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【阪神大賞典2023の回顧】長距離戦らしからぬレースだったが4歳勢の強さが際立つ

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こんばんわ、ウキョーです。

先週は、土曜日のフラワーCしか的中しませんでしたが、なんとかプラスで終えられました。日曜の千葉Sのワルツフォーランが惜しかったですね。

各開催場の馬場差

3月18日(土)
   中山 芝+2.8
 中山ダート-1.0
   阪神 芝-0.3
   阪神ダート-1.1
   中京 芝+1.4
 中京ダート-2.2

 

3月19日(日)
   中山 芝+1.0
 中山ダート-1.7
   阪神 芝-0.7
   阪神ダート-0.6
   中京 芝+0.6
 中京ダート-1.4

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の中山は雨の影響が色濃く、芝の時計が遅く、ダートは時計が速かった。

阪神は、土日ともに芝もダートも速かった。

中京は、雨の影響で芝の時計はかかっており、ダートはかなり速かった。

長距離戦らしからぬレースだったが4歳勢の強さが際立つ/阪神大賞典2023回顧

馬場差-0.7で、レースタイム差-0.7

日曜の阪神芝は時計が速く、阪神大賞典もレースタイム差-0.7と速い決着。

アフリカンゴールドが逃げて、1000mごとのラップは64.9秒-63.3秒-57.9秒の超スローペースからの瞬発力勝負となった。

ラスト5Fがすべて11秒台というラップは、芝3000m以上のレースでは2002年天皇賞・春(勝ち馬マンハッタンカフェ)、2021年のダイヤモンドS(勝ち馬グロンディオーズ)くらいのもので、ここまでの後傾ラップは上りがかかる阪神では非常に珍しい。

勝った×ジャスティンパレスは、好スタートからアフリカンゴールドを行かせて2~3番手追走。折り合いも抜群で、スムーズな競馬ができていた。ただ、4コーナーでは◎ディープボンドに寄られて、一瞬ブレーキを踏んでいる。そこから巻き返して上り最速34.2秒なのだから、完勝と言っていいだろう。

新しい京都コースがどのようなコンディションにあるのかわからないが、従来のコースを踏襲しているのであれば、この瞬発力は大きな武器になる。

◎ディープボンドは、スタート直後、鞍上の和田竜騎手が押してポジションを取りに行った。それでも折り合いを欠かないのがこの馬の真骨頂。2番手を追走したものの、道中はシロニイにプレッシャーをかけられながらの競馬となり、スムーズな競馬とはいかなかった。内に×ジャスティンパレスがいただけに、鞍上の和田竜騎手も動くに動けない格好となり、最後の最後に伸びを欠いてしまった。

今回は展開のあやで5着敗退となったが、本番での巻き返しは期待できる。

1番人気△ボルドグフーシュは、ここまで出遅れが多かったが、今回はまともに好発を切り中団6番手追走。1週目のスタンド前で外へ出すと、いつも通りの4角まくりで直線スパート。最後は×ジャスティンパレスに切れ負けしてしまったが、前哨戦としては十分な内容。本番での再戦が楽しみになった。

群雄割拠の牡馬クラシック戦線なら面白いべラジオオペラの勝利/スプリングS 2023回顧

馬場差+1.0で、レースタイム差+0.9。

日曜の中山芝は時計がかかっており、スプリングSもレースタイム差+0.9と遅かった。

グラニットの逃げは、前半800m47.3秒-後半800m49.5秒のハイペース。レース上り12.4秒-12.2秒-12.6秒という消耗戦となった。

勝ったべラジオオペラは、ここまでの2連勝がともにスローペースの瞬発力勝負だったが、今回のハイペースにも難なく対応するセンスの良さ。さらに、今回は意図的にポジションを下げる競馬で結果をだしており、操縦性の高さも見せつけた。

◎オールパルフェは、好位4番手追走からの競馬だったが、残り1Fでは脚がなかった。馬場の影響も考えられるが、1800mは本質的に長いのかもしれない。マイルに戻して見直したい。

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