極限のスタミナ勝負で明暗分かれたキタサンブラックの圧勝劇【天皇賞(春)のタイム分析】

 

こんばんわ、ウキョーです。
先週の天皇賞(春)は、もの凄いレースになりましたね。
超ハイペースのスタミナ勝負となり、キタサンブラックの強さばかりが際立ちました。

各開催場の馬場差

4月29日(土)
東京 芝  -1.1 
東京ダート +0.2 
京都 芝  -1.5 
京都ダート +0.1 
新潟 芝  -0.6 
新潟ダート +1.4 

各開催場の馬場差

4月30日(月)
東京 芝  -1.0 
東京ダート +0.3 
京都 芝  -1.3 
京都ダート +0.3 
新潟 芝  -0.1 
新潟ダート +1.5 

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の東京は、開幕2週目で芝の時計が速く、ダートの時計はかかっている。

京都も東京と同じような感じで、芝の時計が速く、ダートが遅い。京都の芝はそもそも時計が速いコースが多いので、時計勝負に強くないと厳しかった。

新潟は、開幕週のわりには芝の時計がそれほど速くない。また、想定以上にダートの時計がかかっている。

極限のスタミナ勝負で明暗分かれたキタサンブラックの圧勝劇/天皇賞(春)

×キタサンブラックが貫録の勝利で、春天連覇を達成した。

馬場差-1.3で、レースタイム差-4.0。

勝ちタイムは3.12.5。
もはや更新されないだろうと思っていたディープのレコードを、コンマ9秒も更新するという、とんでもない時計である。
前半1000m58.3秒-中盤1000m61.4秒-後半1000m60.6秒というハイペースで、3000m通過は3.00.3という凄まじいタイム。

このラップを2番手追走から4角先頭で押し切った×キタサンブラックは、掛け値なしに強い。
能力も、もうそろそろ頭打ちからと思いきや、まだまだ成長しているのだから底知れない。

究極のスタミナ勝負でありながら、高速決着に対応できるスピード能力も要求されるという、まさに地力勝負。
少なくとも、この距離では×キタサンブラックに敵はない。

2強の一角でありながら3着に敗退した▲サトノダイヤモンドは、スローの瞬発力勝負で真価を発揮するタイプなので、このペースでは勝ち目はない。
にも関わらず3着なら、かなり頑張っている。
少しでもペースが落ちれば巻き返す力はある。ただ、今回の○ヤマカツライデンのように、ペースを上げてくる馬がいる場合、取りこぼしも考えた方が良い。

2着シュヴァルグランは、ハイペースのスタミナ勝負となったことで勝機が生まれたが、今回は相手が悪かったとしか言えない。
×キタサンブラックとの違いは、高速決着への対応力。スローペースでは切れ負けしてしまうので、今後もペースしだいとなりそう。

◎ディーマジェスティは、ハイペースの地力勝負に高速決着と、千載一遇のチャンスとなったが、1.0秒差の6着まで。
敗因は距離だろう。
パドックで見たら、去年より馬体が伸びずにまとまっており、今では距離に限界がありそう。今後は、マイルから2000mくらいでのレースが見てみたい。

とりあず、今年の天皇賞(春)はかなりタフなレースとなったので、出走各馬はここで休養を取ってほしい。
とくに、高速決着向きでないスピリッツミノルトーセンバジルプロレタリアトあたりは、夏は全休でもいいくらい。


ダービーへ視界良好アドミラブル完勝/青葉賞

ダービートライアルの青葉賞は、1番人気▲アドミラブルの圧勝で、ダービーでも楽しみな存在となりそうだ。

馬場差-1.1で、レースタイム差-3.2。

時計が出る馬場だったとはいえ、青葉賞のレースタイム差-3.2は抜群に速い。
レースは、序盤800m47.3秒-中盤800m49.2秒のミドルペースを、最後方にいた▲アドミラブルが一気に仕掛けたため、先行勢には苦しい展開となった。
ラスト3Fが11.8秒-11.4秒-12.0秒だから、それほど瞬発力勝負にもなっておらず、▲アドミラブルの地力が勝ったレースである。
2着以下に2馬身半差は圧倒的で、現状では2着以下の馬たちでは太刀打ちできない。

ダービーへ向けて視界良好となったが、レース後の陣営コメントに「長く押していたので負担がなければよいのですが」とあるように、疲労の蓄積だけが心配。

◎トリコロールブルーは、直線に入ってまったく伸びておらず、今回のレースを見る限り2400mは長い。
時計勝負には強いはずなので、距離短縮で見直したい。

 

3歳戦の注目馬はアンティノウス/500万下(東京ダ1600m)

先週の3歳戦で、もっとも見どころがあったのは、土曜の東京第7Rに行われた500万下戦(ダ1600m)である。

馬場差+0.2で、レースタイム差-1.2。

この日、東京ではダート戦が7鞍組まれていたが、レースタイム差が-1.0より速かったのは、このレースだけ。
レースも、3F目までのラップが12.3秒-10.8秒-11.8秒で、ラスト3Fが37.0秒のハイペースで、レースレベルも高かった。

このペースを、アンティノウスは3番手追走から、直線抜け出すと、後ろを見る余裕を見せながら2着馬に4馬身差の圧勝。
ハイペースで結果を出せたことは次走への糧となるはずで、時計が速いコースならオープンでも即通用。
ユニコーンS(東京ダ1600m)に出走してきてほしい。
 
 

次走の注目馬・ヒーズインラブ

日曜 新潟第11R 谷川岳S・芝1600m 7着ヒーズインラブ

新潟芝1600mは時計が速くなるコースで、日曜の新潟芝の馬場差は-0.1。
それなのに、谷川岳Sのレースタイム差は+1.4とかなり時計が遅かった。そのため、時計勝負に強い馬たちは揃って討ち死にした。
勝ったウインガニオンがスピードランク7位、2着◎ダノンリバティが同8位だった。

この時計では、スピードランク1位のヒーズインラブには厳しい戦いとなった。
その上、出負けしてダッシュがつかず、800m通過48.1秒のスローペースではお手上げ状態。
それでもラスト33.5秒で上がって、コンマ5秒差の7着なら、初オープンとしては上々。

次走以降、時計が速くなるコースに替われば上位争いが期待できる。
 

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