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【キーンランドCの回顧】新たな一面を見せたヴェントヴォ―チェのスプリント能力

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こんばんわ、ウキョーです。

WASJは武豊騎手が優勝しましたね。50歳を過ぎて、いまだ最前線で活躍しているのは、本当に頭が下がります。おめでとうございました!

各開催場の馬場差

8月27日(土)
   新潟 芝-0.7
 新潟ダート-0.2
   小倉 芝-1.9
   小倉ダート-0.2
   札幌 芝+0.5
   札幌ダート-1.0
8月28日(日)
   新潟 芝-0.4
 新潟ダート-1.4
   小倉 芝-1.9
   小倉ダート-0.6
   札幌 芝+0.5
   札幌ダート-0.3

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の新潟は、土日ともに芝もダートも時計が速かった。

小倉も、土日両日ともに芝もダートも時計が速い。

札幌は、土日ともに芝の時計がかかっており、ダートは時計が速かった。

新たな一面を見せたヴェントヴォ―チェのスプリント能力/キーンランドC

馬場差+0.5で、レースタイム差+0.7

日曜の札幌芝は時計がかかっており、キーンランドCもレースタイム差+0.7と時計がかかっていた。◎ヴァトレニの逃げは前半600m34.5秒-後半600m34.6秒の平均ペース。上り最速が、勝った〇ヴェントヴォ―チェの34.0秒だから、ラップ面からはそれほど評価できない。

勝った〇ヴェントヴォ―チェは、出脚がつかずに後方からの競馬。それでも道中はスムーズな競馬で、3角過ぎから徐々にポジションを上げて行き、直線入り口では好位に取りつく。

前回の福永騎手のコメントで「他馬を気にして割って出られなかった」とあったが、今回は前を行く×ウインマーベルが直線で外にヨレたことで進路がポッカリ空いた。他馬を気にする○ヴェントヴォ―チェにとっては最良の展開となった。

とはいえ、スピードランク1位だったように時計勝負に強い〇ヴェントヴォ―チェが、この時計で勝ち切ったことには価値がある。時計不問での好走は、スプリント能力の高さ故だろう。本番のスプリンターズSも楽しみになった。

2着の×ウインマーベルは、最後の直線で鞍上の松山騎手が、ムチを打てば打つほど外へヨレて行く。前走の葵Sではそんなことはなかっただけに気になった。とはいえ、本番前に分かったことで、陣営も修正を施してくるだろう。

◎ヴァトレニは、馬場が悪くなった内をついてコンマ2秒差の3着。他馬が内を避けて外を回す中で、終始内を回ってきた。これが陣営の作戦なのだろう。もう少し外へ出してくれても……、と思うのは結果論。外を回していたら3着も怪しかった可能性はあるわけで、今回はこの競馬が◎ヴァトレニにとっての最善だったのだろう。


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