こんばんわ、ウキョーです。
先週は、金曜日にJBCがあって、土日はJRAで4重賞、日曜朝にはブリーダーズカップと、競馬ファンにとっては嬉しい忙しさでした。デルマソトガケ惜しかった!
各開催場の馬場差
東京 芝 | -0.6 |
東京ダート | -0.2 |
京都 芝 | -0.6 |
京都ダート | +0.5 |
福島 芝 | +1.1 |
福島ダート | +0.3 |
東京 芝 | -0.3 |
東京ダート | +0.2 |
京都 芝 | -0.1 |
京都ダート | +1.2 |
福島 芝 | +1.2 |
福島ダート | +1.0 |
※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。
先週の東京は、土日ともに芝が速くて、ダートは時計がかかっていた。
京都は、土曜の芝は速かったが、日曜芝は時計がかかり出した。ダートはかなり時計がかかっていた
福島は、土日ともに芝もダートも時計がかかっていた。
ブレイディヴェーグが世代レベルの高さを証明する勝利/エリザベス女王杯2023回顧
馬場差-0.1、レースタイム差-1.0
日曜の京都は、若干時計がかかっていたが、エリザベス女王杯はレースタイム差-1.0と速い決着になった。
レースは、アートハウスが逃げて前半1000m61.1秒-後半1000m59.6秒のスローペース。それでいて後続が離れる縦長の展開になっており、2番手以降は輪をかけてスローペースだったと思われる。
勝った×ブレイディヴェーグは、今回はタイミングが合って悪くないスタートを切ったが、相変わらず駐立が悪くて、発馬には課題を残した。道中は5番手の内を追走。鞍上のルメール騎手が狙っていたかはわからないが、×ブレイディヴェーグが動かないため後続も動けず、スローなのに縦長という珍しい展開となった。
残り800m付近からペースが上がり、上り4Fは11.8秒-11.6秒-11.5秒-12.0秒というハイラップとなった。×ブレイディヴェーグ自身の上りは34.4秒と目立たないが、長く良い脚を使っている。この大一番で瞬発力だけの馬ではないことを証明した格好となり、今後が非常に楽しみになる勝利だったといえよう。
◎サリエラは、いつも通り後方からの競馬。4角で他馬が仕掛けて詰めにかかるも、◎サリエラはなかなかエンジンがかからず、最後方までポジションを下げている。しかし、ギアが上がってからは鋭く伸びてきており、上り最速34.2秒で6着まで詰め寄った。
かなりじれったい競馬となったが、やはり東京向きなのだろうか。今後も差し届かずといった競馬が増えそうだが、通用する力は見せた。
ドライスタウトが高速決着を制してGI獲りへ手応え十分/武蔵野S 2023回顧
馬場差-0.2、レースタイム差-1.8
土曜の東京ダートはそれほど速い馬場コンディションではなかったが、武蔵野Sはレースタイム差-1.8の超高速決着。これには驚かされた。時計面では最大級の評価ができる。
メイショウウズマサが逃げ、前半800m46.3秒-後半800m48.9秒の超ハイペース。
勝った▲ドライスタウトは、このペースを5番手追走から、上り36.0秒だから強かった。レース上りが12.1秒-12.2秒-12.5秒とかかっているが、前半のペースを考えると、意外とラップは落ちていない。かなりレベルの高いレースとなり、とくに先行・好位組にとっては厳しい展開となった。
そんな中、2着以下に1+3/4馬身差で勝ち切った▲ドライスタウトは、最大級の賛辞を与えたい。1F延びるチャンピオンズCは未知数ではあるが、来年のフェブラリーSでは主役を張れるだろう。
◎タガノビューティーは、ほぼ最後方から上り最速35.6秒で2着。いつも通りの競馬であり、道中もスムーズな競馬ができていた。最後の直線も外へ出してよく伸びており、これで届かないのであれば諦めもつく。
今回は相手が強かったもので、この馬も重賞制覇は間近だと思いたい。