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【エリザベス女王杯の回顧】ブレイディヴェーグが世代レベルの高さを証明する勝利

エリザベス女王杯の回顧
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こんばんわ、ウキョーです。

先週は、金曜日にJBCがあって、土日はJRAで4重賞、日曜朝にはブリーダーズカップと、競馬ファンにとっては嬉しい忙しさでした。デルマソトガケ惜しかった!

各開催場の馬場差

11月11日(土)
   東京 芝-0.6
 東京ダート-0.2
   京都 芝-0.6
 京都ダート+0.5
   福島 芝+1.1
 福島ダート+0.3
11月12日(日)
   東京 芝-0.3
 東京ダート+0.2
   京都 芝-0.1
 京都ダート+1.2
   福島 芝+1.2
 福島ダート+1.0

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の東京は、土日ともに芝が速くて、ダートは時計がかかっていた。

京都は、土曜の芝は速かったが、日曜芝は時計がかかり出した。ダートはかなり時計がかかっていた

福島は、土日ともに芝もダートも時計がかかっていた。

ブレイディヴェーグが世代レベルの高さを証明する勝利/エリザベス女王杯2023回顧

馬場差-0.1、レースタイム差-1.0

日曜の京都は、若干時計がかかっていたが、エリザベス女王杯はレースタイム差-1.0と速い決着になった。

レースは、アートハウスが逃げて前半1000m61.1秒-後半1000m59.6秒のスローペース。それでいて後続が離れる縦長の展開になっており、2番手以降は輪をかけてスローペースだったと思われる。

勝った×ブレイディヴェーグは、今回はタイミングが合って悪くないスタートを切ったが、相変わらず駐立が悪くて、発馬には課題を残した。道中は5番手の内を追走。鞍上のルメール騎手が狙っていたかはわからないが、×ブレイディヴェーグが動かないため後続も動けず、スローなのに縦長という珍しい展開となった。

残り800m付近からペースが上がり、上り4Fは11.8秒-11.6秒-11.5秒-12.0秒というハイラップとなった。×ブレイディヴェーグ自身の上りは34.4秒と目立たないが、長く良い脚を使っている。この大一番で瞬発力だけの馬ではないことを証明した格好となり、今後が非常に楽しみになる勝利だったといえよう。

◎サリエラは、いつも通り後方からの競馬。4角で他馬が仕掛けて詰めにかかるも、◎サリエラはなかなかエンジンがかからず、最後方までポジションを下げている。しかし、ギアが上がってからは鋭く伸びてきており、上り最速34.2秒で6着まで詰め寄った。

かなりじれったい競馬となったが、やはり東京向きなのだろうか。今後も差し届かずといった競馬が増えそうだが、通用する力は見せた。

ドライスタウトが高速決着を制してGI獲りへ手応え十分/武蔵野S 2023回顧

馬場差-0.2、レースタイム差-1.8

土曜の東京ダートはそれほど速い馬場コンディションではなかったが、武蔵野Sはレースタイム差-1.8の超高速決着。これには驚かされた。時計面では最大級の評価ができる。

メイショウウズマサが逃げ、前半800m46.3秒-後半800m48.9秒の超ハイペース。

勝った▲ドライスタウトは、このペースを5番手追走から、上り36.0秒だから強かった。レース上りが12.1秒-12.2秒-12.5秒とかかっているが、前半のペースを考えると、意外とラップは落ちていない。かなりレベルの高いレースとなり、とくに先行・好位組にとっては厳しい展開となった。

そんな中、2着以下に1+3/4馬身差で勝ち切った▲ドライスタウトは、最大級の賛辞を与えたい。1F延びるチャンピオンズCは未知数ではあるが、来年のフェブラリーSでは主役を張れるだろう。

◎タガノビューティーは、ほぼ最後方から上り最速35.6秒で2着。いつも通りの競馬であり、道中もスムーズな競馬ができていた。最後の直線も外へ出してよく伸びており、これで届かないのであれば諦めもつく。

今回は相手が強かったもので、この馬も重賞制覇は間近だと思いたい。

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