こんばんわ、ウキョーです。
先週は、金曜日にJBCがあって、土日はJRAで4重賞、日曜朝にはブリーダーズカップと、競馬ファンにとっては嬉しい忙しさでした。デルマソトガケ惜しかった!
各開催場の馬場差
東京 芝 | -1.0 |
東京ダート | -1.0 |
京都 芝 | -1.5 |
京都ダート | -0.5 |
福島 芝 | +-0 |
福島ダート | -0.3 |
東京 芝 | -1.2 |
東京ダート | -0.4 |
京都 芝 | -1.5 |
京都ダート | +0.1 |
福島 芝 | +1.2 |
福島ダート | +0.2 |
※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。
先週の東京は、土日ともに芝は高速馬場。ダートは土曜が高速で、日曜は標準やや速めといったところ。
京都は、芝は土日ともに超高速馬場となっていた。ダートは土曜はまずまず時計が出ていたが、日曜になって時計がかかり出した。
福島は、開幕週とは思えないほど芝の時計がかかっていた。ダートも、日曜になって時計がかかり出した。
完勝のセラフィックコールが堂々とGI戦線に殴り込み/みやこS 2023回顧
馬場差+0.1、レースタイム差+1.3
日曜の京都ダートはほぼ基準通りの馬場コンディションだったが、みやこSはレースタイム差+1.3とかなり時計がかかっていた。
▲ペプチドナイルの逃げは前半800m48.8秒-後半800m49.7秒の平均ペースだったが、3F目から12.9秒-12.5秒と時計を要しており、さらにラスト2Fも12.6秒-12.7秒と速くならなかった。
これは、改修後の京都ダートの特徴ともいえる。馴染んでくれば従来通りの時計が出るようになると思っていたが、今開催も時計はかかったまま。おそらく、今後はこれが京都ダートのスタンダードになっていくのだろう。
さて、勝った◎セラフィックコール。相変わらずスタートが決まらず、今回も後方からの競馬になってしまった。道中はやる気がないような走りで、鞍上のM・デムーロ騎手が追い通しだったが、ひとたびエンジンがかかるとその脚力は本物。前を行く馬を並ぶ間もなくかわし、上り最速36.1秒で後続に3馬身差。
良くも悪くも頭がいいのだろう。馬自身が競馬のことをよくわかっている。このまま余計な矯正はせず、のびのびと走らせてあげてほしい。
ハイラップ戦を制しコラソンビートが堂々の勝ち名のり/京王杯2歳S 2023回顧
馬場差-1.0、レースタイム差-1.7
土曜の東京芝は時計が速く、京王杯2歳Sもレースタイム差-1.7のレコード決着となった。
逃げたのは◎ジャスパーノワールで、前半600m34.2秒-後半600m34.9秒の平均ペース。とはいえ、最初の1Fも12.3秒と速く、その後はもっとも時計を要しても11.8秒と、かなりのハイラップを刻んだ。
勝った〇コラソンビートは、このペースを中団6番手追走。◎ジャスパーノワールが一人飛び出した格好だったが、意外と後続は縦長の展開となり、〇コラソンビートももまれることなくスムーズな競馬ができていた。
直線も楽に進路を確保できており、上り33.2秒の瞬発力を発揮した。ラスト2Fは11.8秒-11.5秒の加速ラップで、距離が延びても問題なさそうだ。
◎ジャスパーノワールは、外から出して行って、かかるほどではなかったが終始力んだ走りになっており、まだまだ馬が若い。それでも、このハイラップでコンマ9秒差に踏みとどまっており、自己条件なら勝ち負けだろう。