているからであり、成長分を見込めばスピードは足りるだろう。

シンエンペラー  評価:S
戦績ランク1位 スピードランク3位

相性の良いコースのトータル成績が【1 2 0 0】で、掲示板を外したことは一度もない安定感は今回のメンバーでは随一。さらに、相性の良いホープフルS2着→弥生賞2着の臨戦過程も好感が持てる
ホープフルSがレースタイム差-1.8で、弥生賞がレースタイム差-0.8と高速決着を2戦続けて好走しており、時計勝負になってこそ真価を発揮する。週中の雨予報は心配だが、時計が速くなれば本命候補の一角。

ジャスティンミラノ  評価:A
戦績ランク5位 スピードランク10

相性の良いコースでは、共同通信杯勝ちを含む2連勝を飾っており、そこからの臨戦過程は理想的といえる。キャリア2戦で皐月賞で連対するのは難しいが、近5年でイクイノックス、ソールオリエンスの2頭が出ており、今後はキャリアの少なさがマイナスになるようなことはないのかもしれない。
前走の共同通信杯はレースタイム差+0.4と時計がかかっており、今回のメンバーに入るとスピードランク10位で、時計勝負ではスピードが足りない。その共同通信杯は、序盤のアクシデントに見舞われた多くの馬たちが不利を被っており、その勝利も額面通りには受け取れない。

ジャンタルマンタル  評価:A
戦績ランク5位 スピードランク6

相性の良いコースで【1 1 0 0】の安定感。相性の良いコースで行われた共同通信杯2着からの臨戦過程も良い。ただ、前記した通り、共同通信杯はかなり特殊なレースとなっており、ジャンタルマンタルも不利を受けずにレースができたもので、こちらも額面通りに受け取ることはできない。
前々走の朝日杯FSがレースタイム差+-0で、前走の共同通信杯がレースタイム差+0.4と、時計がかかっていたが、デイリー杯2歳Sではレースタイム差-0.7で勝っており、時計勝負になっても十分に対応できる

ビザンチンドリーム  評価:A
戦績ランク9位 スピードランク4位

キャリア2戦しかしていないが、相性の良いコースで行われたきさらぎ賞勝ちからの臨戦過程は理想的。とはいえ、きさらぎ賞からの直行で皐月賞を連対したのは過去にハクタイセイだけで、皐月賞に限ってはいまだ鬼門となっている。
きさらぎ賞は、馬場差+0.1のコンディションでレースタイム差-0.8の高速決着で、時計勝負になって真価を発揮するスピードタイプ。そのきさらぎ賞は決してスムーズな競馬ではなかっただけに、潜在能力は確か。

ミスタージーティー  評価:D
戦績ランク18位 スピードランク7位

相性の良いコースの成績が、ホープフルS5着と共同通信杯7着となっており、戦績面からは推せない。前々走の共同通信杯では折り合いを欠いて競馬にならなかったが、前走の若葉Sではいくぶんマシになっていた。今回も折り合い次第といえよう。
若葉Sがレースタイム差-1.4で、完敗の共同通信杯がレースタイム差+0.4だから、現状は時計が速くなった方が良い。当日の馬場コンディションに左右されそうだが、馬場差-0.5より速くなってほしいところだ。

メイショウタバル  評価:A
戦績ランク9位 スピードランク1位

相性が良いコースで【2 0 0 1】の安定感で、掲示板を外したことは一度もない。また、相性の良いコースで行われたつばき賞1着→毎日杯1着のローテーションも理想的。毎日杯から皐月賞で連対したのはヤエノムテキやテイエムオペラオーなど複数頭おり、悪くはない。
前走の毎日杯は、重馬場で馬場差+0.6と時計がかかるコンディションの中、基準タイム差-1.6という驚愕の速さだった。時計勝負になれば負けないのではないかと思えるほど出色のタイムだった。

レガレイラ  評価:A
戦績ランク1位 スピードランク9位

相性の良いコースで行われたホープフルSを勝っての参戦は好感が持てる。そのホープフルSを含めて、相性の良いコースでは【2 0 1 0】の安定感で、今回のメンバーでは戦績面で抜けている
ホープフルSはレースタイム差-1.8の高速決着ではあったが、3歳になってから走っていないのでスピードランクは9位まで。牝馬の皐月賞参戦は久しぶりで注目を集めるが、常識的には厳しいと言わざるを得ない。3歳になって走っていないのもマイナス材料だ。

皐月賞2024の注目馬はダノンデサイル

今回、戦績項目とタイム項目の両方でプラスを計上した馬はシンエンペラーダノンデサイルの2頭だけ。ここでは、人気がないであろうダノンデサイルを取り上げる。

戦績ランク5位 スピードランク5位

相性の良いコースで行われた未勝利戦(京都芝1800m)と京成杯に勝っている。全2勝がどちらも相性の良いコースというのは、今回のメンバーに入っても胸を張れる。

その未勝利が基準タイム差-0.7で、時計は速くても問題ない。また、京成杯が基準タイム差-0.1なので、多少時計がかかっても対応できるだろう。

ただ、騎乗予定の横山典騎手がランク外なので、できれば有利枠がほしい。


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