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【東京新聞杯2024の展望】人気馬の死角と穴馬の資格|注目馬マテンロウスカイ

東京新聞杯の展望
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こんばんわ、ウキョーです。

今週は、東京で東京新聞杯、京都できさらぎ賞が行われます。ここでは東京新聞杯の展望をお届けします。

東京新聞杯も個人的に大好きなレースです。私が競馬を始めたのがずっと昔の2月だったので、基本的に冬場のレースが好きなんですよね。

東京新聞杯で思い出すのは、これまた古くて申し訳ないのですが、ナルシスノワールです。1番人気は引退を間近に控えた増沢騎手が騎乗するダイナマイトダディで、4番人気のナルシスノワールにはこれまた引退を控えた菅原泰騎手が騎乗していました。結果は、ナルシスノワールが勝ち、ダイナマイトダディが2着でした。2騎手の引退が惜しくなった東京新聞杯でした。

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東京芝1600mの傾向

有利枠1枠・2枠・4枠・7枠
不利枠3枠・6枠・8枠
脚質差し・追込
騎手3割超ルメール騎手
人気三浦騎手・石橋脩騎手
人気薄戸崎騎手
 予想優先順位
1位
タイム
2位
戦績
3位
展開
4位
騎手
5位
コース特性
東京芝1600m【ヴィクトリアマイル】|有利枠・不利枠、騎手連対率の最新データ【開催終了ごとに更新】東京芝1600mのコースデータを徹底攻略|有利枠・不利枠・騎手ランクを公開...

東京芝1600mは、ほぼ標準の時計になっているが、開幕週ではかなり速い時計が出る。先週の東京芝も高速馬場で推移しており、今年の東京新聞杯も速い決着が予想される。

差し・追込みに有利なコースで、逃げ切りは難しい。

有利枠は1枠、2枠、4枠、7枠で、不利枠は3枠、6枠、8枠。

連対率3割を超える騎手は、ルメール騎手(ウンブライル騎乗予定)。

人気で安定しているのは、三浦騎手(ウインカーネリアン騎乗予定)と、石橋脩騎手(ドルチェモア騎乗予定)。人気薄なら戸崎騎手(コナコースト騎乗予定)。

東京新聞杯2024で人気、話題になりそうな馬

アヴェラーレ  評価:C
戦績ランク6位 スピードランク13位

戦績ランクは6位だが、相性の良いコースのトータル成績は【2 0 1 2】で悪くはない。掲示板を外したのは、3歳時のニュージーランドT15着だけ。今回の戦績レベルが高いので加点とまではいかないが、他項目の加点で十分取り戻せる。
オープンに昇級してから関屋記念勝ちを含めて、常に小差のレースを続けており、実績面では見劣らない。ただ、スピードランク13位なので、なるべく時計がかかってほしい

アスクコンナモンダ  評価:A
戦績ランク6位 スピードランク3位

相性の良いコースで【0 2 1 1】と安定はしているものの勝鞍がない。さすがに重賞メンバーに入ると、この戦績では強調できない。前走のキャピタルSでは、前半800m48.0秒のスローペースでも折り合いに進境を見せていたのは好材料
そのキャピタルSがレースタイム差-0.2で、3勝クラス勝ちの白川郷Sがレースタイム差-0.7。どちらかというと時計勝負に強いスピードタイプで、開幕2週目の馬場コンディションも味方になる

ウインカーネリアン  評価:C
戦績ランク6位 スピードランク11位

相性の良いコースで【4 2 0 4】の安定感。その中身も、去年の東京新聞杯勝ちに関屋記念勝ちと、今回のメンバーでは随一の実績を誇る。昨秋のBCマイルはさすがに勝手が違って11着に惨敗したが、日本のGIIIなら力上位の見立てでいいだろう。
関屋記念勝ちはレースタイム差+0.3と時計がかかっており、今回のスピードランク11位と振るわないが、去年の東京新聞杯勝ちはレースタイム差-1.7と、高速決着にも対応できる

ウンブライル  評価:C
戦績ランク10位 スピードランク9

相性の良いコースで行われたNHKマイルCで2着はあるものの、トータル成績が【0 2 0 1】で勝鞍がない。実績では引けを取らないが、重賞メンバーに入ると戦績面からは強くは推せない
そのNHKマイルCがレースタイム差+0.5で、その前のニュージーランドT2着がレースタイム差-1.2。時計不問で好走を続けているのは心強いが、スピードランク9位では、開幕2週目の東京芝が合っているとは言えない

コナコースト  評価:A
戦績ランク13位 スピードランク3

相性の良いコースで走ったのは、前走のターコイズSだけ。そのターコイズSが10着敗退では、戦績ランクは上がらない。また、相性の悪いコースで行われたエルフィンSで2着に来ているのも弱材料だ。
昨春の桜花賞2着がレースタイム差-2.7の超高速決着で、その前のチューリップ賞2着もレースタイム差-0.8の高速決着。今回もスピードランク3位にいるように、時計勝負に強いスピードタイプといえる。開幕2週目の東京芝は願ってもない舞台となり、コース替わりで前進を期待したい。

ジャスティンカフェ  評価:C
戦績ランク10位 スピードランク6位

相性の良いコースのトータル成績は【2 3 1 3】で、掲示板を外したのは前々走の毎日王冠7着だけ。相性の良いエプソムC勝ちもあり戦績面では見劣らないが、今回は戦績レベルが高く、2勝5連対でも戦績ランク10位と強くは推せない
前走のマイルCSが、レースタイム差-0.8の高速決着でコンマ1秒差の3着に好走しており、時計勝負にも対応できるスピードは持ち合わせている。ただ、今回はちょっと足らずのスピードランク6位と、若干時計がかかってくれると好走の可能性が高まる

ダノンタッチダウン  評価:E
戦績ランク14位 スピードランク15位

相性の良いコースで【0 0 0 2】とまったく走れておらず、逆に相性の悪いコースで【1 0 0 0】と走れており、とてもじゃないが、ここを狙ったローテーションとは思えない。戦績面からは強調できない。
直近の連対レースは朝日杯FSで、レースタイム差-1.0。その前のデイリー杯2歳Sがレースタイム差-1.7と高速決着に対応しているが、それ以降の4連敗でスピードランクは15位にまで落ちてしまっている。ここも時計がかからないと苦しい。

トゥードジボン  評価:A
戦績ランク10位 スピードランク1位

キャリア13戦で相性の良いコースで走ったことが一度もなく、ここ狙いのローテーションとはいえない。相性の悪いコースで【0 1 1 1】の連対実績も、今回に限っては心証を悪くしている。
2勝クラス勝ちの宝ヶ池特別がレースタイム差-0.2で、3勝クラス勝ちの清水Sがレースタイム差-0.9と、時計勝負になっても対応できるスピードは持ち合わせている。前走の京都金杯3着がレースタイム差+0.5で、やはり時計が速くなった方が良い。

フリームファクシ  評価:A
戦績ランク4位 スピードランク10位

相性の良いコースで走ったのは、デビュー戦(東京芝2000m)2着だけ。それ以降、相性の良いコースでも悪いコースでも走ったことがなく、ここは試金石になる。ただ、戦績面でマイナスがないので戦績ランクは4位と上位扱いになる。
直近の連対レースは昨年のきさらぎ賞で、レースタイム差は-1.8という超高速決着。しかし、その後のレースで一度も連対できておらず、スピードランクは10位にとどまってしまった。今回は多少時計がかかってくれないと厳しい

マスクトディーヴァ  評価:A
戦績ランク3位 スピードランク8位

相性の良いコースで【2 0 0 0】とパーフェクト。その中身もコースレコードをコンマ9秒更新した、破格のローズSが含まれており、実績面でも申し分ない。その後、秋華賞でもリバティアイランドに迫る2着と、その実力を証明してみせた。
それでいてスピードランクが8位にとどまっているのは、レースタイム差-1.1だった忘れな草賞で7着に敗れているから。時計が速くなっても対応できるが、多少時計がかかった方が好走の確率は高まるだろう

東京新聞杯2024の注目馬はマテンロウスカイ

今回、戦績項目とタイム項目の両方でプラスを計上した馬は、マテンロウスカイだけ。

戦績ランク1位 スピードランク3位

相性の良いコースで【1 1 2 0】の安定感。3勝クラスの難波S勝ちだけだが、その後のメイS、エプソムCで好走しており、馬券圏外になったことがないのは強材料

2着だったメイSがレースタイム差-1.1の高速決着で、前走のリゲルSがレースタイム差-0.6。時計が速い方が良いスピードタイプで、開幕2週目の東京芝は合っているはず。騎乗予定の横山典騎手もコースを得意にしており、連勝で重賞初制覇も視野に入った。


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