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【毎日王冠2023の回顧】GI馬2頭を抑えてエルトンバローズが重賞連勝

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こんばんわ、ウキョーです。

一気に涼しくなって、本格的に秋競馬が到来という感じです。
さて、先週の重賞はどれも見応えがあり、これから始まるGIレースが楽しみになってきました。

各開催場の馬場差

10月7日(土)
   東京 芝-1.8
 東京ダート+0.2
   京都 芝-0.9
 京都ダート-0.1
10月8日(日)
   東京 芝-0.7
 東京ダート+0.6
   京都 芝-1.3
 京都ダート-0.7
10月9日(日)
   東京 芝+0.7
 東京ダート-0.1
   京都 芝-0.7
 京都ダート-0.8

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の東京は開幕週らしく、土日の芝は時計が速く、ダートは時計がかかっていた。だが、日曜の夕方から雨が降り続いた結果、月曜は芝の時計が遅く、ダートは時計が速くなった。

京都も開幕週で、3日間開催の芝の時計はまずまず速かった。ダートはまちまちだが、月曜は雨の影響で高速馬場となった。

GI馬2頭を抑えてエルトンバローズが重賞連勝/毎日王冠2023回顧

馬場差-0.7、レースタイム差-0.8

日曜の東京芝は時計が速く、毎日王冠もレースタイム差-0.8と及第点の時計。

逃げたのはウインカーネリアンバビットフェーングロッテンも行かないものだから、前半800m47.9秒-後半800m45.8秒の超スローペース。

勝った◎エルトンバローズは、先行馬たちを前に見る好位4番手追走。思ったよりペースが緩くなり、絶好のポジションとなった。思い通りのポジションを取れるのはセンスの高さゆえで、同馬のストロングポイントでもある。

最後は苦しくなったか内にモタれてしまい、鞍上の西村淳騎手がムチを使えなくなってしまったが、猛追するGI馬2頭をハナ差、ハナ差抑え込んでの勝利。今後に弾みをつける意味でも、意義のある一勝となった。

1番人気×ソングラインは好スタートを決めたが、かかり気味になってしまい、鞍上の戸崎騎手が手綱を引くと、舌を越してしまった。結局最後まで舌を出したまま。これでハナ差2着まで追い込んでくるのだから、やはり力上位は確か。マイルに戻っての巻き返しに期待したい。

▲シュネルマイスターは後方10番手から、内枠を利して内の経済コースを選択。しかし、直線ではなかなか前が開かず、結局残り200m付近で諦めて大外へ誘導。そこからとてつもない脚を繰り出して、ハナ・ハナ差の3着には驚かされた。力は十分に示したし、本番に向けて上々の滑り出しと言っていい。

プラダリア久々の美酒で重賞2勝目/京都大賞典2023回顧

馬場差+0.1、レースタイム差+0.6

月曜の京都芝は、雨の影響で馬場差+0.1と時計がかかっており、京都大賞典もレースタイム差+0.6とかなり時計がかかっていた。

戦前の予想通りアフリカンゴールドが逃げ、前半1000m61.6秒-後半1000m59.8秒のスローペース。それでいて、レース上り35.9秒だから、タフなコンディションだったことが窺える。

勝った×プラダリアは、好発から3番手追走。アフリカンゴールド以外が出して行かなかった結果、楽にポジションを取ることができた。4コーナーでアフリカンゴールドが早めに仕掛けたため、すぐ後ろにいた×プラダリアにとっては進路の確保が容易になったのもプラスに作用した。

直線では◎ボッケリーニにぶつけられながらもスピードを落とさず、差し返す根性も見せた。古馬になって重賞ではチョイ足らずが続いていただけに、この勝利は×プラダリアにとっても価値があったといえる。

◎ボッケリーニは、折り合いを苦にするタイプではなく、このスローペースでも折り合いは完璧。好位5番手追走から、直線では一旦先頭に立つ見せ場たっぷりの競馬。ただ、スタート直後に△ディープボンドの前をカットし、直線では×プラダリアを弾き飛ばすという後味の悪い競馬となったのは、非常に残念だった。

1番人気△ディープボンドは、上記の通り、序盤で◎ボッケリーニに前をカットされ、大きくのけぞる不利を被ってしまった。この不利で後方からの競馬を余儀なくされた。しかし、直線で外に持ち出してから鋭く伸びて、小差の3着まで押し上げてきた。決してスムーズな競馬ではなかっただけに、悲観する内容ではない。

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